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〔MSM-03〕ゴッグの変更点

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>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔MSM-03〕ゴッグ]]
!!!ゴッグ
*[MS]
//{{layout cols,width:100%
//----------
{{layout cols,width:40%
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT},,BOX ART
,型式番号,MSM-03,http://gudamer.sakura.ne.jp/wiki/images/082.jpg{{br}}http://gudamer.sakura.ne.jp/wiki/images/149.jpg{ROWS:9}
,兵器区分,-
,所属,ジオン軍
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,MSM-03
,兵器区分,水陸両用型モビルスーツ
,所属,ジオン公国軍
,パイロット,コーカ・ラサ{{br}}他
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,コンセプトデザイン:富野喜幸{{br}}デザイン:大河原邦男{{br}}フィニッシュ:安彦良和
,初出作品,機動戦士ガンダム
,初出,#26
,参考文献,ガンダム占い0079〜0080{{br}}GUNDAM WAR{{br}}ガンダムコレクション{{br}}Gジェネシリーズ ジオン公国軍水陸両用MSセット{{br}}MSVコレクションファイル{{br}}MS大全集2003{{br}}Gジェネレーションポータブル
,参考文献,ガンダム占い0079〜0080{{br}}GUNDAM WAR{{br}}ガンダムコレクション{{br}}Gジェネシリーズ ジオン公国軍水陸両用MSセット{{br}}MSVコレクションファイル{{br}}MS大全集2003{{br}}Gジェネレーションポータブル ほか
}}
//----------
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!!画像

!BOX ART
(img:fg129.jpg)
*[[掲載画像に関する注意書き]]
}}
//----------
//}}
{{ilayout clear}}
!!スペック
,項目,内容
,全高,17.8m(#1)
,全高,17.2m(#2)
,頭頂高,18.3 m
,本体重量,82.4 t
,全備重量,159.4 t
,自重,142.2t(#2)
,総重量,294.5t(#2)
,総重量,130t(#1)
,ジェネレータ出力,1740 kW
,出力,9万4000馬力(#1)
,馬力,113900hp(#2)
,スラスタ推力,38000 kg x 2,15000 kg x 3
,スラスター総推進力,121000 kg
,動力システム,熱核反応炉(#2)
,エンジン出力,85000(#2)
,水中巡航速度,75 knots
,地上時速最高速度,50Km(#1)
,水中時速最高速度,19ノット(#1)
,主推進システム,熱核水流ジェット x2(#2)
,全高,17.8m{{fn ポケットカード / ガシャポン戦士シール}}
,全高,17.2m{{fn GUNDAM CENTURY}}
,頭頂高,18.3m
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,水中時速最高速度,19ノット{{fn ポケットカード / ガシャポン戦士シール}}
,主推進システム,熱核水流ジェット x2{{fn GUNDAM CENTURY}}
,センサー有効半径,5400m
,装甲材質,超硬スチール合金
,開発基地,キャリフォルニアベース
,製造,ツィマッド社
,黒歴史コード,02-1727467
,黒歴史コード,02-0513946(黒/蒼の戦慄)
#1:ポケットカード / ガシャポン戦士シール
#2:GUNDAM CENTURY

!推進装置
基本的には後の機体と同様,機体各所に設けられたインテークから取り入れた海水を高圧で噴出するハイドロジェット及びロケット,またはウォータージェットによって巡航する。
フリージーヤード展開中は,取水口を閉鎖する必要があるため,可能な限り速やかに機雷原を突破し,絡め取った機雷などを除去,投棄する必要がある。

 基本的には後の機体と同様,機体各所に設けられたインテークから取り入れた海水を高圧で噴出するハイドロジェット及びロケット,またはウォータージェットによって巡航する。
 フリージーヤード展開中は,取水口を閉鎖する必要があるため,可能な限り速やかに機雷原を突破し,絡め取った機雷などを除去,投棄する必要がある。
!フレキシブルアーム

!!武装
!メガ粒子砲 x2
ゴッグは熱核反応炉の冷却に水冷機構を採用したため,他の機体に先んじてメガ粒子砲を装備する事が可能となった。
ただし,腹部に2門の固定武装とされたため,取り回しが困難であったとも言われている。

!メガ粒子砲
 ゴッグは熱核反応炉の冷却に水冷機構を採用したため,他の機体に先んじてメガ粒子砲を装備する事が可能となった。
 ただし,腹部に2門の固定武装とされたため,取り回しが困難であったとも言われている。
!アイアンネイル
ゴッグの近接戦闘用武装兼簡易マニピュレーターとして機能する。
機体運用上,オプションの携行が困難であったため,斬撃武装の代替案として装備された。
実戦に於いては,防御用装備としても非常に有効に機能した。
水中巡航時には,腕部が伸縮し,肩アーマーと一体化することで,整流効果を高める。
 ゴッグの近接戦闘用武装兼簡易マニピュレーターとして機能する。水中巡航時には,腕部が伸縮し,肩アーマーと一体化することで,整流効果を高める。
 機体運用上,オプションの携行が困難であったため,斬撃武装の代替案として装備された。実戦に於いては,防御用装備としても非常に有効に機能したとされる。
!魚雷発射管
!フリージーヤード
 敷設された機雷や爆雷などの信管が作動するのを防ぐ防護装置。
 頭頂部から射出される弾頭には,特殊な高分子化合物が充填されており,射出された弾頭は,自機の前方で展開し,海水を取り込んだゲル状の保護膜となって機体を包み込む。
 万一爆発したとしても,防護膜の作用で機体の損傷は軽微となる。
 一説には,磁気機雷の作動も防御できたと言われている。
!!概要
 MSM-03《ゴッグ》は,ジオン公国軍が開発した,初の本格的量産型水陸両用モビルスーツである。
 公国軍の地球侵攻作戦においては,その戦力で橋頭堡のない地球上での戦力展開の必要上,地上の7割を占める海洋での活動に大きな意義があった。航空戦力に乏しい公国軍にとって海中で活動できる機体の有用性は語るまでも無く,新たに編成された潜水艦隊は,まさに我が物顔で連邦軍を翻弄したのである。
 一年戦争当時,機動性能の高い水中戦用兵装を持たなかった地球連邦軍にとって,水陸両用モビルスーツは非常に大きな脅威となっており,一時は海上戦力が壊滅的被害を被るほどの状況であった。これも既に水陸両用型モビルスーツの初号機であるゴッグの時点で完成度の高い機体として誕生していたことにもひとつの要因があるのである。

!魚雷発射管 x2
 ゴッグを始めとした水陸両用モビルスーツは,一年戦争後も地下に潜った公国軍残党にとって貴重な戦力のひとつとなっていた。これは,地球連邦軍の掃討作戦が海中に対してほとんど実施されなかったことや,公国軍に協力的な地上の勢力にとって,連邦に察知される可能性の少ない,水中戦力であったということが大きな理由である。
 結果として,U.C.0090年代末期まで,公国軍残党は,各地に潜伏を続けることが可能となったのであった。
!開発プロジェクト
 公国軍の水陸両用モビルスーツの開発は,U.C.0078年の局地戦用モビルスーツの開発開始に端を発している。
 しかしながら,コロニー国家という公国の状況が,これら局地戦用モビルスーツの開発に際して,様々な壁となった。既に地球から移民した第1世代は引退しており,これらの開発に従事した人材の多くが第2世代や第3世代に相当する人材だったためである。

!フリージーヤード
敷設された機雷や爆雷などの信管が作動するのを防ぐ防護装置。
頭頂部から射出される弾頭には,特殊な高分子化合物が充填されており,射出された弾頭は,自機の前方で展開し,海水を取り込んだゲル状の保護膜となって機体を包み込む。
万一爆発したとしても,防護膜の作用で機体の損傷は軽微となる。
一説には,磁気機雷の作動も防御できたと言われている。
 当初計画では,局地戦用モビルスーツのほとんどはMS-06《ザク》のバリエーションによって開発が進められることとなっていたが,既にこの段階で,極めて大きな改装を必要とする機体が存在しており,ザクという機体の存在そのものが一種の制限となってしまっていた。
 特に水中という特殊な環境下では,汎用機として開発されていたザクの改修では対応することができず,早々とザクによる水中適応は断念されている。
 ここにおいて,公国軍は新規設計による水陸両用モビルスーツの開発を決定,ジオニック社以外のメーカーにも開発を打診した。06系を開発したジオニック社は,水陸両用モビルスーツの開発に参加するメリットが少なかったためか積極的に開発に関与せず,ツィマット社ほか,いくつかのメーカーが水陸両用モビルスーツの開発に本格的に参入した{{fn この点に関しては,アッガイの開発メーカーが,ジオニックとスウィネンの2社が取りざたされることを想定したものである。なお,スウィネンの顛末については略する。}}。

!!概要
 ジオン公国軍が開発した初の本格派水陸両用MS。
 当初計画では,MS-06の局地戦用バリエーションで対応を図ったが,水中という特殊な環境では,汎用機として開発された06の改修だけでは,水中航行実用機としてはかろうじて成功したものの本格実戦対応機としては,いささか実力不足な機体となった。
 ここにおいて,公国軍は新規設計による水陸両用MSの開発を決定,ジオニック社以外のメーカーにも開発を打診した。06系を開発したジオニック社は,水陸両用MSの開発に参加するメリットが少なかったためか,ツィマット社ほか,いくつかのメーカーが水陸両用MSの開発に本格的に参入した。
 ツィマット社によって最初に開発されたMSM-02は,MSM-01のデータを利用して開発され,サイド3の海洋コロニーでデータ収集が行われた。(※1)
 ツィマット社によって最初に開発されたMSM-02は,MSM-01のデータを利用して開発され,サイド3の海洋コロニーでデータ収集が行われた。(なお,一説にはMSM-02と03は競作機ともされるが,同一メーカーの機体であることと,軍の制式ナンバーを得ていることから考えるに,社内コンペとしての意味合いで競作機とされているものと考えられる。結果として,MSM-03となるプランにリソースを集中する形になったものと考えられる。)
 引き続いて設計されたMSM-03は,MSM-02の問題点をほぼ解消した設計となっており,グラナダのモビルスーツ工廠の一部製造ラインを使用して試験的に2機が生産された。
 先行量産型として生産されたこの2機は,開戦直後にロールアウトし,調整の後,第2次地球降下作戦時に地球に卸され,実働試験を兼ねた実戦投入が行われた。

 先行量産型として生産されたこの2機は,開戦直後にロールアウトし,調整の後,第2次地球降下作戦時に地球に下ろされ,実働試験を兼ねた実戦投入が行われた。
 この実働試験で良好な結果を残したMSM-03は,直ちに本格量産に移り,公国軍の地球上での支配圏拡大に大きく貢献した。
!特徴
 本機の最大の特徴は,熱核反応炉の冷却に水冷システムを用いていることがある。これによって,(陸戦機は,もともと宇宙空間での冷却よりも冷却はかなり楽ではあったが)これまでのモビルスーツが搭載できなかった高出力の反応炉を搭載することが可能となった。この結果,メガ粒子砲の搭載も可能となり,公国軍の機体としては,極めて高い攻撃力を有することができたのである。
 しかしその反面,非常に重量のあるメガ粒子砲だけではなく,水圧に耐える為の厚い装甲などが災いし,MS-06Mの3倍弱(一説には5倍弱)という超重量級の機体となってしまった。
 無論,厚い装甲や防御装備の為,水中戦では通常の攻撃で撃破されることはまずなかったが,上陸作戦時にその鈍重な機動性と,(ジェネレーターが水冷式である為の)活動時間の制限から,撃破されることも多々あった。

 本機の最大の特徴は,熱核反応炉の冷却に水冷システムを用いていることがある。これによって,(陸戦機は,宇宙空間での冷却よりはかなり冷却は楽ではあったが)これまでのMSが搭載できなかった高出力の反応炉を搭載することが可能となった。この結果,メガ粒子砲の搭載も可能となり,公国軍の機体としては,極めて高い攻撃力を有することができたのである。
 しかしその反面,非常に重量のあるメガ粒子砲だけではなく,水圧に耐える為の厚い装甲などが災いし,MS-06Mの3倍弱(一説には5倍弱)という超重量級の機体となってしまった。
 無論,厚い装甲や防御装備の為,水中戦では通常の攻撃で撃破されることはまずなかったが,上陸作戦時にその鈍重な機動性と,(ジェネレーターが水冷式である為の)活動時間の制限から,撃破されることも多々あった。

 一般的には,短期間で設計から実戦投入まで行われたことから,完成度は低いとされることも多いのだが,一年戦争を通じて改良が進められた機体であり,MSM-07の量産がスタートしても後期型の生産は継続されていた。
 一般的には,短期間で設計から実戦投入まで行われたことから,完成度は低いとされることも多いのだが,一年戦争を通じて改良が進められた機体であり,傑作機といわれるMSM-07《ズゴック》の量産がスタートしても後期型の生産は継続されていた。
 また,統合整備計画による全面改修型も存在するなど,ジオン公国軍の水陸両用MSを代表する機体のひとつとなった機体である。

!※1
 一説にはMSM-02と03は競作機ともされるが,同一メーカーの機体であることと,軍の制式ナンバーを得ていることから考えるに,社内コンペ程度の意味合いで競作機とされているものと考えられる。
 実際,02の問題点を03で解消した方向に設計が進んでいることもあるため,「競作されたのは,ベースとなった設計」である可能性もある。

!!引用
!ガンダム占い0079〜0080
公国軍初の水陸両用MS。熱核反応炉の冷却に海水を利用できるために搭載可能となった高出力の反応炉により,メガ粒子砲も発射できる。海中を最高速度70ノット(時速約130km)で航行し,航続時間もきわめて長い。陸戦性能は決して高くないが,耐圧のために頑丈に設計された機体は防御力が高く,,腕部に設けられたアイアン・ネイルは斬撃武装として戦果をあげた。

!GUNDAM WAR ジオン公国軍 U-5
ジオン公国軍が開発した水陸両用量産型重モビルスーツ。分厚い装甲は機雷程度ではびくともしない。ガンダムのハイパーハンマーをも受け止める頑丈さを誇る。
!GUNDAM WAR 蒼海の死闘 ジオン公国 U-170
ジオン軍の水陸両用MS。冷却システムとして機外の水を使用する為,陸上における行動時間が限られているが,MSとしては初のメガ粒子砲内蔵を実現し,多くの戦果を上げている。

!SDガンダムGジェネレーションシリーズ ジオン公国軍水陸両用MSセット
ジオン公国軍初の量産型水陸両用MS。
実戦投入を急ぐあまり,MSとしての完成度は高くなかったが,機体には水の抵抗を軽減させる水中巡航形態や,機雷を無効化するフリージーヤードなど,様々な新機能が設けられていた。

!Gジェネレーションポータブル
ジオン公国軍の水陸両用量産MS。
史上初の本格的な水中用MSである。
核融合炉の冷却を水冷式にしているのが特徴でこれによりMSとしては初めて,メガ粒子砲を内蔵することに成功した。
また水圧に耐えるため,全身に重厚な装甲を施してある。
水中移動時に水の抵抗を少なくするため,両腕を肩アーマー内に収納することができる。またフリージーヤードという機雷無効化兵装を装備することも可能である。
水冷式であるため,陸上での行動時間には制限があったが,重装甲と高火力を活かし,上陸作戦で多くの戦果を上げている。

!MSVコレクションファイル
本機はジオン軍初の,実戦投入された水陸両用MSである。MS-06M(後にMSM-01に呼称変更)による各種新機材の試験データを参考にし,開発が行なわれた。開発班には多くのアースノイド技術者が参加していたという。水中という,捉え方次第では宇宙以上に厳しい環境下で運用される機体の開発には,やはりアースノイドの持つノウハウが不可欠だったのだろう。
水中用兵器の開発と要員の養成は,一般に考えられている以上に困難を伴うのである。 水陸両用機にしろ潜水艦にしろ,一朝一夕で建造できるものではないのだ。こうして完成したゴッグは,各地で行われた上陸侵攻作戦において,多大なる戦果をジオンにもたらしたのだった。

!MS大全集2003
水陸両用型モビルスーツ。メガ粒子砲2門と水中ミサイルランチャー2基,それに対機雷用防衛兵器フリージーヤードを装備する。

!モビルスーツバリエーション2ジオン軍MS・MA編
第1期水陸両用モビルスーツとして開発されたゴッグは,その水冷式反応炉により,長時間の単独行動が可能である。
武器としてメガ粒子砲をもち,沿岸基地と潜水艦隊に配備された。

MSM-03ゴッグは第一期水陸両用モビルスーツとして,MSM-02と競作の形で開発された。
機体は,水の抵抗が極力少なくなるよう設計されており,高出力反応炉の搭載とあいまって,最高速度七十ノット(時速約百三十キロ)をマークした。
また,フリージーヤード装備で,通常タイプの対潜兵器には無敵にちかかった。
反応炉の冷却上の制限により,陸上での作戦時間はさほど長くはなかったが,重装甲をいかして,上陸侵攻作戦で多大なる戦果をもたらした。

!アニメック8号 ガンダム事典
ジオンが新たに開発した,水陸両用タイプの重モビルスーツのひとつで,頭部にフォノン・メーザー砲と,腹部に固定式の収束ビーム砲2門をそなえる。水中用の防御兵器としては,フリージーヤードがあり,接近戦においては,その釣爪状の腕が威力を発揮する。また,装甲はきわめて厚く,バルカン砲くらいではビクともしない。腕,脚は胴体に収納可能で,水中戦における機動力には目をみはるものがある。

!MSVハンドブック
MSM-03ゴッグは第一期水陸両用モビルスーツとして,MSM-02と競作の形で開発された。
高出力の熱核反応炉を持ち,メガ粒子砲の使用を前程として,独力の行動能力を有する水中戦汎用タイプである。
両腕,両脚は,スライドして本体へ一部収納される様に工夫されており,極力水中での抵抗を少なく設計されている。
先行期間より2ヶ月を経て,量産型が生産され,沿岸基地と潜水艦隊へ次々に配備がおこなわれた。
ゴッグタイプの水中での移動力は,最高速度70ノットをマークし,重装甲を活用して上陸侵攻に多大なる戦果をもたらした。
地上での行動時間には,冷却上の制限があったため作戦時間をそれほど長くとれなかったが,河川区域の戦闘では,連邦の防衛設備をことごとく撃破したと伝えられる。

!機動戦士ガンダム戦記 限定版同梱 OFFICIAL GUIDE BOOK
公国軍の水陸両用モビルスーツであり,初めてメガ粒子砲を内蔵した機体としても知られる。陸上での機動性は決して高いものではないが,高水圧に耐える重装甲や,RX-78のハイパーハンマーすら受け止めるアイアンネイルの装備により,格闘戦にも十分対応可能。

!ガシャポン戦士実写シール 2/2
ジオン軍の水陸両用モビルスーツ。両手・両足をちぢめて,水中をものすごいスピードで動きまわることができる。おもな武器は,腹部の固定式二連ビーム砲。

!1/144 HGUC ゴッグ インストラクション
公国軍は,宇宙世紀0079年2月の"地球侵攻作戦"の決定を待って水陸両用MSの開発に着手した。公国軍が開発した水陸両用MSは,空間及び陸戦用の標準的な機体と比べ単純計算で2〜3倍のジェネレーター出力を持っている。これは水冷構造などを取り入れた新たな冷却システムが開発されたことによって可能となったもので,初期の計画では,06系の機体を改修して水陸両用機として運用するという構想もあったのだが,実際に建造されたMS-06Mザクマリンタイプは,いわゆる水中巡航機としては成立したものの,実戦に堪え得るものではなかったため,全く新たな観点から水陸両用MSが開発されることとなり,MSMというカテゴリーが作られた。第1期水陸両用MSとして開発されたゴッグは,すでにビーム兵器の搭載を達成しており,投入当初よりその性能を遺憾なく発揮した。公国軍が水陸両用MSを効果的に運用できたのは,海上戦力の展開のかなり初期の段階で潜水艦隊を編成できたからである。ゴッグは,反応炉の冷却システム上の制限により,陸戦での稼動時間は短かったといわれており,本来は単独(あるいはMSのみによる部隊)での運用が想定されていた水陸両用MSの支援装備の開発が急務となった。そこで浮上したのが潜水艦隊とのコンビネーションである。この運用法は,潜水艦の攻撃能力を高めたのみならず,水陸両用MSの展開にも有利に作用し,上陸侵攻作戦などにおいて威力を発揮した。

!1/144 HGUC ジャブロー侵攻セット インストラクション
公国軍は,宇宙世紀0079年2月の"地球侵攻作戦"の決定を待って水陸両用MSの開発に着手した。初期の計画では,06系の機体を改修して水陸両用機として運用するという構想もあったのだが,実際に建造されたMS-06Mザクマリンタイプは,いわゆる水中航行機としては成立したものの,実戦に耐え得る機体ではなかったため,全く新たな視点から水陸両用MSが開発されることとなり,新たにMSMというカテゴリーが作られた。同時に06MはMSM-01と改称され,本格的な水陸両用MSテストベッドとされた。ゴッグは熱核反応炉の冷却に水冷構造を採用したため,他の機体に先んじてメガ粒子砲を装備することが可能となった。ただし,腹部に二門の固定武装とされたため,機体の取り回しに課題を残したとも言われている。また,機体運用上,オプション兵装の携行が困難であったあめ,アイアンネイルが装備された。実戦においては防御用装備としても非常に有効に機能したほか,航行時には腕部が収縮し,肩アーマーと一体化することで整流効果を得ることに成功している。水中での推進力は,基本的に機体各所に設けられたインテークから採り入れられた海水を高圧で噴出するハイドロジェット及びロケット,またはウォータージェットによって航行する。これらの基本仕様は,形状は配置を変えながら,後の機体でもほぼ踏襲されている。第1期水陸両用MSとして開発されたゴッグは,その重装甲を活かした上陸侵攻作戦などにおいて威力を発揮し,投入当初よりその性能を遺憾なく発揮した。ただし,反応路の冷却システム上の制限により,陸戦での稼動時間は短かったといわれている。

!機動戦士ガンダムMSパイロット名鑑<一年戦争編>
ジオンが,水陸両用MSとして初めて開発した機体。宇宙育ちのジオン開発者が設計したにも関わらず,水中での機動性は予想を上回る性能を見せた。ただし,地上戦闘は行動時間が制限されている。

 ジオン軍の水陸両用MS。冷却システムとして機外の水を使用する為,陸上における行動時間が限られているが,MSとしては初のメガ粒子砲内蔵を実現し,多くの戦果を上げている。
!!備考
ユニコーンには損壊状態で登場。
 機動戦士ガンダムUCには損壊状態で登場。
!!関連項目
*[[〔MSM-03A〕ゴッグ先行量産型]]

!!編集者
*あさぎり
----
!!!ゴッグ
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,MSM-03
,兵器区分,-
,所属,ジオン軍
,パイロット,ジオン兵
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,福地仁
,初出作品,F.M.S / 0080-MSV
,参考文献,F.M.S 第4回 MJ 89/08 Vol.121

!!スペック
,項目,内容
,全高,UN
,頭頂高,UN
,本体重量,UN
,全備重量,UN
,ジェネレータ出力,UN
,スラスタ推力,UN

!!武装

!!概要

!!引用
!FMS掲載時の福池氏のコメント
ハイ・ゴッグのキットの解説用に描いたノーマル・ゴッグです。
今回のイラスト(編註:ゴッグ改)は,これとハイ・ゴッグの中間のラインです。
!!備考
!1
表記は,ノーマル・ゴッグ。 
!2
0080のハイゴッグのキットインストが初出。

!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
----
!!!ゴッグ改
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,MSM-03
,兵器区分,-
,所属,ジオン軍
,パイロット,ジオン兵
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,福地仁
,初出作品,F.M.S
,参考文献,F.M.S 第4回 MJ 89/08 Vol.121

!!スペック
,項目,内容
,全高,UN
,頭頂高,UN
,本体重量,UN
,全備重量,UN
,ジェネレータ出力,UN
,スラスタ推力,UN

!!武装

!!概要
11/30のジャブローにおける攻防戦で確認された機体。
連邦の元モビルワーカー乗りの機体(おそらくジム初期型と思われる)のバズーカによって破壊されている。
残念ながら,その遭遇戦以外では,確認されていない。
通称「ゴリラ」(おそらく,ハイゴッグ系に付けられたニックネームだと思われる)。
!!引用
!FMS掲載時の福池氏のコメント
ハイ・ゴッグのキットの解説用に描いたノーマル・ゴッグです。
今回のイラスト(編註:ゴッグ改)は,これとハイ・ゴッグの中間のラインです。
!!備考
!1
FMS掲載時にイラストとして書かれた物。型式番号は,正確に言うと定義されていない。
!2
ゴッグ改という名称は,ガンダムゲームエースvol2で定義された物。
!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
----
!!!ゴッグ(スタンパコレクション)
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,MSM-03
,兵器区分,-
,所属,スタンパ・ハロイ
,パイロット,
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,-
,初出作品,機動戦士ガンダムZZ
,参考文献,-

!!スペック
,項目,内容
,全高,UN
,頭頂高,UN
,本体重量,UN
,全備重量,UN
,ジェネレータ出力,UN
,スラスタ推力,UN

!!武装

!!概要
タイガーバウムのスタンパ・ハロイ邸に飾られていたレプリカ。
頭部に仏閣のような飾りが付けられていた。
!!引用

!!備考

!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
----
{{category MS/MA・M}}
{{category モビルスーツ・1st}}
{{category モビルスーツ・ZZ}}
{{category モビルスーツ・ユニコーン}}
----
{{lastmodified}}
!!ノート
■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]]
※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。