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〔ORX-005〕ギャプランTR-5[ファイバー]の変更点

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!!!ギャプランTR-5[ファイバー]
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,ORX-005
,兵器区分,領域支配MA(Area Dominance MA)
,所属,ティターンズ
,パイロット,ウェス・マーフィ
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,藤岡建機
,初出作品,[[ADVANCE OF Ζ〜ティターンズの旗のもとに]]
,参考文献,1/144HGUC ギャプランTR-5[フライルー] インストほか

!!スペック
,項目,内容
,全高,Unknown
,頭頂高,Unknown
,本体重量,Unknown
,全備重量,Unknown
,ジェネレータ出力,Unknown
,スラスタ推力,Unknown
,装甲材質,ガンダリウム合金
,開発,オークランド研究所

!複合防御バインダー
 TR-5[ファイバー]の守りの要となる複合防御バインダー。対ビーム兵器用のIフィールド・ジェネレーターと,対実体弾防御用の拡散ビーム砲が装備されており,ムーバブル・フレームで母体となるギャプランの腕にジョイントされている。

!耐熱フィールドユニット
 機体下部の耐熱フィールドユニットからは,冷却ガスが噴射され,大気圏再突入時の高温の摩擦熱から機体を守る。これはTR-4[ダンディライアン]に用いられた物と同様のシステムである。

!ロケットブースター
 地上から打ち上げて大気圏を離脱させるためには,巨大なロケットブースターを必要とする。弾道軌道での侵攻の場合,最も無防備になるのが,打ち上げから大気圏に再突入するまでの間である。打ち上げ中は速度も遅く,迎撃されやすいため,可能な限り大推力を活かして短時間で大気圏を離脱することが望ましい。

!!武装
!ビーム・キャノン
 ムーバブル・シールド・バインダーに内蔵されている。
 ビーム発振器がバインダー内のジェネレーターに直接接続されている「直結型」のため,レスポンスと出力が非常に高い。

!ビーム・サーベル
 サイドアーマー内にマウントされている。
 ロング・ブレード・ライフルが,格闘戦用の武器としても使用できるため,補助的な装備となっている。

!!概要
 オーガスタ研究所が開発し,ティターンズによって運用されたORX-005ギャプランをティターンズ・テスト・チーム(以下,T3)が独自に改修した機体。
 型式番号は,ORX-005と変更されていない。

 ファイバーは,ギャプランをベース機として同機が持つ機体特性はそのままにコンセプトを変更した機体として開発された機体である。元々ギャプランは,宇宙用として開発された機体ではあったが,設計時のプラン変更でその用途を高々度迎撃にあわせた機体として完成している。ファイバーは,これをさらに「弾道機動による超音速侵攻」に限定して,特化させた機体なのである。
 このため,単独,もしくは小隊単位での敵拠点への侵攻という,非常に危険度の高い任務を遂行することとなり,これを少しでも解消しようということから機体の攻撃力の向上だけではなく,防御力の向上にも大きく力が入れられた結果,その機体サイズは通常のモビルアーマーのサイズすら凌駕する様な巨体となってしまった。そのため,宇宙空間で移動した際には,艦艇の格納庫に収まりきらず,ワイヤーで牽引されたほどであった。

 本来の運用は,地上から一旦大気圏上層部(ほとんど空気抵抗がなくなる実質的な宇宙空間)に離脱し,そこから大気圏へ再突入し,通常の迎撃機や迎撃兵器が迎撃不可能なレベルの速度で,目標地点に侵攻するという極めて特殊な運用となる。また,逆に大気圏外から,大気圏へ再突入し目標へと侵攻する様な運用も可能であり,危険度も高いが効果も大きな戦術を想定している。
 いわば,人間の乗ったICBM(大陸間弾道ミサイル)であり,目標到達後,目標を視認しながら攻撃が可能なぶんだけ,ファイバーの方が戦略的効果は大きいだろう。

 最大の特徴は,コアユニットとなっているギャプランのアクティブスラスターを取り外し,この部分を支点に巨大な巨大な複合防御バインダーを装備していることである。また,コアユニットであるギャプラン本体にも強化パーツが追加され,この複合バインダーの保持を助けている。
 この複合防御バインダーは,対ビーム兵器用のIフィールド・ジェネレーターと,対実体弾防御用の拡散ビーム砲が装備されており,ムーバブル・フレームで母体となるギャプランの腕にジョイントされており,MA形態でもある程度の自由度を保持している。(また,小隊MSの懸架も装備されている。)この装備は,敵の攻撃を「避ける」のではなく「耐える」ためのもので,積極的にあいて攻撃に対する対応を行った,アクティブな防御装置といえる。
 また,MS形態では左右のバインダーがそれぞれ分割され,4つの可動スラスターとして機能,空中戦における運動性を向上させる役割を果たすこととなる。同時に,各々に拡散ビーム砲が5門ずつ装備されているため,MS形態のファイバーは機体の全周囲に対して低火力ながらも攻撃を行うことができる。これは,ファイバーが不得手な接近戦においても有効な攻撃手段となっているのである。(もちろん,ファイバー自体は地上戦は事実上不可能であり,「飛行可能な時間全て」を拠点攻撃に割り振るための装備でもある。)

 ファイバーには,これ以外の装備も(主にバインダーに)用意されている。例えば,大気圏離脱用の大推力スラスター,再突入時に機体を大気との摩擦熱から守る機体冷却システム(耐熱フィールドユニット)などであり,これに大気圏離脱用の超大型ロケットブースター(打ち上げ時が最も無防備となるため,これを解消するために用意された)などを含めて,「弾道機動による超音速侵攻」機ファイバーのひとつのパッケージとなる。

 実際の運用時には,T3チームのウェフ・マーフィーが搭乗し,ガンダムTR-1[ヘイズル]とTR-4[ダンディライアン]を伴い,大気圏外からカムチャッカ半島のジオン残党基地を襲撃した。

!!引用
!GUNDAM WAR 変革の叛旗 ティターンズ U-174
 TR-5[ファイバー]のMS形態。分割したバインダーを可動スラスターとする事で運動性が向上している。敵陣深くに潜入した後,胸部の新型爆弾を直接投下する事で目標を確実に破壊する。

!!備考
!1
 以下に示すラフ画をベースとした仕様と,概要部で触れた各種仕様は現在分割登録するかどうかを保留している。

・TR-5ガンダムタイプ頭部バリエーション [RX-272型]
 ファイバー(フライルー)の頭部は,ヘイズルでの実験結果で実証された敵への心理効果に基づき,ヘイズル型ガンダムヘッドに改修されている。
 そのため,T3でファイバーをファイバーガンダムという愛称で呼ぶこともある。
 また,RX-272ハーピュレイタイプの頭部を搭載してテストしたとも言われる。

!2
 AOZ第1話におけるエリアルド搭乗のギャプランが,フライルーの2号機にあたる。
 当時,設定が完全に固まっていなかったこともあり,通常のギャプランとして描写されている。

!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
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{{category MS/MA・O}}
{{category モビルスーツ・AOZ}}
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!!ノート
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