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ゾゴック
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | MSM-08 |
兵器区分 | 水陸両用モビルスーツ |
所属 | ジオン公国軍残党 |
パイロット | 公国軍残党兵 |
製作データ | |
デザイナー | カトキハジメ |
初出作品 | 機動戦士ガンダムUC |
参考文献 | GUNDAM WAR ガンダムエースほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 18.8m |
頭頂高 | 18.2m |
本体重量 | 77.4t |
全備重量 | 107.3t |
ジェネレータ出力 | 1688kw |
スラスタ推力 | 97400kg |
水中巡航速度 | 47knots |
※スペックは標準的なMSVの機体のもの
武装
ワイドカッター
頭頂部に設置されている射出兵器。
ロッドアーム
概要
ジオン公国軍の水陸両用試作モビルスーツ。
開発に関しては大きく二つの説があり,MSM-07ズゴックの開発過程で生まれたバリエーション機という説と,ズゴックと並行開発されていた兄弟機という説が存在する。
ゾゴックは,地球連邦軍の本拠地である南米ジャブロー基地の攻略のための特務モビルスーツとして区分される機体で,EMS-05アッグ(坑道確保),MSM-04Gジュアッグ(砲撃支援),MSM-04Nアッグガイ(中近距離格闘戦)とともに接近格闘戦を前提とした機体として開発されている。ジャブロー攻略戦においては「水中移動可能な主力格闘戦対応機」としての位置づけとなるはずであった。
その設計は,ズゴックと同じ基本設計であるため,ズゴック同様に高い陸戦能力を有しており,元来は通常の水陸両用機として制式採用されるはずであったが,同様の能力を持つ機体を2種配備するメリットに乏しく,ズゴックの制式採用後に特務モビルスーツ用として運用目的を変更,開発が継続されている。
最大の特徴が,他の水陸両用型モビルスーツが抱負に存在する「水」を冷却媒体とすることで発熱問題を解決し,強力なメガ粒子砲などの固定武装を多数装備しているのに対して,ゾゴックは格闘戦用の装備として伸縮するロッドアーム(打撃力を高めるため,手首は強力なものが用意され,従来の公国軍系モビルスーツとは異なった形状のものが採用されている)が主兵装であり,わずかに接近時の牽制ならびに関節部等の脆弱部に向けて射出するブーメランカッター(ワイドカッター)を他に装備するのみの点である。
本機は,U.C.0096年のいわゆるラプラス戦争時に確認された機体で,公国軍残党による連邦軍基地襲撃に際して運用された。極めて高い操縦技術により,最新鋭のモビルスーツに対しても互角の戦闘を繰り広げた。
なお,本機は従来型のゾゴックとは異なり,腹部ブーメランカッターが撤去されている。
引用
ガンダムUC 公式サイト
水陸両用機MSM-07ズゴックの派生型で,格闘能力を向上させたMS。伸縮式の腕部によるアーム・パンチ,頭頂部に内装する射出兵器ブーメラン・カッターなど,他のMSには見られない個性的な兵装を有している。『一年戦争』から17年もの歳月は,そのものが兵器となる両拳にさらなる力を携行させる戦闘技術を生み出した。
備考
関連項目
編集者
最終更新時間:2014年09月06日 20時37分02秒
ノート
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脚注