>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔MSN-04〕サザビー]] !!!サザビー *[MS] //{{layout cols,width:100% //---------- {{layout cols,width:40% !!データ ,機体データ{COLS:2|LEFT} ,型式番号,MSN-04 ,兵器区分,総帥専用ニュータイプ対応モビルスーツ ,所属,ネオ・ジオン軍 ,パイロット,シャア・アズナブル ,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD} ,デザイナー,出渕裕 ,初出作品,機動戦士ガンダム〜逆襲のシャア ,参考文献,GUNDAM WAR{{br}}ガンダムコレクションDX{{br}}GジェネレーションDS{{br}}GジェネレーションF{{br}}1/100 MG インストラクション{{br}}ガシャポン戦士付属シール{{br}}FRIDAY DYNAMITE オレたちのガンプラ伝説 ほか }} //---------- {{layout cols,width:40% !!画像 !BOX ART (img:045.jpg) (img:192.jpg) *[[掲載画像に関する注意書き]] }} //---------- //}} {{ilayout clear}} !!スペック ,項目,内容 ,全高,25.6m ,頭頂高,23.0m ,頭頂高,25.0m{{fn ガンダムMS動画図鑑 第51回}} ,本体重量,30.5t ,全備重量,71.2t ,ジェネレータ出力,3960kw ,スラスタ推力,14000kg x2,13300kg x2,9800kg x8 ,スラスタ総推進力,133000kg ,アポジモーター数,28 ,センサ有効半径,22600m ,推力重量比,1.87 ,装甲材質,ガンダリウム合金 ,黒歴史コード,09-5626435 !頭部  サザビーの頭部ユニットは,標準的なジオン系デバイスによって構成されているが,その構造は,かつてのジオングというよりもエゥーゴで使用していたリック・ディアスに近いものがある。  構造的には,サイコミュデバイスの中心的位置づけとなっており,サイコ・フレームによって構成されたデバイスがサイコミュ端末を駆動させる役割をになっている。また,その構造故に,スペースの余裕は無く,極めて高密度に各部品が実装されている。 !ボディ  一般的なモビルスーツの場合,ボディにコクピットブロックを実装するため,その機体構造のパターンは決まってくる部分がある。しかし,サザビーでは,コクピットブロックを頭部に設置したことと,その巨体(当時としては標準よりもわずかに大きい頭頂高といったレベルだが,機体のボリュームは,一般的なモビルスーツの比ではない)から,胴体部に余裕ができることとなった。  このため,サザビーでは基本構造の強化と各種機能の強化を前提に,「極めて安定した第2世代機」としてのポテンシャルを発揮することを前提に設計されている。この上で,余裕が出た部分としてサイコミュ・デバイスの本体と,腹部メガ粒子砲のユニットが組み込まれているのである。  これだけ肥大したシステムでありながらも基本的にはギラ・ドーガの構造体を踏襲しており,サザビーの構造そのものはプレーンなものをベースにしていることがわかるものとなっている。 !腕部  サザビーの腕部は,ギラ・ドーガの腕部を拡張したような設計となっており,当時のモビルスーツの腕部の中でも完成した部類に入るものとなっている。  この上,サザビーでは腕部にも稼動するスラスタが用意されており,腕部そのもののAMBAC効果だけではなく,これに付随する推進器による推進も可能となり,その巨体に似合わない機動が可能な要素のひとつとなっている。 !脚部  サザビーの脚部は,歩行・機動ユニットとしての完成度はもとより,AMBACユニット兼スラスターとしても優秀なものとなっている。  サザビーのコンセプトは,非常にベーシックなモビルスーツにニュータイプ専用機としての能力を付与する,というものであり,モビルスーツ単体としての完成度も高いものとなっていた。この点でいえば,サザビーの脚部は(その巨体から想像しにくいが),極めて標準的な脚部構造といえるのである。 !バックパック  サザビーのバックパックは,本隊同様に極めてシンプルな発想で設計が行われている。すなわち,標準的な推進器とそれに付随するプロペランとの確保,という点で,いわゆる第2世代機となんら変わるところは無いのである。  最大の相違点がファンネル・コンテナを有しているという点であるが,これもバックパックが標準的なものであったが故の機能拡張というしかない。  ただし,サザビーのファンネル・コンテナは,当時のサイコミュ搭載機のなかでも突出して高機能である。多くのファンネルが,事実上使い捨てであるのに対して,サザビーのファンネル・コンテナではファンネルへのプロペランとおよびエネルギーの最重点が可能となっている。すなあち,継戦能力が向上しているということが言えるのである。 !サイコ・フレーム  サイコフレームとは,サイコミュの基礎機能を持ったコンピュータチップを金属粒子のレベルで構造材に練込んだもので,本来膨大な容積を必要とするサイコミュ装置の大幅な小型化に貢献している。 !!武装  ファンネルを除けばMSの装備として標準的なものばかりであり,メガ・バズーカ・ランチャーのような大出力・長射程のものは含まれていない。 !ビームショットライフル x 1  集束ビームと拡散ビームのふたつの銃口を持つ。  拡散ビームは散弾状に連射することが可能で,特に近接戦闘時に威力を発揮する。 !ビームトマホーク x 1  通常は,エネルギー消費を抑えた片刃のヒート・ホークとして使用する。  エネルギーを全開にすると,高出力のビーム・サーベルとして使用可能。 !ビームサーベル x 2  通常の機体に装備されるものと同等の威力を持つが,斬撃時にのみビーム刃を形成するアイドリングリミッター機能を持つ。両腕に内蔵されている。 !メガ粒子砲 x 1  腹部に設置されている。 !ファンネル x 6  キュベレイ系の"ファンネル"とエルメス用"ビット"の特徴を併せ持つ新開発の無人攻撃端末。  背部のファンネル・コンテナでエネルギーとプロペラントのリチャージおよび再使用が可能。 !小型ミサイル x 3  シールドに設置されている。 !シールド  材質は機体に採用されているガンダリウム系合金と同等で,更に強力なコーティングが施されているほか,ビーム・トマホークと小型ミサイルを装備する。 !!概要  MSN-04《サザビー》は,第2次ネオ・ジオン戦争当時にネオ・ジオン軍が実戦投入した総帥専用機である。ある意味,ネオ・ジオン軍で最も強力なモビルスーツと言え,まさにネオ・ジオン軍を象徴する機体として君臨したのである。 !開発経緯  U.C.0092年12月,再び表舞台へと姿を表したシャア・アズナブルことキャスバル・レム・ダイクンは,自らを総帥として再びネオ・ジオンを興した。この際,自ら戦場に立つことを望む総帥の専用機としてモビルスーツの開発が決定したのである。  グリプス戦役の後,地に潜ったシャアは,連邦の主導権を握ったことで内部崩壊を進めるエゥーゴとジオンの名を利用することでその権勢を誇ったハマーン・カーンとの戦いを横目に自らの勢力の地盤固めを進めていた。  かつてエゥーゴを支援したスポンサーの多くは,こうしたシャアに協力的であったし,身を隠したスウィート・ウォーターもまた,協力的なコロニーであったのである。  こうして短期間で足場固めを行ったシャアは,連邦に対して自らの理念を実現するための戦力の拡充を行った。再興したネオ・ジオン軍の戦力が,対連邦軍という視点で見ると限定的であるのは,実のところシャアの理念を実現するための必要最小限の戦力であったとも言えるのである。  無論,この構想にはシャア本人も戦力として組み込まれていた。彼の持つ戦闘力すらネオ・ジオンにとっては,大きな戦力のひとつだったのである。  しかし,実際にはもう一つの思惑があったと言われる。  シャア本人は,「連邦という(腐敗した)組織に使われるニュータイプ」であるアムロ・レイの存在が大きな壁のひとつであった。かつて敵対し,そしてともに戦ったアムロに対して,シャアは一種のシンパシーとともにライバル心を強くもっていた。彼に対して対等な条件で勝ちたいという思いを持っていたのである。  このために必要なものが「最高のモビルスーツ」であった。  実は,サザビーはこうした意味合いも持たされた機体だったのである。  サザビーの開発においては,ネオ・ジオン軍の主力機であったAMS-119《ギラ・ドーガ》がその母体となっている。ギラ・ドーガは,一年戦争当時,ジオン公国軍が運用していたMS-06系の系譜上にある機体で,一説に依れば,当時から同様のコンセプトそのものは存在しており,それが故に,旧コードとして「MS-16」が与えられていたともいわれているのである。  ギラ・ドーガは,極めて汎用性が高く,柔軟な機体でありながらもその基本スペックは高いもので,いわばMS-06〜MS-14系の正統進化機といえるものとなっている。  この機体に対して,サイコミュ・デバイスの搭載を図ったのである。  事実上の実験機となったのが,AMS-120で,続いてMSN-03《ヤクト・ドーガ》が完成した。しかし,この機体ではシャアの求めるスペックを満たしきれず,ドーガ系のフレームを拡張した新設計による機体開発へとシフトしている。  この結果,誕生したのがサザビーなのである。 !特徴  サザビーは,基本的にはプレーンな第2世代モビルスーツである。  これに,各部に高機動スラスタと,腹部のメガ粒子砲といった追加兵装,そしてサイコミュ・デバイスの搭載が行われたものである。  各種機能の追加については,これまで開発されてきた様々な機体のデータが生かされている。例えば,機体の各部構造は,ギラ・ドーガとともに,シャアがグリプス戦役で使用したRMS-099《リック・ディアス》なども参考にされている。ファンネル関連は,AMX-004《キュベレイ》の技術系譜上にあることは間違いない。また,一説にはその重モビルスーツながらも軽快な機動性を内包する機体コンセプトに,ジオン経由で流れてきたPMX-003《ジ・オ》のコンセプトも反映されているともいわれている。  こうした機体であるため,総帥専用機として開発が進められたものの,サイコミュ・デバイスを搭載しない同型機が複数建造され,これらは上級士官向けに投入されたともいわれているが,定かではない。 !運用  サザビーは,完成直後から総帥専用機として戦果を挙げている。  しかし,アクシズを巡る戦いにおいて,ライバルであるアムロ大尉のRX-93《νガンダム》との壮絶な肉弾戦の上で破壊されている。(なお,その後のアクシズ落着阻止における顛末で,二人は行方不明として記録されている。) !!引用 !GUNDAM WAR 革新の波濤 ネオジオン U-70  真紅に塗装されたシャアの愛機。新技術サイコ・フレームの搭載により,高い反応効率を誇る。  5thルナ攻防戦において,ギュネイに対し攻勢をかける,アムロの行く手を阻んだ。 !!備考 !!関連項目 !!編集者 *あさぎり ---- {{category MS/MA・M}} {{category モビルスーツ・CCA}} {{category 加筆募集・MS}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。