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〔MSN-02〕パーフェクトジオングの変更点

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!!!ジオング [完成体] / パーフェクトジオング
>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔MSN-02〕ジオング]]
!!!ジオング(完成体) / パーフェクトジオング
*[MS]
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//----------
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!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT},,BOX ART
,型式番号,MSN-02,http://gudamer.sakura.ne.jp/wiki/images/067.jpg{ROWS:8}
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,兵器区分,ニュータイプ専用モビルスーツ
,所属,ジオン公国軍
,パイロット,シャア・アズナブル
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,大河原邦男
,初出作品,MSV
,参考文献,GUNDAM WAR{{br}}データコレクション一年戦争外伝3{{br}}GジェネレーションF{{br}}Gジェネレーションポータブル

,参考文献,MIA データシート{{br}}GUNDAM WAR{{br}}GジェネレーションDS{{br}}GジェネレーションF{{br}}Gジェネレーションポータブル{{br}}ガンダム占い0079〜0080 ほか
}}
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!!画像
!BOX ART
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*[[掲載画像に関する注意書き]]
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!!スペック
,項目,内容
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,全高,30.1m
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,本体重量,234.2 t
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,ジェネレータ出力,9400 kw
,スラスタ推力,187000 kg
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,本体重量,317.2t{{fn データコレクション,MG}}
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,ジェネレータ出力,9400kw
,スラスタ推力,187000kg
,センサ有効半径,8100m
,黒歴史コード,07-6327233

!HEAD UNIT
!頭部
 ジオングの頭部は,非常時には脱出装置として機能するが,実際にはオールレンジ攻撃の一画を担う超小型の宇宙戦闘艇でもあると言える。

 MSN-02の頭部は,機体とは独立したコクピットブロックであるばかりでなく,メインカメラやメガ粒子砲,移動用バーニアなどを備えた小型の宇宙戦闘艇と呼べるものであり,その上サイコミュデバイスのコントロールユニットでもある。通常,それらの稼働に必要なエネルギーはボディユニットから供給されているが,分離した場合に備え,複数の高容量コンデンサーとエネルギーCAPシステムを共用し,動力や武装のバックアップとしてしいる。それらを消費し切るまえにボディと再結合すれば,プロペラントの再充填やメガ粒子砲のチャージも可能である。ただし,本体から分離した場合,戦闘艇としての実用稼働時間は10分にも満たないらしく,積載しているプロペラントも量的に脱出や撹乱以上の戦闘には耐えられない。そのため,頭部は直接の戦闘を回避しつつ,各部を遠隔操作するという戦術も想定されいたようだ。ちなみに,非戦闘状況であっても,サイコミュが稼働している場合,サイコ・ウェーブのピックアップや送受信端末は恒常的に大変なエネルギーを消費しているらしい。
※分離後の稼動時間については,同じMGでもジオングとパーフェクトジオングで異なっている。

!ARM UNIT
 また,サイコミュデバイスのコントロールユニットでもあるため,本体から供給される各種エネルギーライン以外に,独自のエネルギーシステムを有している。
 単独での活動時間については諸説ある{{fn 同じMGでもジオングでは60分だが,後年発売されたパーフェクトジオングでは10分になっている。}}が,いずれの説においても本体への再合体を行うことで,プロペラントとメガ粒子砲の再チャージが可能とされている。
!胴体部
 ジオングは,当初計画の中に機体各部を分割してのオールレンジ攻撃を想定したプランも存在しており,実戦投入された機体にもその名残としての装備が存在している。胴体部に搭載されている固定武装がそれで,2門の強力なメガ粒子砲の砲身の先端には相応の自由度があり,対地,対空兵器としても使用可能である。
 これは,分離時に胴体部もひとつの攻撃端末として運用可能とするためのもので,コクピットブロックを有することもあって,まさに中型の航宙戦闘艇そのものである。
!腕部
 ジオングの両腕は,上腕部から分離してオールレンジ攻撃を展開する有線ビット兵器として機能し,究極的には片腕で5つのターゲットを個別に狙うことが可能だったといわれている。

 MSN-02の腕部に装備されるマニピュレーターと兼用の5指は,それぞれが強力なメガ粒子砲を内装している。指の基部には腰部,あるいは頭部と同様に"キアM-33E"型のデバイスが内蔵されており,指の各関節には強指向性の集束/偏向装置が関節数に応じて内蔵されている。これによって,5指はそれぞれが独立したベクトルのビームを射出することができ,なおかつ,同時に同じターゲットを狙うことも可能である。腕部のエネルギーCAPシステムにエネルギーが充填される際,指の関節内に発生する強力なフィールドのため,指の先端が光って見えることもあるらしい。また,戦況によってはマニピュレーターとしての使用も前提としてあるため,出撃時には防塵板を装着している場合もある。その場合でも,メガ粒子砲は問題なく使用することができる(無論,防塵板は一瞬で蒸散する)。ただし,既存の機体とは規格が大幅に異なるため,既存のMS用の武装などは,特別なエネルギー供給を必要としない斬撃武装などを除き,ほとんど使用できない。ちなみに,上腕部と前腕部を接続しているケーブルの全長は数kmに及ぶ。また,敵機による攻撃や事故による切断に備え,予備のケーブルも装備していたと言われているが,再接合の方法など,その実効性には不明な点も多い。


!BODY UNIT
 ジオングのボディユニットの腰部には,2門の強力なメガ粒子砲が装備されている。砲身の先端には相応の自由度があり,対地,対空兵器としても使用可能である。

 MSN-02のボディユニットは,中型の航宙戦闘艇そのものであり,高出力のジェネレーターと豊富なプロペラントを内装している。武装はメガ粒子砲2門だけだが,標準的なMSが携行可能なビーム・ライフルが1挺であることを考えれば,ジオングがトータルで13門のメガ粒子砲を稼働できるのは驚異的である。ちなみに,ジオングが装備するメガ粒子砲は,基本的にすべて"キアM-33E型"と呼ばれるユニットをベースとしている。ただし,それぞれの配置に応じ,消費エネルギーや集束装置,エネルギーバッファなどが組み合わされ,最適な状態で稼働できるよう調整されている。腰部に装備されているユニットには,ジェネレーターからほぼダイレクトに接続された大容量のエネルギーコンバーターが圧縮ユニットの前段に設けられており,高出力での射出および速射,連射が可能となっている。
 他に,MAN-08エルメスに搭載されていたサイコミュシステムとほぼ同等のスペックを持つデバイスが積載されており,実を言えば,腕部の5連メガ粒子砲以上に機体を大型化させる要因となっている。エルメスはコクピット後方に脱出装置や避難ブロックを備えていたが,デバイスとコクピットが隣接していたためトータルでの専有体積はジオングより少ないのである。ジオングは,基本的に頭部で機体を制御するように設計されているが,ボディ側のコクピットも設備的には頭部のものと同等であり,それぞれに送受信端末を装備しているため,機体そのものが巨大化してしまった。無論それは,それらの要求に応じた規模と出力のジェネレータを積載するためでもあったことは言うまでもない。

!LEG UNIT
 戦況によってはマニピュレーターとしての使用も前提としてあるため,出撃時には防塵板を装着している場合もある。その場合でも,メガ粒子砲は問題なく使用することができる(無論,防塵板は一瞬で蒸散する)。ただし,既存の機体とは規格が大幅に異なるため,既存のMS用の武装などは,特別なエネルギー供給を必要としない斬撃武装などを除き,ほとんど使用できない。
 なお,上腕部と前腕部を接続しているケーブルの全長は数kmに及び,敵機による攻撃や事故による切断に備え,予備のケーブルも装備していたと言われているが,再接合の方法など,その実効性には不明な点も多い。
!脚部
 ジオングは,U.C.0079年12月31日の出撃時,言わば"脚が付いていない"状態で出撃したと言われている。もし,この出撃が数日,あるいは数時間ほど遅れていたならば,その仕様は異なっていたかもしれない。
 実際のところ,脚部ユニットは少なくとも1機分は完成していたと言われており,これが装着可能であったとの説も存在するのである。

MSN-02ジオングの武装は,腕部の5連装メガ粒子砲と,頭部に1基,腰部に2基装備されたメガ粒子砲である。腕部は肘から先を切り放してオールレンジ攻撃が可能な有線サイコミュ誘導兵器であり,頭部は火器管制およびサイコミュ用コクピット兼脱出装置となっている。ニュータイプパイロットのための感応波センサーは頭部コクピットに装備されており,ここから機体すべての制御が可能である。ただし,サイコミュの主機はボディ側に積載されており,頭部との接続が途絶えた場合にはミノフスキー通信(いわゆる無線式サイコミュ)による遠隔制御に切り替えることも可能である。ニュータイプ能力の無いパイロットが搭乗する場合は,ボディに据えられたコクピットで機体制御を行い,頭部コクピットにはガンナーが搭乗してマニュアルでオールレンジ攻撃端末を操作できる。双方のコクピットには往還用のチューブが設けられ,移乗が可能となっている。つまり,ジオングの機能は以上の部位で概ね完結しているということができる。
 では,ジオングの脚部にはどのような機能が備わっていたのであろうか。それは,現存する資料から推測すると,基本的には06Rや09Rなどと同様,可動式のコンフォーマルタンク兼バーニアスラスターノズルとしての機能であったとされる。無論,足下のバーニアユニットそのものは,脚部がオミットされた際に股関節に据えられていたユニットと同等品であり,総推力などはほとんど変わらない。それでも,脚部ユニットを装備することによって,その重量増加分を補うて余りあるプロペラントの積載と,通常のMSの全長に匹敵するリーチを持つAMBACシステム兼バーニアユニットを装備した機体となるのである。その機動性はMSのレベルを逸脱しており,MAを含む公国軍製の機動兵器の全てを上回るとされている。
 ただし,その圧倒的な推力や応力,重力加速度などに耐えられるMS用の構造材やアクチュエーター(ひいてはパイロット)が存在していたかどうかは非常に疑わしいもので,実際に建造されていたとされる脚部ユニットにしても戦火によって喪失しているため検証のしょうがない。あるいは,MAクラスの機体などから部材を調達していた可能性も皆無ではない。また,一説には,脚部にも腕部と同様のサイコミュ端末を装備するプランもあったとされるが,その詳細もまた現在では不明である。

 記録では,ア・バオア・クー工廠の整備士が「脚なんて飾りです」との発言を行ったとも言われており,ジオングという(いわば上半身部で機能的に完結した)機体に脚部は不要であるという論説は,この発言などが理由とされることも多い。
 実際,現在確認できる資料のほとんどで見られる「パーフェクトジオング」は,「脚部の持つ機能」が類推できない通常型の脚部としか見えないものであり,意義を問う資料が存在することもまた理解できる。
 実際のところ,プランニングとされていたと言われるMSN-03ジオングでは,脚部を含めて攻撃端末として運用かのうであったともされており,この場合は機能的な部分が想定可能である。
 一方で,よく知られる写真の脚部にはそうした攻撃用の機能は無いように見受けられる。
 ここから推測できるのは,ジオングの脚部は巨大なコンフォーマルタンクであった可能性である。足首裏に設置された巨大なバーニアは,実機で運用されたスカート内の巨大なバーニアと同等もしくはそれ以上の推力があるように見受けられるものであり,いわば「MS-06Rの脚部を巨大化したもの」と考えられるのである。
 実際,後にこの機体にシャアが搭乗した際には,ア・バオア・クーで搭乗した際よりも機動性・運動性が高まっていたと記述される資料も存在している。
!!武装
!腕部メガ粒子砲 x 10
!メガ粒子砲 x 2
!メガ粒子砲 x 1
!キアM-33E 腕部5連装有線メガ粒子砲 x 2
!腰部メガ粒子砲 x 2
!頭部メガ粒子砲 x 1
!!概要
MSN-02の完成体としてプランニングされていたもの。
通称パーフェクトジオングと呼ばれる。
 MSN-02《ジオング》は,一年戦戦争末期,ジオン公国軍が「究極のモビルスーツ」を目指して開発を進めたモビルスーツである。そのため,国家の象徴たりえんとして,国名を取って「ジオング」と命名されたとされている{{fn 個人的にだが,この名称については,「ジオンのG(ガンダムに対抗する機体)」の意味合いであると面白いとも思っている。}}。

実際には,完成体ではなく,脚部ユニット装着型としてプランニングされていたもので,脚部ユニットは終戦時に少なくとも1機分は完成していたとされる。(ただし,ア・バオア・クー海戦で焼失。)
 ジオングは,サイコミュを搭載し,パイロットのニュータイプ能力に応じた戦術を取ることが可能で,最強のモビルスーツにふさわしい機体と言うことができる。
 その意味では,本機の名称であるジオングは,ニュータイプ思想を提唱したジオンの名から取られているともいえ,そしてその搭乗者が,ジオンの息子たるシャア・アズナブルであったのはある種の歴史の皮肉と言ってもいいだろう。

その後,アクシズへと持ち出されていたことが確認され,シャア・アズナブルの手によって運用された。
 ジオングは,ア・バオア・クー攻防戦において,完成度80%の段階で実戦投入されたが,既にその戦闘能力については100%に近いものであった。
 ア・バオア・クーのNフィールドに布陣したジオングは,連邦のRX-78《ガンダム》との激闘の末,相打ちの形で撃破されている。

!!引用
!1/100 MG パーフェクトジオング インストラクション
 MSN-02ジオングは,公国軍の最終MS(モビルスーツ)である。この機体は,YMS-16系などの機体計画が提案された当初から開発が検討されていたもので,度重なる紆余曲折と計画変更を経てようやく完成した機体であり,最も初期の構想とされる「MS-16X」と呼ばれるプランにおいて,すでにサイコミュ機能の搭載が前提とされている。本機の開発途上で,ザク兇鬟戞璽垢箸垢MS-06Z,あるいはMSN-01などが試作されたが,これらは,MS-16X開発のための直接的計画の一環である「ビショップ計画」による機体であると見なされ,また,実験機であるMS-06Zのコードを"ビショップ"と呼称する資料も存在する。
 この機体の最大の特徴はサイコミュの搭載であり,MSを含む空間戦闘用機動兵器のひとつの究極の形であると言うことができる。サイコミュとは,ミノフスキー粒子散布技術の発達に伴って無効化された電子戦,特に遠隔誘導技術をほぼ完壁に代替するシステムであり,逆説的に,MSが既存の兵器と比較して有利であるための必要条件「電子戦の無効化」と「有視界戦闘の優位性」を覆すものだったのである。しかし,当時はサイコミュ自体が,MAN-03ブラウ・ブロや,MAN-08エルメスなどでようやく実用化が達成されたばかりであり,当然,この機体の開発も非常に難航した。
 当時の技術では,サイコミュデバイスの小型化が非常に困難であったため,本機もMSとしては巨大なものとなることが予見された。サイコミュの機能を持ったままで"人型"を維持すれば,その全高は40mにも達する。そのため,MS-06ZやMSN-01とされる機体群は,本機の約半分のサイズであることを前提として作られていた"機構試作"だった可能性がある。ただし,腕部の5連メガ粒子砲は,実際の機体に採用されたものと同等のデバイスが採用されており,そのプロポーションは歪なものではあったが,稼働試験そのものには問題はなかったとされている。無論,積載燃料やジェネレーター出力の問題などもあって,満足のいく結果がでたかどうかは定かではないが,それでも,これほど巨大な機動兵器が,空間戦闘はともかく,重力下でも稼働可能かどうかは全くの未知数であり,兵器としての性格はむしろMA(モビルアーマー)に近いものだったと言えるだろう。
 そのことは,この計画に携わったスタッフも自覚していたようで,前述したプランの中には,すでに脚部をオミットした構想も存在している。すなわち「100%の能力を発揮できる」と言った技官の発言もあながち方便ではなかったことになるのである。
 MSN-02ジオングは,同型機が他に2体,脚部そのものも1体分が完成しており,ア・バオア・クーの工廠において装備される予定だったとする説がある。加えて,機体が7つのパーツに分離し,そのすべてがワイヤーレスでのオールレンジ攻撃を行うという機体プランも存在していたようで,それが本来のフル規格による「MS-16X計画」だとする説もある。
 ただし,この機体が脚部を持つプランのまま完成していたとしても,全高が35mにもおよぶMSを積載可能な艦艇が存在していなかった当時,投入可能な局面もかなり限定されたであろうことは想像に難くない。実際に重力下戦闘に対応でき
たかどうかにも疑問が残る。そういった運用や兵砧などの側面から見ても,ジオングはMSとして常軌を逸したものだったといえる。むしろ,MA的な運用に特化させた技術陣の判断は,当時の戦況からすれば最善のものだったと言えるだろう。ちなみに,ガンダムに撃破された機体の他,すべての試作機と脚部パーツなどはア・バオア・クー攻防戦において喪失したとされているが,その情報自体にも確証や物証があるわけではなく,あくまで戦後に連邦サイドから発表された"公式見解"に過ぎない。後に明かとなった連邦軍の情報隠蔽体質や,デラーズ・フリート,アクシズなど公国軍残党の存在を鑑みれば,ガンダムと相討ちとなったジオングが最後の一体だとするのもまた,早計であるかも知れない……。
 なお,一説によるとこの時点で実働可能な機体は3機存在したものの,パイロット不足からシャアの機体以外は,実戦投入を見送られたとされている。
 内,1機がアクシズへと持ち出されており,後に再びシャアによって運用された(この際には完成体,いわゆるパーフェクトジオングとしてであった)とも言われている。
!開発
 ジオングの開発プロジェクトは,公国軍がMS-14計画と同時に進めていた突出した性能を持った(そのため,本格量産は想定されていなかった)MS-16計画に属する物で,その中でもMS-16X計画(ビショップ計画)として提示されたものがベースとなっている。
 仮称「MS-16X《ジオング》」として提示されたこのプランでは,既にサイコミュ搭載が前提として提示されており,ニュータイプパイロット専用の機体として位置づけられていたとされている。

"ジオング"の名は国名に由来するとされている。コードナンバーは「MSN-02」として知られているが,「YMS-16」または「MS-16X」などのコードを擁する「ビショップ計画」関連資料の概要からは,その完成形を「MSN-03」とする旨の記述なども散見されるため,脚部ユニットを装備した本機の名称は「パーフェクト・ジオング」という俗称の方がより一般的であるといえる。ただし,この仕様も現存する資料に基づくものであり,真に"パーフェクト"であるかどうかは憶測の域を出ない。
 ジオングの開発は非常に難航したが,その理由として大きく二つの要因が存在する。
 ひとつは,サイコミュの小型化の問題である。
 試験運用が行われたニュータイプ専用モビルアーマーであるMAN-03《ブラウ・ブロ》やMAN-08《エルメス》などは,極めて巨大な機体となっており,そのほとんどがサイコミュ関連装備であったとされている。これを小型化を進めたのであるが,結果的に一定サイズ以下に小型化することができず,本機の機体サイズは,脚部が未実装の状態で標準的なモビルスーツサイズとなっており,フルサイズ(脚部装着時)には,実に全長35m{{fn MGパーフェクトジオングから。他に,39mや40mといった表記も多い。特に古い資料では,いくつかこれを超える表記のものも存在する。}}にもおよぶ巨体であったとされる。

 また,運用可能なパイロットがほとんど存在せず,テストが進められなかったという点も大きな問題であった。
 ブラウ・ブロは,攻撃端末のテストを行うために複数のパイロットで操作可能なかたちで設計が行われていたが,エルメスには専任のパイロットが確保されたことから,それぞれのパイロットによる運用試験が行われている。
 ジオングの攻撃端末となる腕部の試験に用いられたのは,MS-06Z《サイコミュ試験型ザク》であるが,この機体は3機建造されたものの,試験中の事故により,スケジュールが大幅にずれ込んでいる。(一説によれば,その内の1機はヤハギ・フランジバックなるパイロットの機体だったとも言われる。また,2号機は後に改装され,MSN-01と型式番号を改めている。)

!データコレクション 一年戦争外伝
ア・バオア・クーの決戦において,80%の完成度で出撃したMSN-02ジオングに歩行ユニットを搭載した機体。俗にパーフェクト・ジオングとも呼ばれる。
 結果として,試作機に相当する3機が完成したのは,U.C.0079年も末頃であり,完全な機体の完成を見ることもなく,実戦に投入されたのだった。
!特徴と複数の開発プラン
 ジオング最大の特徴は,各部がブロック化されており,それぞれが単独に稼動可能であるという点であろう。すなわち,腕部は有線ワイヤーで結合された5連装メガ粒子砲を搭載した攻撃端末,胴体部は大型メガ粒子砲2門を装備する攻撃機,そして頭部はメガ粒子砲1門を備える小型艇,といった具合である。
 さらに,完成体とされるプランでは,脚部も分離可能な攻撃端末{{fn ただし,現在「パーフェクトジオング」とされる機体では,脚部に攻撃兵装が見当たらないため,いわゆるMSN-03ジオングでは,異なった脚部であった可能性も否定できない。}}として機能する予定だったとも言われている。
 蛇足ながら,前腕部ユニットは,有線ワイヤーが切断された場合でもある程度のコントロールは可能(それなりのNT能力は必要だが)で,再接続することで予備ワイヤーによるコントロールが再び可能になる。

!データコレクション一年戦争外伝3
ア・バオア・クーでは未完成だったジオングに陸戦歩行用ユニットを装着した完成形態で,その予想図として広く知れ渡っている。
ビーム兵器を内蔵したためにMSとしては巨大な機体となり,後の第4世代MSの先駆けともいえる存在となった。
 また,本機の特徴として,複数のコクピットを有しているという点もあげられるだろう。本機のコクピットは胸部,頭部の2カ所有り,いずれも機体コントロールには問題がなかったようである。(しかし,実戦に投入された機体は,胸部側のコクピットで起動を行う必要があったようである。)
 また,頭部コクピットは脱出装置としての役割も持っている。なお,この複数コクピットであるが,ニュータイプ能力の無いパイロットが本機をコントロールする為と言われており,頭部がガンナー,胸部が機体制御に用いられる予定であったとも言われている。
 これは,ある意味,ブラウ・ブロの構造を踏襲しており,実用段階のニュータイプ専用機とされたエルメスとは異なり,ジオングが試作機段階であったことの証左だとする論説も存在する。

 他にもジオングの完成プランとしては,複数のものが確認されており,脚部の装着された機体(の想像図と思われるもの)では,まるでMS-09《ドム》のような形状の物{{fn 天満兄弟の足つきジオングをネタにしたものw}}も確認されている。
 また,本機の全長とほぼ同サイズの巨大な実剣を装備する予定だった{{fn サッキー竹田のパーフェクトジオングをネタにしたもの。実際,MGのパーフェクトジオングには実剣が付属している。}}とも噂されており,終戦間際の混乱を示していると言えよう。
!!引用
!GUNDAM WAR 永久の絆 ジオン公国軍 U-70
一年戦争末期,80%の完成度で出撃,大破してしまったジオングの完成形。脚部ユニットの装着により,大気圏内での行動が可能である。ただし,実戦に参加したという記録はない。
!GUNDAM WAR ギレンの野望編 ネオジオン U-89{{br}}GUNDAM WAR -EXTENSION BOOSTER- ネオジオン U-89
NT専用機として開発された大型MS。脚部の完成により,陸上での機動が可能となった機体。有線サイコミュによるオールレンジ攻撃,機体各所のメガ粒子砲など,驚異的な攻撃力を持つ。

!GUNDAM WAR 不敗の流派 ジオン公国 U-271
ジオン軍のNT専用MS。全高35mを越える巨大な機体で,この状態が開発当初に計画されていた完成形態である。戦局の悪化から実戦に投入される事は無かったが,非常に高い戦闘力を誇る。

!GジェネレーションF / Gジェネレーションポータブル
ジオン公国軍のNT専用試作MS。
開発当初に計画されていた,完全MS形態のジオングである。
ジオングは当初,汎用型の大型MSとして計画されており,MS-16の型式番号が予定されていた。
しかし戦局の急変やNT関連技術の急速な発達により開発計画が変更され,有線サイコミュ兵器を搭載した宇宙用MAとして開発されることになったのである。
その過程で歩行ユニットはオプション化し,試験機には装着されなかった。
完成していれば全高38mという超大型MSとなる予定であった。

:パーフェクトジオング(ヘッド):
パーフェクト・ジオングの頭部ブロック。
本体が撃破された場合の脱出ポッドである。性能的にはジオングのものと変わらない。

!1984年バンダイ MSV新製品情報 チラシ
究極のモビルスーツとして開発されたのがジオングで,陸戦用歩行ユニットをつけると全高38m(実にザクの2倍)に達した。主兵器であるビーム砲は腕部左右10門を始め,実に13門装備という強大な威力を誇っていた。ジオングと言う名称も国民の士気高揚のためにジオン公国の名から採られたものだ。
※機体名を「ジオング陸戦型」としている。

 一年戦争末期,80%の完成度で出撃,大破してしまったジオングの完成形。脚部ユニットの装着により,大気圏内での行動が可能である。ただし,実戦に参加したという記録はない。
!!備考
厳密に言うと,パーフェクトジオングという呼称は,通称であり,元来プラモ狂四郎の機体を指している。

 厳密に言うと,パーフェクトジオングという呼称は,通称であり,元来プラモ狂四郎の機体を指している。
 また,1984年に配布されたバンダイのMSV新製品情報が掲載されたチラシでは,機体名が「ジオング陸戦型」しており,同様に,ガシャポン戦士シールの一部では,正式名称を「陸戦用歩行ユニット装着型ジオング」としている。いずれにせよ,陸戦機として位置づけられており,設定上の方向性が定まっていなかったことが窺える。
!!関連項目

*[[MS-LEXICONのデータを参照する|MS-LEXICON:ジオング]]
*[[〔MSN-02〕ジオング]]
!!編集者
*あさぎり
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{{category MS/MA・M}}
{{category モビルスーツ・MSV}}
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{{lastmodified}}
!!ノート
■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]]
※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。