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〔MSA-014〕Σガンダム

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Σガンダム

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号MSA-014[1]
MSK-009[2]
RX-183[3]
兵器区分分離可変型モビルスーツ
所属カラバ(エゥーゴ)
パイロット不明
製作データ
デザイナーあげたゆきお
初出作品GUNDAM SENTINEL
INNER GUNDAM SPACE OF AGETA
参考文献HJ別冊 MobileSuit GUNDAM ZZ
Model Graphicx 1988/02
MG別冊 Mission ZZ
GUNDAM SENTINEL

 スペック

項目内容
全高21.7m
頭頂高20.5m
本体重量37.6t
全備重量66.5t
ジェネレータ出力5080kw
スラスタ推力Unknown
装甲材質ガンダリウム合金

 武装

60mmバルカン砲×2

ビーム・カノン×4

シールド

 概要

 MSA-014《Σガンダム》は,エゥーゴの支援を受けたカラバが開発した分離可変型モビルスーツである。公式な記録はほぼ存在せず,わずかにU.C.0093年に木星圏におけるネオ・ジオン残党の掃討に投入されたとの記録が見られるだけである。
 実のところ,本機の開発においては様々な説が存在しており,確認できる型式番号だけであっても,MSA-014,RX-183,MSK-009と3種存在している。これらが全て同一機とは確認できていないが,アナハイム社による製造であり,「κガンダム」という異名をもっていることから,少なくともMSA-014はアナハイムコードとして与えられたものであることは間違いないだろう。また,同様にMSK-009は,カラバの型式コードであるためMSA-014=MSK-009は,成立しうるのである。
 だが,RX-183は,ティターンズが権勢を誇っていた時代の連邦軍の型式であり,ジャブロー工廠の3番目という比較的早い時期での開発機に与えられるコードであるため,謎の多いものとなっている。なお,グリプス戦役期末期に建造された本機の偽装コードとして事実上使用不可となっていたジャブロー工廠のコードを利用した可能性は否定できない。(実際,リック・ディアスは同様の理由でRMS-099という偽装コードを作成している。)

 また,本機にはもう一つの謎がある。それは,「κガンダム」というアナハイム・ガンダム8番目(ギリシャ文字でいえば10番目)のコードがありながらも,「Σ」というギリシャ文字18番目の文字が機体名に冠されていることである。
 確かに本機の記録はU.C.0093年の実戦投入が確認できるが,それでも後年確認できるRX-105《Ξガンダム》の「Ξ(ギリシャ文字14番目)」よりもあとの文字が使用されているのかが,疑問となるのである。他のアナハイム・ガンダムが基本的に開発コード名が機体名と同一(γ,δ,ε,Ζ,μ,ν,Ξ)であり,名称が異なる機体は別の理由が存在しているのに対して,本機は「異なるギリシャ文字による命名」がなされているのである。
 本機の場合,これらの点からΣという文字が,ギリシャ文字のΣというだけではなく,他の意味合いが持たされているのではないかと推察される[4]
 すなわち,「Σ」という文字を使用しているが,ギリシャ文字としてのΣという意味合いではなく,分離合体式のモビルスーツであり,よく知られる総和の意味合いでの「Σ」という記号が用いられたのではないか,というのである。確かにドッキングすることで,単体の戦闘機であったそれぞれの機体が強力なモビルスーツに変形する,という意味合いではそれほど異なったものではないだろう。また,小文字のσの場合,様々な意味があるが,対称操作のひとつである鏡映操作を表す場合にも用いられる。これは,本機の開発経緯から類推すると意外にも的外れな考え方ではないとも思われるのである。

 本機の開発コード「MSK-009」は,カラバのコードであることは既に触れたが,カラバの機体は,基本的にエゥーゴの機体を導入する,または,それらをベースに独自開発機を建造するといったものである。後者の場合,MSA-005《メタス》をベースとしたMSK-005《ガンキャノン・ディテクター》,MSZ-006《Ζガンダム》をベースにしたMSK-006《Ζプラス》など,原型機の型式をカラバコードに置き換えただけのものが多い。
 本機のMSK-009は,その点から勘案するとMSZ-009《プロトタイプΖΖガンダム》の型式をカラバコードに置き換えただけ,とも言えるのである。
 実際,本機の可変パターンは,MSZ-009とほぼ同一[5]であり,MSZ-009のカラバによる再設計が本機である,とも考えられるのだ。
 モビルスーツ形態時はBパーツ側のパイロットが機体操縦を担当し,Aパーツのパイロットは火器管制を行うことで,それぞれの負担を減らし,高い能力を発揮できる点もMSZ-009と同様である。
 実は,MSZ-009の改装機が,U.C.0091年に木星圏でネオ・ジオン残党の掃討に用いられたという説があり,こうした点からも本機がU.C.0093年に投入されていることが「ありえる」と考えられる要素のひとつとなっているのである。

 本機は,MSZ-009とと同様に,2機の戦闘機に分離し,それぞれが個別に運用可能である。Aパーツはシグマファイターと呼ばれ,サイコミュ兵装(おそらく,バイオセンサーなど)の搭載が可能である。Bパーツは,シグマクルーザーとよばれ,ZZ同様の重戦闘機である。なお,この2機は腕部(脚部)を展開することで,MA的運用も可能である。
さらに,この2機が合体してシグマフライヤーモードに変形することもできる。
 外観は,比較的プレーンなモビルスーツとしての印象が強いが,大型の背部バインダー(可変時に主翼となる)が装着されており,その一方で下半身はスレンダーな体型となっているため,MSZ-009の制式採用機であるMSZ-010よりも競合機であるMSA-0011に近いイメージとなっている。

 引用


 備考

出自について

 本Wikiでは,「ガンダムセンチネル」枠として,準公式扱いとしているが,この機体に関しては,少々経緯が複雑であるため,本Wiki内でも取り扱いが複雑となっている。本来,この機体はモデラーオリジナルの模型作例であり,本Wiki内でも「模型オリジナル」枠に相当する。しかしながら,出自は極めてややこしく,複数の媒体で取り扱われたこともあり,項目も複数の項目になる予定である。

 元々,シグマ・ガンダムという形で世に出たのは,マイアニメ誌1986年5月号に掲載された小林誠氏による「THE EVOLUTION OF GUNDAM ガンダム進化論 ΖΖへの道」に登場したオリジナルのモビルスーツ(型式は不明)で,画稿こそ小林氏のものであったが,デザインそのものはモデラーの揚田幸夫(あげたゆきお/あげたゆきを)氏のものであった[6]。(あげた氏は,小林氏の弟子であり,当時はサポートを行っていた。)
 その後,ホビージャパンにおけるオリジナルMSのひとつとしてホビージャパン別冊「MOBILE SUIT SUNDAM ZZ"MOBILE SUIT IN ACTION"」(1986年12月発行)にあげた氏による作例(型式はMSK-009)が掲載,マイアニメに掲載された小林氏のデザインとも一部異なる形状の機体となっている。また,ホビージャパン1987年1月号(事実上別冊掲載と同時期,および翌2月号)では,連載企画「ジオンの星」の中で,作例完全版ならびに各種設定(木星討伐設定など)が付与されている。

 なお,同年2月発行のモデルグラフィックス別冊「GUNDAM WARS MISSIONΖΖ」では,その巻末に掲載された「飲み会」のネタで,あげた氏がネタとなっており,「小林氏の弟子」としてモデルグラフィックス側の記事に登場している。
 この件がきっかけなのかは明らかでは無いが,翌1988年2月のモデルグラフィックス(発売は,1987年12月となる)に,連載中のガンダムセンチネルの記事中に「アナハイム・ガンダム一覧」が掲載され,ここに「RX-183 κガンダム」として「Σガンダム」の名が挙げられており,この表記内容が,あげた氏の作例と一致することから,同一ではないかとの話題があり,さらにホビージャパン本誌での作例記事中にあげた氏が「センチネルに採用された」との記述を残したことから,一気に「κガンダム=Σガンダム」という状況が広まったのである。

 さらに,前出のアナハイム・ガンダム一覧は,誤植等がひどかったこともあってか,1989年9月発行のモデルグラフィックス別冊「GUNDAM WARS GUNDAM SENTINEL(以下別冊センチネル)」では,記述が見直された形で,「MSA-014」の型式番号に改められている。このため,公式に準ずる機体としての位置づけとして見た場合,その情報に関しては,モデルグラフィックス本誌及び別冊センチネルに掲載されたアナハイム・ガンダム一覧表に掲載された情報がほぼ全てである。特に本誌掲載分は誤植がひどいため,ある意味別冊センチネルが唯一の情報源といってもいいだろう。

 なお,知っての通りセンチネルに登場した機体が全て公式(この場合バンダイ公式まで含む)の機体ではないため,本機の扱いは準公式以上にはなることはない。また,小林氏のマイアニメ掲載版とあげた氏の作例版も形状違い等あるため,一応は別枠扱いと本Wikiではしている。(ただし,ホビージャパン版≒別冊センチネル版という扱いはしている。)同様に,あげた氏や小林氏によって新たに「Σガンダム」がデザイン・製作されたとしても,本項の機体とは別枠として取り扱うこととなる。

設定について

 前出の出自にも関連することであるが,実際のところ,Σガンダムの変形パターンは,機動戦士ガンダムΖΖにおけるΖΖガンダムの初期稿の変形パターンとほぼ同一である。
 この初期稿は小林氏によってデザインされていることとなっているが,デザインそのものは前出の通り,あげた氏のものであり,これらを小林氏がまとめ上げたことで,ΖΖの初期稿は提出されたものと思われる。(B-CLUBで作例として掲載されているわけだが,ある意味その作例はΣの兄弟機といってもいいわけである。)
 そして,その初期稿の可変パターンは,後にM-MSVでMSZ-009《プロトタイプΖΖガンダム》として再利用されている。この点を本文は利用したものである。

 関連項目


 編集者


[MS/MA・M]
[MS/MA・R]
[モビルスーツ・SENTINEL]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2016年08月15日 20時35分29秒

 ノート

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脚注

  • [1]GUNDAM SENTINEL別冊
  • [2]HobbyJapan別冊
  • [3]モデルグラフィックス本誌
  • [4]ということで,ここから先の機体名に関する推測部分は,あくまでも本Wikiにおける独自解釈である。
  • [5]備考でも示しているが,元々出発点が同じデザインであるため,プロトΖΖとΣは兄弟機といって間違いではない。
  • [6]このあたりの詳細は,2012年9月9日付小林氏のツイートを参照のこと。