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ガンダムヴァサーゴ・チェストブレイク
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | NRX-0013-CB |
兵器区分 | 高出力型モビルスーツ |
所属 | 地球連邦軍(新) |
パイロット | シャギア・フロスト |
製作データ | |
デザイナー | 石垣純哉 |
初出作品 | 機動新世紀ガンダムX |
参考文献 | 1/144 プラモデルインストラクション ほか |
登場話 | 34話〜 |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | Unknown |
頭頂高 | 17.8m |
本体重量 | 8.3t |
全備重量 | Unknown |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
装甲材質 | ルナ・チタニウム? |
黒歴史コード | 09-8135277 |
ラジエーターブレード
メガソニック砲の強化に伴いエネルギー放出時の発熱は改良前とでは大きく変わった。このため,冷却装置である羽根にも改良の必要が発生し,この形となった。
6枚の扇状に展開するシステムを採用したことによって,前機より放熱効率を向上させている。
武装
トリプルメガソニック砲
今まで腹部に内蔵していた大型のビーム砲「メガソニック砲」が,胸部に2門追加され3門となった。
その威力は,大型戦艦級の厚い装甲を瞬時に蒸発させる。腹部をのばし,さらに胸部の外装を開いて発射する姿は,まるで顔面の肉を削ぎ落とされた悪魔の断末魔のようである。
ビームサーベル
接近戦用の定番装備。
ストライククロー
従来からの武装で,両腕に装備した接近戦用兵器。
特殊金属を使用していて,敵モビルスーツの装甲を軽々と貫通する威力を持っている。
それ自体が伸縮自在で,メガソニック発射時はアンカーとしても使用する。
クロービーム砲
従来からの武装で,ストライククローの先端に装備されたビーム兵器。
伸縮自在のストライククローと併用すれば,相手パイロットを幻惑することも可能。
頭部バルカン
概要
NRX-0013-CB《ガンダムヴァサーゴ・チェストブレイク》は,NRX-0015-HC《ガンダムアシュタロン・ハーミットクラブ》と共に「政府再建委員会」が開発したガンダムタイプと呼ばれるモビルスーツタイプの一種で,NRX-0013《ガンダムヴァサーゴ》を強化改装した機体である。
第7次宇宙戦争当時,地球連邦軍が搭載したガンダムタイプと呼ばれるモビルスーツは,フラッシュシステムと呼ばれる特殊機構を組み込んだ決戦兵器に分類されるモビルスーツで,ニュータイプパイロットが搭乗した場合,ほぼ同性能のビットモビルスーツを12機同時に運用することが可能であった。しかし,フラッシュシステムの開発能力は失われており,また,ニュータイプパイロットも存在しなかったことから,地球連邦政府の復活をもくろむ「政府再建委員会」では,ガンダムタイプモビルスーツの強力な戦闘能力の再現を前提とした新たなモビルスーツを開発した。この時開発された機体が,アシュタロンとヴァサーゴなのである。
2機はパイロットであるフロスト兄弟の持つ能力に適合する形でチューンナップされており,新地球連邦政府の設立のために暗躍したのだった。
特徴
チェストブレイクの改装においては,攻撃型モビルスーツとして極めて高火力の機体であったヴァサーゴの特性をさらに伸ばす方向性で設計が行われている。
腹部のメガソニック砲は,従来のモビルスーツと比肩して極めて高出力のビーム砲となっていたが,さらに胸部に2門追加され「トリプルメガソニック砲」となった。(この際に,胸部装甲版が左右に開くことから「チェストブレイク」と命名されている。)このトリプルメガソニック砲は,モビルスーツ単体が運用する火砲としては,サテライトキャノンに匹敵する破壊力を持つに至っている。
その反面,強力な火器の運用のために単機での運用の困難さは,さらに悪化しており,僚機であるハーミットクラブとの連携運用の重要性は増している。特に,ハーミットクラブとエネルギーサプライを連結して運用するサテライトランチャーは,極めて強力な火器として運用される。
本機にこれだけ過剰な火力が搭載されたのは,新連邦の象徴的機体となるはずであったGX-9901《ガンダムDX》がフリーデンクルーに奪取されてしまった点も理由として大きい。実際,本機はガンダムDXとの相打ちで失われており,このコンセプトの正当性は実証されている。
引用
Gジェネレーションポータブル(抜粋)
ガンダムDXに対抗するため,新地球連邦軍がガンダムヴァサーゴを改造して開発した機体である。
メガソニックを3基装備しており,MS単体でサテライトキャノンにも匹敵する重火力を備えている。
さらにガンダムアシュタロン・ハーミットクラブと連結することにより,サテライトランチャーを発射することも可能となっている。
備考
関連項目
編集者
最終更新時間:2015年04月25日 21時52分24秒
ノート
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脚注