- お願い
■検索等で初めて来訪した方は,注意書き等を必ずご覧になってください。
■Wiki項目への直接リンクは避けるようお願いします。→<必読> 頻繁に項目変更が行われる関係上,直リンクはエラーのもととなります。
■あまりにマナーの悪い人がいましたので,一部項目にアクセス禁止処理を行いました。
■極めて短時間で集中的アクセスを行ってるIPについては,終息の目処が立たなかったためアクセス禁止処理を施しました。解除申請は本家掲示板にて。
レッド・ゼータ / Zガンダム3号機P2型
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | MSZ-006-P2/3C |
兵器区分 | NT対応型特殊仕様機 |
所属 | カラバ |
パイロット | レッド・スネーク(ユウリ・アジッサ) |
製作データ | |
デザイナー | 不明 |
初出作品 | GUNDAM EVOLVE ../9 |
参考文献 | GUNDAM EVOLVE../Ωライナーノーツ ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | Unknown |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | Unknown |
全備重量 | Unknown |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
頭部
頭部の形状やメイン・カメラの配置などの基本構造はベース機に準じている。
ただしアンテナ基部や側頭部に若干の改修が見受けられる。
フライングアーマー・ユニット
ウェイブ・ライダー形態では補助翼を廃したデルタ翼構造が取り入れられたため,フライングアーマー・ユニットの形状も鋭角的な三角形のものに変更されている。
コクピット
直立した状態のパイロットの動きをトレースしてサイコ・ニュートライザーを介しての制御を行う。
このため,通常のコックピットとは大幅に異なったレイアウトとなっている。
なお,パイロットに強いGがかかるようなケースでは,シートが変形してリニア・シートとなる。
テール・スタビライザー
4枚のフィンを備えたテール・スタビライザーは,形状や接続構造がベース機とは異なる。
裏面にはノズルが確認でき,推力を有したAMBAC肢の機能を果たしたと考えられる。
外部センサー
外部の情報を取り入れるためのセンサーが機体各部に設置されている。サイコ・ニュートライザーの稼動に必要な装備だったのだろう。
パーソナル・マーク
左肩には林檎に絡みつく蛇を模ったマーキングが施されている。これは本機のパイロットのコードネーム「レッド・スネーク」にちなんだパーソナル・マークと考えられる。しかし本機は,当初予定していた正規パイロットのリタイアで代替パイロットによって運用されたため,どちらのエンブレムかは不明。
カラーリング
本機は「レッド・ゼータ」の呼び名のとおり,赤を基調としたカラーリングを採用している。また機体全体には同系色による独特のストライプバターンが描かれている。このカラーリングは正規パイロットのリクエストに応えたものとされるが,実際にはその人物の希望とは異なる色調だったとも言われる。
武装
ビーム・ピストル(ビーム・ナイフ兼用)
短銃身のビーム兵器。
原型機が装備していたような長銃身のビーム・ライフルほどの高威力は無い物のその基本構成は同等のものである。
ウェイブライダー形態時など,状況に応じてストックとフォアグリップを折りたたむことができる。
また,フォアグリップは,ビーム・ナイフとして使用することもできる。
バルカン
頭部に装備された機関砲。
威力は高くないが,牽制や飛来するミサイル等に対する弾幕として用いることができる。
ビーム・サーベル(ビーム・ガン兼用)
原型機同様,腰部サイドスカートに内蔵された斬撃用装備。
ウェイブライダー形態では,ビーム・ガンとして運用可能。
シールド
原型機同様,ウェイブライダー形態でのサブユニットを兼ねるパーツ。
機体各部の構成と同様に,シールドにもフィン状センサーが備えられている。
中央のスリットはウェイブライダー形態時にビーム・ピストルをマウントするラッチとなっている。
概要
MSZ-006-P2/3C《Ζガンダム3号機P2型》は,アナハイム・エレクトロニクスからカラバに貸与され,様々なデータ収集に用いられたΖガンダム3号機シリーズの1機で,MSZ-006-3C《Ζガンダム3号機C型》[1]をベースにニュータイプ専用機として改装された機体である。
元来,Ζガンダム3号機とは,カラバ発案のΖガンダムによる高高度迎撃をシステムパッケージ化した仕様のことで,弾道飛行用のブースターを装着した形態に対する仕様コードとして用意されたものである。しかし,実際に運用するなかで3号機仕様に対して様々な改良案が提示され,更なるバリエーションが生まれることとなった。
この結果,(ブースター装着の仕様を前提とした)3号機タイプのバリエーション機として誕生したのが,3号機A型(ホワイト・ゼータ),3号機B型(グレイ・ゼータ),3号機C型(レッド・ゼータ[2])である。
A型は原型機と同様の汎用性を重視したプレーンな機体で,B型は攻撃力を強化した打撃型の機体となっている。
実は,C型についての詳細は明らかとなっていないのだが,P2型に改装される際に,機体各所から得られた情報のフィードバックが行われることが前提となっていたことから,情報収集機,あるいは同型機編隊における指揮官機であった可能性も考えられる。
P2型は,C型に新型のサイコミュ装備である「サイコ・ニュートライザー」を搭載した機体で,ベース機であるMSZ-006-3(C)から大幅に仕様変更が行われている。この結果,本機は明確にニュータイプ専用機として位置づけられる機体となっている。
また,この改修によって,他の2機が多少の差異はありながらも原型機の面影を残しているのに対して,本機は,一説によるとその外装の8割が原型機と異なったものとなっているという[3]。
レッド・ゼータは,当初予定されていたパイロットが諸事情からリタイア[4]し,レッド・スネークのコードネームを与えられた少女「ユウリ・アジッサ」が搭乗している。ユウリは,ニュータイプ能力の保有者であり,レッド・ゼータに適合して見せ,QRX-006《ゲミヌス》撃破のきっかけをつくっている。
配備状況
先述の通り,もともとΖガンダム3号機とは,カラバによるΖガンダムの運用プランのひとつで,Ζタイプの運用評価を兼ねた部分があった。当初は,ブースター装備の弾道飛行テストなどが実施されたが,様々な問題点も確認されており,高高度迎撃機としての任務は,ティターンズからデータ入手されたORX-005《ギャプラン》系列機が担うこととなった。
しかしながら,Ζタイプの有用性は誰しも認めるところであり,カラバにおいてはMSK-006《Ζプラス》系列として採用されることとなる。
一方,Ζガンダム3号機系列の運用も継続されている。当初,運用された3号機はU.C.0087年12月のプロスペロー号事件などで実際にその有用性を示しており,これをベースにさらに仕様として特化させた3号A型仕様が誕生している。また,同様の運用目的でありながら,機体仕様を変更したB型,C型も開発されており,一定の成果があったようである。
引用
公式サイト
本来の機体設計に"サイコ・ニュートライザー"を搭載しニュータイプ用の仕様変更を行ったZガンダム3号機タイプの改造機。
備考
レッド・ゼータが3号機Cタイプの改修機という設定は,プレミアムバンダイでのマスターグレードキット化に際して提示された解説で確定的となった。
本来,3号機仕様というものは,「Ζガンダムに大気圏離脱用ブースターを装着した形態(=ウェイブライダーモード)」であったが,近年の解説文を見る限り,「大気圏離脱用ブースターを装着可能な仕様のΖガンダム」と変化しているようである。
逆説的に言えば,カミーユ機は,大気圏離脱用ブースターが装着できない,ということなのであろう。
関連項目
編集者
[MS/MA・M]
[モビルスーツ・EVOLVE]
最終更新時間:2015年04月19日 23時42分03秒
ノート
■本項目に追加情報を記載する
※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。
脚注