>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔MSZ-010〕ΖΖガンダム]] !!!強化型ΖΖガンダム *[MS] !!データ ,機体データ{COLS:2|LEFT} ,型式番号,MSZ-010S / MSZ-010B{{fn 当初は,MSZ-010Bが多かったが,現在ではMSZ-010Sで定着している。}} ,兵器区分,汎用攻撃型可変試作重モビルスーツ ,所属,エゥーゴ ,パイロット,[[ジュドー・アーシタ]] ,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD} ,デザイナー,明貴美加 ,初出作品,機動戦士ガンダムΖΖ ,参考文献,MS大全集2003{{br}}GUNDAM WAR ほか多数 !!スペック ,項目,内容 ,全高,23.14m ,頭頂高,19.86m ,本体重量,32.7t ,全備重量,71.6t ,ジェネレータ出力,7340kw ,スラスタ推力,31200kg x4 ,センサ有効半径,16200m ,装甲材質,ガンダリウム合金 ,姿勢制御用バーニア,32基 !!武装 !ダブルビームライフル(出力10.6MW)  ΖΖガンダムの主武装である。従来型のビーム・ライフルを大きく上回る出力を持ち,百式が運用したメガ・バズーカ・ランチャーや,Ζガンダムが運用するハイパーメガランチャーに匹敵する威力をもっている。  これは,このモジュール自体が複数のジェネレーターを内蔵している上,本体からのエネルギー供給を受けることも可能なためである。ただし砲身の消耗が激しく,およそ200発程度の使用で交換が必要になるとされている。  ダブル・ビームライフルは,コア・トップ及びGフォートレス形態時のコクピットとしての機能も併せ持っている。このため,後端部(変形後は先端部となる)にはコクピットブロックが設置されており,このユニットでコア・トップおよびGフォートレスのコントロールが可能である。(ただし,Gフォートレス形態で本ユニットからコントロールした場合,モビルスーツ形態への変形は不可能である。)  なお,このモジュールにコクピットが装備されているのは,メンテナンスあるいは緊急用とされているのが通説だが,元々別の機体の,またはバックパックをメインボディとする航宙砲艦として開発されたものを転用したためだという説もある。ただし,コア・トップ自体が陸戦モードを持っていたとする説と合わせ,この件に関しても詳細は不明である。 !ハイパービーム・サーベル(出力1.1MW)/ダブルビーム・キャノン(出力3.2MW)  ハイパー・ビーム・サーベルは,ビーム束が従来の1.5倍の長さを持ち,ガンダリウム製の装甲版を容易に切断することが出来る。ホルダーに装着した状態であれば,ビーム砲としても使用可能である。 !頭部ハイメガキャノン(出力50MW)  ΖΖガンダムを象徴する兵装がこのハイメガキャノンである。  ハイメガキャノンは,当時モビルスーツがノンオプションで運用する武装としては,最強といって間違いではない装備で,機体に積載されたジェネレータの生み出すエネルギーを全て用いる強力なものであった。(故に,最大出力で運用すると機体そのものが稼動不能に陥るほどで,通常の使用であっても機体の稼働は大きく制限される状況となる。)  その50MWにも至る出力は,一説にはグリプス戦役で運用されたコロニーレーザーの1/5にも相当すると言われ,長い歴史を見返してもこの装備に匹敵する武装は数えるほどしか存在していない。  無論,高い出力を持った兵装が短砲身のユニットに内装されているため,装備品の損耗も多く,時期によってバレル部(ΖΖガンダムの額に相当する部分)の形状が異なっているとも言われている。 !60mmダブルバルカン  頭部ユニットに設置された60mm機関砲。威力は低いが牽制攻撃や近接防御に用いられる。  なお,時期により設置位置などに変更が加えられている場合がある。 !背部ミサイルランチャー  バックパック上部のモジュールに設置されたミサイルランチャー。  小型ミサイルのAMA-13Sが21発づつ装填されている。このミサイルは熱誘導型で,敵のスラスターの噴射熱をロックオン時にインプットするため,太陽やフレア弾に妨害されることはない。 !ウイングシールド  ΖΖガンダムの防御兵装として用意されるウイングシールドは,その名の通り,コア・トップおよびGフォートレス形態時の主力および垂直翼として機能する。  一般的なモビルスーツが装備するシールドは,防御兵装として極めて重要なパーツでありながらも場合によってはデッドウェイト化してしまうという問題点を有していた。とはいえ,元々消耗品として位置づけられる装備品ではあるが,高い防御力を実現するにはそれ相応のコストが必要であり,デッドウェイトと化したからといって直ぐに廃棄するという状況を前提とした運用は困難である。  特に可変モビルスーツの場合,シールドをどのように運用するかによって機体の運用コストそのものが大きく変わってくるため,シールドという装備の位置づけが極めて重要となっていたのである。このため,可変モビルスーツではそもそもシールドを装備しないという設計を選択した機体も多い。(実は,ΖΖの実質的な改修機であるMSA-0011《Sガンダム》もシールドを装備しない選択を行った機体である{{fn 実はSガンダムは初期稿ではΖΖ同様のウイングシールドタイプの装備品であったが,決定稿では変更されている。これは可変システムの影響だと思われるが,変更があったのは藤田氏によるクリンナップ時ではないかと考えられる。}}。)  ΖΖガンダムでは,可変時に様々なパーツが移動し,機体形状を変化させるため,装備品の設計は極めて重要な問題となっていた。そもそも,この機体自体が,ひとつの機体に「MS+航空/航宙機+追加装甲+大出力ビーム兵器」という要素を盛り込むという非常識な構想に基づいて開発されていたこともあり,装備品の設計においても斬新な手法が求められていたのである。  結果として,ΖΖガンダムのシールドは,コア・トップの主翼を兼用するという極めて斬新なものとなったのである。  しかし,シールドとしての強度は保たれており,特に主翼を2枚重ねにした場合の耐弾性は,単機能のシールドにも勝る性能を発揮したのである。 !ミサイルポッド  肩部オプションハードポイント用追加武装で,スーパーGフォートレスの物と同型。 !!概要  MSZ-010S《強化型ΖΖガンダム》は,U.C.0088年の第1次ネオ・ジオン戦争にエゥーゴが投入した試作モビルスーツである。最大の特徴は分離可変機構を搭載したことにあるが,本機を最も特徴付け,歴史に残る機体となったのは,その突出した火力にある。  本機の搭載する兵装は,当時類を見ないほど強力なもので,一部兵装は,後の時代においても匹敵する装備を有する機体がほとんど現れないほどのものであった。  また,本機の運用が軍人ではなく,アーガマ部隊に協力する形となった少年によって行われ,さらに事実上の決着となったネオ・ジオン軍首班ハマーン・カーンとの決着も少年の手によって行われたことも歴史に名を残す理由といえるだろう。  いずれにせよ,当時の恐竜的進化を進めるモビルスーツにあって,その究極たり得る攻撃力をもった機体が,一般的なモビルスーツサイズにまとまったのは,一つの奇蹟ともいえる状況だったのではないだろうか。  本機のロールアウトは,U.C.0088年初頭だと言われているが,実際のところ,本体のロールアウトの後,細かい調整が行われたのか,アーガマへの配備にはパーツごとに時間差が生じている。  当初配備されたのは,コア・ファイターのみであり,グリプス戦役でモビルスーツ部隊の多くを損失し,戦力ダウンが深刻であったアーガマへと緊急配備されている。パイロットは,当初想定していたカミーユ・ビダンが心神喪失のため,志願兵としてアーガマへの配置が決定したルー・ルカが務めていた。  その後,全パーツが配備された後に,サイド1シャングリラにおいて,艦長であるブライトがスカウトした少年「ジュドー・アーシタ」がメインパイロットを務めることとなったのである。結果的に本機は,ジュドーというパイロットを得たことで,真の力を発揮したと言っていいだろう。  いわゆる「強化型ΖΖ」は,第1次ネオ・ジオン戦争の最終盤において,グレミー・トト率いるネオ・ジオン軍のグレミー派が投入した巨大モビルスーツNZ-000《クィン・マンサ》との戦闘の際に投入されたもので,MSZ-010《ΖΖガンダム》のアップデート機である。  ネェル・アーガマに搬入された各種資材によって仕上げられたもので,フルアーマーシステムを装着した状態で,グレミーと決着を付けている。  その後,フルアーマーパーツを取り外した状態で,ハマーン・カーンとの最後の戦いに投入されている。  なお,ネオ・ジオン軍との最終決戦において本機は大破したもののAパーツとコア・ファイターは,無事回収され,その後修復が行われている。 !!引用 !EB52 機動戦士ガンダムMS大図鑑PART.8 SPECIALガンダム大鑑{{br}}EB グリプス戦争編  ネオ・ジオン軍のNZ-000に対抗するため,ランドセルの大型化やジェネレーターの高出力化などが行われた機体。細部にわたってΖΖガンダムを改修している。 ※機体名は「ΖΖガンダム強化型」となっている。 !!備考 !!関連項目 !!編集者 *あさぎり ---- {{category MS/MA・M}} {{category モビルスーツ・ZZ}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。