>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔MSZ-010〕ΖΖガンダム]] !!!ΖΖガンダム *[MS] //{{layout cols,width:100% //---------- {{layout cols,width:40% !!データ ,機体データ{COLS:2|LEFT} ,型式番号,MSZ-010 ,兵器区分,汎用攻撃型可変試作重モビルスーツ ,所属,エゥーゴ ,パイロット,[[ジュドー・アーシタ]]{{br}}ルー・ルカ{{br}}イーノ・アッバーブ ,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD} ,デザイナー,コンセプトデザイン:多数{{fn 詳細は別項を参照。}}{{br}}デザイン:小林誠{{br}} 頭部ラフ:鈴木雅久{{br}} フィニッシュ:北爪宏幸・岡本英郎・明貴美加 ,初出作品,機動戦士ガンダムΖΖ ,参考文献,MS大全集2003{{br}}GUNDAM WAR{{br}}1/100 インストラクション{{br}}1/144 インストラクション{{br}}1/100 MG ΖΖガンダム インストラクション{{br}}Gジェネレーションポータブル{{br}}GジェネレーションF{{br}}1/144 HG ZZガンダム インストラクション{{br}}ガンダムコレクションコンプレックス{{br}}FRIDAY DYNAMITE オレたちのガンプラ伝説 ほか多数 }} //---------- {{layout cols,width:40% !!画像 !BOX ART (img:002.jpg) (img:015.jpg) *[[掲載画像に関する注意書き]] }} //---------- //}} {{ilayout clear}} !!スペック ,項目,内容 ,全高,22.11m ,頭頂高,19.86m ,本体重量,32.7t ,全備重量,68.4t ,ジェネレータ出力,7340kw ,スラスタ推力,21700kg x2,14400kg x4 ,スラスタ総推力,101000kg ,センサ有効半径,16200m ,装甲材質,ガンダリウム合金 ,姿勢制御用バーニア,32基 ,黒歴史コード,09-9860158 !!各部解説 !頭部  ある意味ΖΖガンダムを最も特徴付けているパーツが,この頭部である。  頭部ユニットに設置されている固定武装「ハイメガキャノン」は,当時モビルスーツがノンオプションで運用する武装としては,最強といって間違いではない装備で,機体に積載されたジェネレータの生み出すエネルギーを全て用いる強力なものであった。  しかしながら,システム的に無理が集中する部位であったこともまた事実であり,センサー関連機器が集中する部位に,既存の兵装を凌駕する強力な武器を装備するという矛盾は,結果的に損耗率の高さとなって跳ね返ってきており,頭部ユニットの仕様変更は極めて多く,アップデートが施されることも多々あった。この結果,頭部ユニットの形状,パーツ,装備品については,頻繁に入れ替わっており,特に頭部バルカン砲などは度々設計変更を受け,時期によって口径や装弾数,果ては実装部位さえ異なってしまうという事態を招いていたとも言われている。 !腕部  ΖΖガンダムの腕部は,ΖガンダムなどΖ計画において建造された機体の腕部ユニットを発展させたユニットであるが,コア・トップ時の主スラスターを内装するユニットであることから,極めて複雑な構造体となっている。特に前腕部は,モビルスーツ形態でのマニピュレーターと飛行形態時のスラスターノズルをスムーズに入れ替えるために肘関節部を中心とした展開機構が導入されている。  こうした機構は,ムーバブル・フレーム技術による恩恵であるといっても過言ではなく,同様の展開機構を持った機体{{fn ガンダム試作3号機ステイメンのこと。この機体は一説には,初期のムーバブル・フレーム技術が投入されているとも言われる。}}がデラーズ紛争期にアナハイム・エレクトロニクスから提示されていることを考えると,一年戦争後のモビルスーツ設計の成熟をみることができる。  ΖΖの腕部は,腕であると同時にコア・トップの主スラスターとしても位置づけられる。このため,巨大なベクタードノズルであるとも解釈ができるユニットであり,無重量空間ではさらに腕部そのものを動かすことで,推進方向を急激に変化させることも可能であったとも言われている。 !ショルダースラスターアーマー  肩部上部に設置された装甲版兼スラスター。  肩部の装甲としての機能以外にも,AMBAC装備として機体の機動性を向上させるほか,主に大気圏内においては空力制御装置として機能する。  コア・トップおよびGフォートレス形態時に前面の複雑な形状による空気抵抗を能動的に減免することができる。 !脚部  ΖΖガンダムの脚部は,複数の要求を満たすための試行錯誤が結実したモジュールであるということができる。歩行ユニットとしての位置づけのみならず,コア・ベースの推進ユニットとしての機能も問題なく実現できており,完成度が高い(とはいえ,機構的には複雑化したメンテナンスに手間の掛かる)ユニットとなっている。  ΖΖの設計における要求事項のひとつに,各形態における不必要なユニットの最終装甲内への収納というものがあった。この要求を満たすために脚部ユニットでもスラスターノズルと足首ユニットの入れ替えが発生しており,脛部を丸ごと反転させるという思い切った手法で解決が図られている。(実際には,腕部の可変機構とほぼ同等のシステムであり,膝関節を起点に多くのユニットが集中している。)  飛行形態では,大型のスラスターノズルが露出することで,単一方向に推力が集中する状況を生み出し,モビルスーツ形態では,足首ユニットを含め多数のパーツに設置された小型スラスターが分散稼動し,多彩な機動を実現するのである。このユニットは,熟成したムーバブル・フレームの技術の粋が集約されたことで初めて実現したものなのである。 !ニーブロックアーマー  ΖΖガンダムの脚部の複雑な変形を支える最重要ブロック。  変形機構のみならずスラスターも内蔵する上,重力下ではもっとも負担が大きい部位でもある。 !バックパック  ΖΖガンダムのバックパックは,従来のモビルスーツと比較して極めて異質なユニットとなっている。このユニットは,極めて強力なスラスターユニットであるだけではなく,ΖΖ最大の攻撃兵装である頭部ハイメガキャノンを稼動させるためのユニットである,ともいうことができる。  ΖΖの設計はハイメガキャノンの運用ありきで行われた部分が多い。このため,強力なジェネレータを運用可能な設計としてこの巨大なバックパックが採用された。搭載されたジェネレーターも中型の航宙艦艇に積載されるクラスのもので,単基でその艦艇の全電力をまかなえると言われているほどのものである。無論,モビルスーツ用に調整されてはいるが,本来はモビルスーツに搭載されるべきデバイスではない。  また,武装プラットホームとしても機能しており,上部モジュールは通常搭載されているマイクロミサイル(AMA-13S/21発)だけではなく,必要に応じて換装可能である。 !!武装 !ダブルビームライフル(出力10.6MW)  ΖΖガンダムの主武装である。従来型のビーム・ライフルを大きく上回る出力を持ち,百式が運用したメガ・バズーカ・ランチャーや,Ζガンダムが運用するハイパーメガランチャーに匹敵する威力をもっている{{fn MG別冊ミッションダブルゼータでは,主砲出力5.7MWとされている。ハイメガ砲同様低い。}}。  これは,このモジュール自体が複数のジェネレーターを内蔵している上,本体からのエネルギー供給を受けることも可能なためである。ただし砲身の消耗が激しく,およそ200発程度の使用で交換が必要になるとされている。  ダブル・ビームライフルは,コア・トップ及びGフォートレス形態時のコクピットとしての機能も併せ持っている。このため,後端部(変形後は先端部となる)にはコクピットブロックが設置されており,このユニットでコア・トップおよびGフォートレスのコントロールが可能である。(ただし,Gフォートレス形態で本ユニットからコントロールした場合,モビルスーツ形態への変形は不可能である。)  なお,このモジュールにコクピットが装備されているのは,メンテナンスあるいは緊急用とされているのが通説だが,元々別の機体の,またはバックパックをメインボディとする航宙砲艦として開発されたものを転用したためだという説もある。ただし,コア・トップ自体が陸戦モードを持っていたとする説と合わせ,この件に関しても詳細は不明である。 !ハイパービーム・サーベル(出力1.1MW)/ダブルビーム・キャノン(出力3.2MW)  ハイパー・ビーム・サーベルは,ビーム束が従来の1.5倍の長さを持ち,ガンダリウム製の装甲版を容易に切断することが出来る。ホルダーに装着した状態であれば,ビーム砲としても使用可能である{{fn MG別冊ミッションダブルゼータでは,副砲出力2.4MWとされている。ハイメガ砲同様低い。}}。 !頭部ハイメガキャノン(出力50MW)  ΖΖガンダムを象徴する兵装がこのハイメガキャノンである。  ハイメガキャノンは,当時モビルスーツがノンオプションで運用する武装としては,最強といって間違いではない装備で,機体に積載されたジェネレータの生み出すエネルギーを全て用いる強力なものであった。(故に,最大出力で運用すると機体そのものが稼動不能に陥るほどで,通常の使用であっても機体の稼働は大きく制限される状況となる。)  その50MWにも至る出力{{fn MG別冊ミッションダブルゼータでは,11.8MWと低めに設定されているが,破壊力と各種記述から整合性にはかけると考える。}}は,一説にはグリス戦役で運用されたコロニーレーザーの1/5にも相当すると言われ,長い歴史を見返してもこの装備に匹敵する武装は数えるほどしか存在していない。  無論,高い出力を持った兵装が短砲身のユニットに内装されているため,装備品の損耗も多く,時期によってバレル部(ΖΖガンダムの額に相当する部分)の形状が異なっているとも言われている。 !60mmダブルバルカン  頭部ユニットに設置された60mm機関砲。威力は低いが牽制攻撃や近接防御に用いられる。  なお,時期により設置位置などに変更が加えられている場合がある。 !背部ミサイルランチャー  バックパック上部のモジュールに設置されたミサイルランチャー。  小型ミサイルのAMA-13Sが21発づつ装填されている。このミサイルは熱誘導型で,敵のスラスターの噴射熱をロックオン時にインプットするため,太陽やフレア弾に妨害されることはない。 !ウイングシールド  ΖΖガンダムの防御兵装として用意されるウイングシールドは,その名の通り,コア・トップおよびGフォートレス形態時の主力および垂直翼として機能する。  一般的なモビルスーツが装備するシールドは,防御兵装として極めて重要なパーツでありながらも場合によってはデッドウェイト化してしまうという問題点を有していた。とはいえ,元々消耗品として位置づけられる装備品ではあるが,高い防御力を実現するにはそれ相応のコストが必要であり,デッドウェイトと化したからといって直ぐに廃棄するという状況を前提とした運用は困難である。  特に可変モビルスーツの場合,シールドをどのように運用するかによって機体の運用コストそのものが大きく変わってくるため,シールドという装備の位置づけが極めて重要となっていたのである。このため,可変モビルスーツではそもそもシールドを装備しないという設計を選択した機体も多い。(実は,ΖΖの実質的な改修機であるMSA-0011《Sガンダム》もシールドを装備しない選択を行った機体である{{fn 実はSガンダムは初期稿ではΖΖ同様のウイングシールドタイプの装備品であったが,決定稿では変更されている。これは可変システムの影響だと思われるが,変更があったのは藤田氏によるクリンナップ時ではないかと考えられる。}}。)  ΖΖガンダムでは,可変時に様々なパーツが移動し,機体形状を変化させるため,装備品の設計は極めて重要な問題となっていた。そもそも,この機体自体が,ひとつの機体に「MS+航空/航宙機+追加装甲+大出力ビーム兵器」という要素を盛り込むという非常識な構想に基づいて開発されていたこともあり,装備品の設計においても斬新な手法が求められていたのである。  結果として,ΖΖガンダムのシールドは,コア・トップの主翼を兼用するという極めて斬新なものとなったのである。  しかし,シールドとしての強度は保たれており,特に主翼を2枚重ねにした場合の耐弾性は,単機能のシールドにも勝る性能を発揮したのである。 !ミサイルポッド  肩部オプションハードポイント用追加武装で,スーパーGフォートレスの物と同型。 !荷物爆弾  エンドラに相対した時に用意した急造品。  荷物用コンテナに爆薬を仕掛けたもの。 !!概要  MSZ-010《ΖΖガンダム》は,U.C.0088年の第1次ネオ・ジオン戦争にエゥーゴが投入した試作モビルスーツである。最大の特徴は分離可変機構を搭載したことにあるが,本機を最も特徴付け,歴史に残る機体となったのは,その突出した火力にある。  本機の搭載する兵装は,当時類を見ないほど強力なもので,一部兵装は,後の時代においても匹敵する装備を有する機体がほとんど現れないほどのものであった。  また,本機の運用が軍人ではなく,アーガマ部隊に協力する形となった少年によって行われ,さらに事実上の決着となったネオ・ジオン軍首班ハマーン・カーンとの決着も少年の手によって行われたことも歴史に名を残す理由といえるだろう。  いずれにせよ,当時の恐竜的進化を進めるモビルスーツにあって,その究極たり得る攻撃力をもった機体が,一般的なモビルスーツサイズにまとまったのは,一つの奇蹟ともいえる状況だったのではないだろうか。 !開発経緯  U.C.0083年のデラーズ紛争によって,アナハイム・エレクトロニクスは,自ら立案した「ガンダム」が歴史に葬り去られるという苦々しい経験を味わうに至った。「ガンダム開発計画」そのものが,デラーズ・フリートによって利用されたという状況は,連邦軍内部の派閥抗争と相俟って結果的に機体の存在自体を抹消せざるを得ない事態に陥らせることとなったのである。  無論,企業体であるアナハイム・エレクトロニクスが,ガンダム開発計画で得られた様々な技術的蓄積を何らかの形で業績に反映させたいと考えるのは妥当な考えではあるが,様々な理由から制限される状況であった。  アナハイム社としては,再び連邦軍のモビルスーツ開発において新鋭機の受注を目指して新たな機体開発にシフトしたのだが,このガンダム開発に関する技術が(表だって)利用できないことから,新たな技術導入を目指すこととなり,これが新技術の開発に繋がっていくのである。  本機,ΖΖガンダムは,デラーズ紛争後にスタートした「G計画」によって開発されたモビルスーツである。(なお,正確な開始時期については明らかとなっていない。)  開発コンセプトとしては,「RX-78とGファイターの運用コンセプトを単体で実現する」というものであった{{fn 実は,この点から言えば,ガンダム開発計画と関連づけることが可能なコンセプトだということもできる。すなわち,ガンダム開発計画における試作1号機がRX-78の再現であり,単体でなしえる機能を大気圏内・無重量空間双方で最大限発揮できることをコンセプトとしている。これをGパーツにまで広げたものが,G計画におけるコンセプトだということと解釈できるのである。}}。  しかしながら,このコンセプトは複雑きわまりなく,開発当初からトラブルが絶えなかった。そのため,一時ペンディングの憂き目にあい,先に単体での可変モビルスーツの開発計画であるΖ計画を先行させることとなったのである。  このため,ΖΖガンダムは,G計画の機体であり,且つ,Z計画の機体であるとも言えるのである。これは,機体名にも現れており,当初は単に計画名をあらわす「G」(あるいは単にガンダム?)と呼ばれていた公算が高く,後に実質的な計画がスタートした後には,アナハイム10番目のガンダムとしての「θガンダム」という別名を持つに至っている。また,「ΖΖガンダム」という名称も,活躍したΖガンダムにあやかった部分が強く,この意味でもΖ計画の恩恵を被った機体だということを示しているのである。  結果的にΖ計画を優先するという判断が吉と出て,非常に強力なモビルスーツとして完成したが,整備性,稼働率とも劣悪な機体となってしまった。  こうした理由もあり,建造は数機に留まっており,その中でも実際に戦果を上げたのはネェル・アーガマ所属のものだけと言っても間違いではない状況となっている。 !機体構造  ΖΖは,可変によりGアーマーに相当する「Gフォートレス」に変形し,さらに分離することでコア・トップ,コア・ベース,コア・ファイターの3機に分割される。しかし,当初計画では,2分割に留まるはずであった。  これが変更されたのは,ひとえにハイメガキャノンという武装にある。  ハイメガキャノンを運用するに当たり,ジェネレータ出力の不足はいかんともしがたく,やむなく3分割+1(ダブルビーム・ライフル)されることになったのである。  しかし,この変更によって強力なジェネレータを搭載したにもかかわらず,ハイメガキャノンの発射後はしばらく稼働効率が恐ろしく落ちる状況は改善できなかった。(本来戦艦クラスの宇宙船でもやっとかっと稼働させられる兵器をモビルスーツが運用しているので,当然といえば当然なのだが…。)  このハイメガキャノンの運用は,本機のメンテナンスの困難さをさらに加速した要因とも言われている。実際,ハイメガキャノンを装備する頭部ユニットの損傷率は非常に高く,また補充されるパーツ群もその都度設計がアップデートされた(場合によっては,ロットごとに使用できる機材で構成された物である可能性もある)パーツとなっているため,頭部バルカンの配置に代表されるように,実に数多くの変更が加わっていたのである。  また,本機は第1次ネオ・ジオン戦争当時,主力(すなわち,試作機というよりは,前線投入のためのワンオフ機であるといえるだろう)として前線に投入されたこともあり,その損傷率も高かった。この補修用パーツも,時期により大幅に変更されている場合もあったようで,フルアーマーシステムの導入においては,機体自体の改修も行われている。(これはおそらく,フルアーマーの設計時に使用されたデータが,いわゆる強化型に相当するパーツであったためと考えられる。)  本機のバリエーション機が意外にも多いのは,このあたりにその実情があると考えられる。すなわち,実質的ワンオフ機であるが故に,完成した機体ごとに差異があるということなのだろう。 !多様な開発プラン  本機の3分割されたパーツのうち,Aパーツをコア・トップと呼ぶ。  運用時には,ダブルビーム・ライフルを接合し,そのコクピットを利用して運用するか,コア・ブロックとなったコア・ファイターを接合し,コア・ファイターからコントロールするといった方法が用いられる。通常,コア・トップの兵器区分は「重戦闘機」とされている。  また,Bパーツはコア・ベースと呼ばれ,コア・ファイターを接合することで重爆撃機としての運用が可能となっている。  実のところ,コア・ベースはかつてのGスカイ(あるいはGスカイ・イージー)に相当する形態であり,Gアーマーに相当するGフォートレス同様に「RX-78とGファイター」のコンビネーションの再現といえる機体である。  しかし,コア・トップに関しては旧来の機体に該当するものがなく,あえて言えばGファイターに相当するものとなっている。  実は,ΖΖの開発においてAパーツ,Bパーツはオプション化するという構想があったとされる。特にAパーツは,Gパーツの運用に準じたかたちで様々な形状のものが構想されていたという。  例えば,コア・トップには,地対地,あるいは地対空兵器としての運用も想定されていたという説がある。これは,Aパーツに無限軌道を装備した仕様の存在を伺わせており,実際にそうした形の試案が存在したとの噂も絶えない。  他にも装備品が多数存在するのがΖΖの特徴のひとつである。  Gフォートレスモードで利用するオプションも存在し,これらを全て装着した形態を「スーパーGフォートレス」と呼称するという。 !運用  本機のロールアウトは,U.C.0088年初頭だと言われているが,実際のところ,本体のロールアウトの後,細かい調整が行われたのか,アーガマへの配備にはパーツごとに時間差が生じている。  当初配備されたのは,コア・ファイターのみであり,グリプス戦役でモビルスーツ部隊の多くを損失し,戦力ダウンが深刻であったアーガマへと緊急配備されている。パイロットは,当初想定していたカミーユ・ビダンが心神喪失のため,志願兵としてアーガマへの配置が決定したルー・ルカが務めていた。  その後,全パーツが配備された後に,サイド1シャングリラにおいて,艦長であるブライトがスカウトした少年「ジュドー・アーシタ」がメインパイロットを務めることとなったのである。結果的に本機は,ジュドーというパイロットを得たことで,真の力を発揮したと言っていいだろう。  その後,数多くの戦線に投入され,最終決戦時にはフルアーマーシステムの導入のため本体が改修されている。  なお,ネオ・ジオン軍との最終決戦において本機は大破したもののAパーツとコア・ファイターは,無事回収され,その後修復が行われている。 !!引用 !GUNDAM WAR 連邦軍 U-13  エゥーゴの可変合体モビルスーツ。メガコンデンサーと大出力ジェネレーターの搭載により,ハイメガキャノンの使用を可能とした。 !!備考 !フィニッシュワークについて  一般的にZZのフィニッシュは明貴美加氏とされるが,もっともよく見られる正面画稿は,北爪氏のものである。また,数多くの準備稿がアニメ誌などに掲載されている。(いわゆる初期稿は没コーナーでも取り扱っている。)  直前稿(ダブルビームライフルの変形パターンが異なる)は,一部アニメ誌等では,決定稿として報じられている。 !!関連項目 !!編集者 *あさぎり *funuさん ---- {{category MS/MA・M}} {{category モビルスーツ・ZZ}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。