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アカツキ
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | ORB-01 |
兵器区分 | 指揮官用ワンオフMS |
所属 | オーブ連合首長国 |
パイロット | カガリ・ユラ・アスハ ネオ・ロアノーク(ムウ・ラ・フラガ) |
製作データ | |
デザイナー | 大河原邦男 |
初出作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY |
参考文献 | HobbyJapan 電撃ホビーマガジン ガンコレ ミーティアユニットSEED DESTINY GUNDAM WAR FRIDAY DYNAMITE オレたちのガンプラ伝説 他 |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 18.74m |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | 67.6t(#1) |
全備重量 | Unknown |
重量 | 69.6t |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
GCガシャポンウォーズパスワード | 4イキヨウヨウ(4意気揚々) |
#1:オレたちのガンプラ伝説
武装
72D5式ビームライフル"ヒャクライ"
その形状は,GAT-X105で用いられたビームライフルに近い。
フォアグリップを撤廃し,変わりにビームサーベルを銃剣状に使用するためのマウントが設けられている。
73J2式試製双刀型ビームサーベル
試製71式防盾
シールドは局面が多用された他のMSに類を見ない形状。これは,ビーム兵器に対しては圧倒的な防御力を誇るアカツキに対して,未だ残る実体弾兵器から機体を守るための物。
鏡面処理装甲「ヤタノカガミ」
概要
ORB-01アカツキは,オーブ連合首長国において,元の首長であったウズミ・ナラ・アスハが後のオーブを憂い,娘であるカガリ・ユラ・アスハに残した機体である。
いわば,オーブの理念を実現するための機体とも言えるもので,最大の特徴はその全身を覆う特殊コーティング「ヤタノカガミ」である。
オーブの理念としては,中立を保つためにはそれを守る力も必要であるというものであり,かつてヘリオポリスで大西洋連邦の「G」の建造に協力した際も(表向きはオーブ内の民間企業であるモルゲンレーテの協力ではあったが)そのデータを極秘に盗用し,オーブ独自のMSを建造している。これらのオーブ独自のMS,アストレイシリーズ(※1)は,ヘリオポリス崩壊の際にそれぞれが新たなユーザーの元へと所有権が移り,独自の運用を行われることとなった。
しかし,そのデータは活かされ,M1アストレイが誕生することとなる。
このM1アストレイは,あくまでプロトタイプであるアストレイの簡略化した量産型という位置づけであり,戦力としては連合のストライクダガーやザフトのジンと同程度の機体に過ぎなかった。(とはいえ,それはOS問題などの複合的な要因があったが故であり,単機としての性能は,当初からこれらを上回っていたと言えるだろう。)
一方,連合の「G」のデータには,様々な特殊装備を施した機体が存在し,オーブとしてもそれらのデータをどうにかして手に入れようとしていたのだが,PS装甲関連のデータはどうしても入手することができなかった(※2)。(そのため,オーブ側の量産MSであるM1にはPS装甲は採用されていないのである。)
だが,いわゆるフラッグシップ機には,新技術による強固な装甲を搭載する必要もあり,GAT-X105系の入手したデータを元に建造が進められたのが,アカツキである。
本機は,実のところオーブにGATシリーズのデータが渡って以降,すなわち停戦前から建造が進められていたが,様々な新技術が導入されるまでのトラブルと,M1の開発優先のため建造が中断しており,ムラサメの完成後,ウズミの意志を継いだスタッフによって,完成させられたものである。
そのため,機体そのものの構造は,GAT-X105ストライクに近い構造となっており,開発における機体コンセプトもストライクとほぼ同等である。(追加バックパックであるオオワシは,まさにエールストライカーと同コンセプトである。また,その接続ジョイントもストライクのものを継承したような形であり,場合によっては,ストライク用のストライカーパックの運用も可能ではないかと推測される。)
先に記した「ヤタノカガミ」のように,基本的には「目立って攻撃を引きつける」機体である。CE71以降主流となったビーム兵器に対しては,ほぼ完全な防御を誇り(※3),これをヤタノカガミで跳ね返しながら,戦線を引っかき回すといった使い方をされるのがこの機体であると考えられるのである。そのため「撃たれること」こそが前提であり,防御力を強化するのは当然とも言える。
そういった意味では,フリーダムとは違う視点で,1対多数の戦闘を前提とした機体と言えるだろう。特に後述するシラヌイは,その力をさらにフリーダム同様積極的に展開するためのものであり,この機体が決戦兵器的立場であることをより一層明確化している。
オーブの地球連合との共同作戦のときにアークエンジェルに身を寄せていたカガリが本機を使用し,その後の最終決戦においては,ネオ・ロアノーク(ムウ・ラ・フラガ)が使用した。
※1 アストレイシリーズ
ゴールドフレーム,レッドフレーム,ブルーフレームの3機。
いずれも数奇な運命をたどることとなる。
※2 PS装甲関連〜
詳細は,ゴールドフレームの項目で記述するが,ゴールドフレームのために入手したブリッツの腕によって初めてPS装甲の情報がオーブに渡ったのである。
また,アークエンジェルがオーブに寄港した際にパイロットのキラから提供されたデータと機体の解析により,改めて「G」関連のデータがオーブに渡っている。
※3 ほぼ完全な〜
実際,GAT-Xシリーズの時点で,既にシールドの対ビームコーティングが完全に近く,これによりシールドで受けきった場合,かなりの確率でビーム兵器は防げていた。また,GAT-X105のシールドによりドミニオンの陽電子破城砲(ローエングリン)を防いでいる(ただし,このときはGAT-X105が耐えきれずに破砕している)ことからも,この技術を応用強化することで一般的なビーム兵器への対応は可能となったということだろう。そして,そのコストが高いため,一般的なMSは,シールドのみに施している,ということではないだろうか。
なお,本来アカツキがヤタノカガミを装備した理由のひとつが,ビーム兵器主体の兵装になることを想定したことであったのだが,プラントと地球連合の停戦後もミサイルなどの実体弾兵装がかなり残っていたため,急遽盾を装備することになったと言われている。
引用
FRIDAY DYNAMITE 8/20増刊号 オレたちのガンプラ伝説
オーブ連合首長国の前代表・ウズミが娘のカガリに遺した金色のMS。大気圏内では「オオワシ」,宇宙では「シラヌイ」という換装パックを装備する。最大の特徴は機体を金色に見せるミラーコーティング装甲「ヤタノカガミ」で。最終戦では陽電子砲を盾で受け止めアークエンジェルの危機を救った。
備考
HGでは,ヤタノカガミを再現するために「メッキ」という定番の手法が採られたが,食頑のG-FLEXでは,機体その物をクリアイエローの塩ビで抜くという思い切った手法が採られている。個人的には,この発想に一本取られた(^^;
関連項目
編集者
[MS/MA・O]
[モビルスーツ・SEED2]
最終更新時間:2012年06月10日 04時16分55秒
ノート
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脚注