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〔MSA-003〕ネモ

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ユーザーファイル入口

ネモ

  • [MS]

データ

機体データ
型式番号MSA-003
兵器区分エゥーゴ汎用量産型MS
迎撃用量産型MS
所属エゥーゴ
パイロットエゥーゴ一般兵
カツ・コバヤシ
ファ・ユイリィ
製作データ
デザイナーベースデザイン:大河原邦男,永野護,藤田一己
クリーンナップ:藤田一己
初出作品機動戦士Zガンダム
参考文献GUNDAM WAR
1/144 ネモ インストラクション
1/144 ネモ 箱書き
1/100 MG ネモ インストラクション
1/100 MG ネモ 箱書き
ガンダムメカニクス
チェスピースコレクション 機動戦士Zガンダム〜Zの鼓動編
ガシャポン戦士付属シール
Zガンダムを10倍楽しむ本
Gジェネレーションポータブル



 スペック

項目内容
全高19.5m
頭頂高18.5m
本体重量36.2t
全備重量55.6t
質量比1.32
ジェネレータ出力1620kW
スラスタ推力18200kg x2,13800kg x2
スラスタ総推力72800Kg
姿勢制御用バーニア12基
センサ有効半径10020m
装甲材質ガンダリウム合金
装甲材質ガンダリウム・アルファ系合金[1]
黒歴史コード02-0270171
RPGマガジン読参データ
必要功績ポイント3
選択制限なし

ボディユニット

 ネモのボディユニットは,公国系の技術をベースとしながら,連邦系に近い機能とシルエットを獲得している。これは,かつての「ガンダム開発計画」からリック・ディアスを経て百式に至り,ムーバブル・フレームが洗練される過程において達成された物である。ネモは事実上,百式の直系にあたる。設計母体となったリック・ディアス以降の開発計画におけるMSのコンセプトに,連邦系の構造を導入した百式で得られたムーバブル・フレームの開発データを融合させ,量産機としての(コスト込みの)スペックを盛り込んだ機体なのである。

アームユニット

 ネモの腕部モジュールは,基本的に百式の設計を踏襲しているが,連邦系および公国系双方の規格に対応したエネルギーサプライも可能であり,既存の武装で標準的なものならば,ほとんどそのまま使用することができる。

レッグユニット

 リック・ディアスや百式に採用されたフレーム構造を基礎設計に採り入れ,ジム・スナイパー兇筌ンダムNT-1,GP01-Fbなどを参考としたバーニア配置を採用している。
 損壊した際にはバーニアユニットごと交換が可能。
 ネモの脚部は,百式における"可動部の露出"という問題に対し,その時点における解決策を量産機レベルで実現した機体でもある。その上で,宇宙空間においても重力下においても充分な機動性を発揮できるように配慮されている。

バックパック

 連邦系MSの特徴である"ランドセルユニット"のバリエーション構造を採用。ピッチング(左右を軸とした上下運動)特性が優先されているため,"ジム・スナイパー"を参考として設計されていると言われる。

 武装

 MSA-003 ネモは,特殊な兵装を運用することはほとんど想定されていないが,エネルギーチャンネルなどは非常にフレキシブルに設定されており,規格外でなければ既存の武装のほとんどを使用できる。

ビーム・ライフル(1.9MW)

 RGM-79《ジム》が標準装備としていたビーム・スプレーガンの強化兵装。
 エネルギー供給は従来通り本体から受けているものの,ネモ本体のエネルギー供給能力が高いため,継戦能力はジム兇茲蠡臧に改善されている。

ビーム・サーベル(0.4MW)

 斬撃用のエネルギー兵器。
 プラズマ上のビームを形成して対象を溶断する。
 ネモが装備するユニットはリック・ディアスに採用されたものと同等品で,リアアーマーのホルダーに2基装備することができる。

60mmバルカン

 連邦製MSで標準的に装備される,頭部の両側面に内装されている武装。
 60mmの実体弾を連射することで近接戦闘時には充分な威力を発揮する。
 武器の換装や転進時の牽制,威嚇などにも非常に有効である。

専用シールド

 主に実体弾などに対して有効な防御用兵装。
 かつてジム・コマンド用に開発された局面シールドを参考に伸縮機構を採用。
 耐ビームコーティング処理も施されているほか,オプション兵装を装備/携行可能なラッチを備える。

メガ・バズーカ・ランチャー

 サポート機とペアで用いることで運用することが可能。

 概要

 MSA-003《ネモ》は,U.C.0087年に勃発したグリプス戦役においてエゥーゴが開発配備した汎用量産型モビルスーツである。その設計および生産は,月面のアナハイム・エレクトロニクスによって行われている。

 ネモは,RGM-79R(RMS-179)《ジム供佞領鷲埖を補うために導入された新型MSであり,一見するとRGM-79Rのバージョンアップ機のようにも見えてしまう機体である。
 実際,その生産設備などはいわゆるジム系のものが使用可能であった上,その使用兵装もRGM-79Rに準じており,各種連邦系兵装を使用することが主であったため,純然たる「連邦系のMS」として説明されている資料は数多く存在している。しかし,ネモに用いられている各種技術を詳細に見ていくと,その根幹部分にあるのは,実はジオン系技術であるということが分かる。

 かつてRX-78《ガンダム》の量産機がRGM-79《ジム》と言われていたように,ネモの基本設計もエゥーゴが開発した「ガンダム」すなわちRMS-099《リック・ディアス》の基礎設計をベースに行われている。
 リック・ディアスは,エゥーゴが初めて量産に成功した主力機であったが,諸々の理由から高級化してしまい,大量配備には向かない機体となってしまっていた。このため,エゥーゴ向けの量産機としてアナハイム・エレクトロニクスが開発を進めていたのが,MSA-002(後にマラサイとしてティターンズに供与される)とネモであった。
 リック・ディアスはいわゆる第2世代MSのはしりとも言うべき機体で,不完全ながらもムーバブル・フレームを持ち,強固な装甲(ガンダリウムγ合金製)と全周モニターを備えていた。しかし,その基幹部分にはジオン系の機体技術が強く残っており,これもまたU.C.0087年頃のMS開発事情からすると,大量生産を阻む原因となった[2]

 しかしながら,エゥーゴに取って福音となったのは,実働部隊によるRX-178《ガンダムMk-供佞離謄ターンズからの奪取である。これによって得られた技術は,エゥーゴ(厳密に言えば,アナハイム・エレクトロニクス)のMS開発能力を大きく向上させた。例えば,MSN-00100《百式》は,ガンダムMk-兇ら得られたムーバブル・フレーム技術を反映させることで高い性能を持った汎用型MSとして完成したのである。百式は,当時頓挫していた可変MSの開発計画から派生した非可変MSであるが,再設計の際にリック・ディアスのボディレイアウトなどを流用する形で設計されている。この際,リック・ディアスでは頭部にあったコクピットを多くのMSが採用するボディに移動するなど,より標準化が進められている。
 ネモは,この百式の開発によって得られたデータが反映された量産型MSで,本体構造ならびに手足の各モジュールが,百式の基本設計を踏襲し,量産型MSレベルに落とし込んだものとして採用している。
 その結果,外見こそRGM系デザインを踏襲しているものの,基本設計は百式の簡易型ともいえる機体が完成したのである。さらに,百式の設計を踏襲したため,連邦系とジオン系のエネルギーサプライが双方とも可能となるというメリットも生じ,ネモが運用する兵装は,特に制限されることが無くなった。この結果,連邦系とジオン系のハイブリッド機でありながら,高い生産性(当時の状況としては,という注釈が付く)を持った機体が誕生したのである。
 こうしたコスト面の配慮は,ネモという機体を見ていくとよく分かる。武装は,ジム兇汎嬰のライフル,百式やリック・ディアスと同型のビーム・サーベルが用いられており,さらにボディモジュールの装甲や腕部モジュールなどは規格品ともいえるパーツが用いられている。(よく見ると,RX-178に近い形状であることがわかるだろう。)さらに,バックパックはRGM-79SPなどで用いられたものの発展型であり,肩部スラスターもリック・ディアスで用いられたものを汎用部材化したものである。つまり,ネモはコスト面に配慮した量産MSとして,旧来の連邦軍の量産型MSの作法に則った機体なのである。

 ネモは,RGM-79Rの代替機であり,上記で説明したように「ローコストの大量生産用量産型MS」という側面を持っている機体である。これは,エゥーゴの財政がG計画やΖ計画という「金食い虫」を抱えている上,ハイコストの量産型MSであるリック・ディアスを「生産し続けなければならなくなってしまった」ことにも影響されている。
 本来,リック・ディアスはエゥーゴのMSのリファレンスとしての位置づけにある機体であり,ある意味量産機としては異質なほど様々な(当時としては)新技術が惜しげもなく投入されている機体である。このため,量産機とは言え高額化してしまうのはやむを得ない状況であった。
 このため,ネモはこれら高額な機体の脇を固めるために必要とされ,短期間にかなりの数が生産されている。しかし,グリプス戦役時には,MSの基礎スペックが恐竜的に進化したこともあり,グリプス戦役開戦当初にプランニングされたネモは翌年の戦役終結時には,既に力不足となってしまっていた。(ネモの配備開始は,宇宙世紀0087年4月と言われている。)だが,大量に生産できる生産性の高さと,グリプス戦役時に増加傾向にあった「高性能化のための局地戦対応」のMSとは異なり,純粋な意味での汎用機であったことが幸い(ほぼ無改造で高山,寒冷地,熱帯地域などの運用に対応した)し,RGM-89ジェガンの登場まで,各地で運用されていったのである。

 引用

GUNDAM WAR 機動戦士Zガンダム The Movie 連邦 U-262

 エゥーゴの汎用MS。アナハイム・エレクトロニクス社が開発した機体で,ジャブロー制圧作戦以降,大量に前線に投入された。地球でのエゥーゴの支援組織,カラバでも運用されている。

 備考


 関連項目

 編集者


[MS/MA・M]
[モビルスーツ・Z]
[モビルスーツ・ジオンの幻陽]


最終更新時間:2018年05月26日 20時01分09秒

 ノート

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脚注

  • [1]1/144 ネモ インストラクション
  • [2]私的考察の一つであるが,U.C.0083年のデラーズ動乱以降,ジオン系MSを製造するのはきわめて困難になったと考えられる。(これが旧公国軍残党に渡り,テロに用いられた場合,ティターンズにテロへの直接関与を疑われる可能性が高くなってしまうため。)このため,いわゆるジオン系の機体も連邦系の各種技術とのハイブリッド化が進み,RMS-106《ハイザック》のような中途半端な機体になるしか無かったと考えられる。これに対して,リック・ディアスはわざわざ偽装ナンバーを用意していることから,製造時に足が付くことを恐れていたことが分かる。おそらくであるが,初期のリック・ディアスと後期の機体では,内部構造的に大きな違いが存在すると考えられる。つまり,アナハイムが持つ製造設備でエゥーゴ用として製造するために,置き換えられる部分はより連邦系の技術に置き換えられていると思われるのである。