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〔MS-06R-1A〕高機動型ザク(スペシャル・アタック/65号機)

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高機動型ザク(スペシャル・アタック/65号機)

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号MS-06R-1A
兵器区分空間戦闘用高機動型モビルスーツ
所属ジオン公国軍
パイロット公国軍兵
製作データ
デザイナー大河原邦男
アレンジ:不明
初出作品ZAKUZAKU WORLDキーホルダーVer.3
参考文献

 スペック

項目内容
全高17.5m
頭頂高Unknown
本体重量61.8t
全備重量76.8t
ジェネレータ出力1012kw
スラスタ推力52000kg
センサ有効半径3200m
装甲材質超鋼スチール合金

※スペックは一般的なR型ザクのもの。

 武装

※武装は一般的な武装を全て掲載している。

120mm ザクマシンガン x 1 <ZMP-50D/120mm>

 公国軍のMS用マシンガン。ザクのもっとも一般的な携行武装で,一年戦争の初期に多用された。生産拠点などにより形状には若干の違いがある。

ザクバズーカ

 240mmの弾頭を射出する携行用のキャノン砲。
 開戦当初は核弾頭装備のものもあった。基本的に対艦用の兵装である。

280mm ザクバズーカ x 1 <H&L-SB25K/280mmA-P>

 ザクが使用する大型火器の一つ。口径は280mm。
 装弾数は少ないが,マシンガンをはるかにしのぐ威力を持つ。戦術により,別種の弾体を換装することも可能。

ヒートホーク x 1 <HEAT HAWK Type5>

 MSの白兵戦用の武器。
 ブレード部分が赤熱化し,敵の車両や施設,機体などを溶断する。

シールド

 当初,ザクの両肩には旧ザクと同様のフラットなショルダーアーマーが装備されていたが,生産のかなり初期の段階で左側にはスパイクアーマーが,右肩にはシールドが装備されるようになった。シールドは防弾および跳弾などの効果があり,側面からの狙撃や頭部破壊に対する防御装備として採用された。

ショルダースパイクアーマー

 ショルダースパイクアーマーは,もともと施設破壊や防壁突破などのために装備されたが,連邦軍がMSを投入してからは,対MS戦時のタックルなどにも有効であることが確認さ

 概要

 MS-06R-1A《高機動型ザク》は,ジオン公国軍の開発した空間戦闘用に特化したエース級パイロット向けモビルスーツである。
 この機体は,MS-06《ザク》の次世代機として開発が進められたもので,公国軍パイロットにとっては,一種のステータスとも言うべき機体となった。

開発経緯

 MS-06R-1《高機動型ザク》(R型ザク,Rタイプなどとも呼称される)は,ジオン公国軍が開発したMS-06《ザク》の改良機である。この機体は,ザクの名を冠してはいるものの,従来の概念でいうところのバリエーション機とは異なり,実際にはザクをベースとして開発が進められていた次世代主力機の開発途上において誕生した機体である。

 R型ザクの開発がスタートした当時,既にザクのバリエーションの開発は進行しており,S型,FS型や各種局地戦用機といったバリエーション機はロールアウトしている状況であった。これらの機体は,ザクの生産ラインに一定数混在させることが可能であり,それらバリエーション機の専用の部材を生産ライン上に配置することで生産することが可能だったのである。
 しかし,R型は生産ラインそのものを専用のものにする必要があり,このことが生産そのものに与えた影響も大きい。実際,R型は設計段階で要求されたスペックをほぼ満たしたものの,結果として内部構造そのものが大きく変容し,事実上ザクとは別物の機体になってしまっていたのである。
 結果として,諸々の問題から生産数そのものも実質的に生産試作機といっても過言ではないわずか22機に留まり,生産ラインは改装型に切り替わっている。

R型の開発と問題点

 R型の開発の要因は,ジオン公国軍における主力モビルスーツの開発計画によるところが大きい。開戦前に開発されたMS-05は,その問題点を洗い出しながら改良が加えられ,MS-06という傑作機を生み出すに至った。
 MS-06は,細部の改修を加えながら生産が続けられたが,兵器というものは,配備された時点で旧式化するため,次の世代のモビルスーツの必要性が叫ばれたのである。これには,一年戦争の開戦によって地球連邦軍にもモビルスーツによる実戦部隊が誕生することを想定した場合も含まれていた。無論,ザクそのものの対モビルスーツ戦闘用装備の開発や,改装,バリエーション機の開発も進められていたが,軍部が求めたのは「次世代のモビルスーツ」の開発であったのである。

 R型は,F型に代わる空間戦闘用の主力モビルスーツとして開発が進められた機体で,地上戦闘能力を考慮しない純然たる空間機動戦を前提とした機体として設計が進められた。完成したプランでは,脚部を巨大なブースターと見なし,ランドセルの推進力を大幅に増加させることで,S型を大きく上回る機動性の確保が可能となるはずであった。
 グラナダ基地で試作機として,F型をベースに2機のMS-06RPが建造され,評価試験が行われたが,これらのトライアルの結果は良好で,R型の量産が決定したのである。

 しかし,ここで問題が露呈することとなった。
 この時期,公国軍の生産設備のほとんどが主力機であるF型をはじめとした量産機の生産に追われており,開発ラインの変更を伴うR型の生産を行うことが困難となっていたのである。
 また,R型の特性に伴う問題も発生した。高機動戦を前提とするR型は,パイロットを選ぶ機体であったのである。初期にロールアウトした機体(MS-06R-1の型式が与えられた)は,順次実戦テストを兼ねて各部隊に配備されていったが,これらの機体を「乗りこなす」パイロットへあてがわれることが少なかったのである。
 結果として,短時間で搭載プロペラントを使い切ってしまうパイロットが続出,さらに,全く新しい機構となった機体は,従来の機体に慣れきっていた前線のメカニックにとっては難物で,整備性の悪化も招いたのである。
 この結果から,軍部はR型の配備を一端中止し,問題点の改修に当たることとなった。

 最大の改修点は,専用の補給システムが必要であった燃料補給の改善として,脚部燃料タンクのカートリッジ化などを進め,さらにメンテナンス上の問題点も一定のユニット化を進めることで解消した。これが,生産型として知られるR-1A型なのである。

 R-1A型では,R-1型で問題となった推進剤不足の解消のために,脚部燃料タンクのカートリッジ化によって,推進剤の補給を容易くすることを最大の改良点とした。これは,配備直後は機体への慣れの問題もあり,作戦途中での推進剤切れが多発したためで,補給のために母艦へ戻ることが不可能な事例も多く,大きな問題となったためである。(このため,燃料タンクのカートリッジを輸送するためのF型が随伴することとなった。)
 また,稼動不良が多発した推進器も変更されており,開発責任者であったエリオット・レムの強い希望で,ジオニック社製のスラスターから,ツィマット社製のものへと変更されている[1]
 結果として,(生産工程の問題など諸々の問題は残っていたが)R-1型そのもの完成度は高く,終戦までに100機あまりが生産されたとされている。(なお,実際に完成したのは,56機であったと言われる。)
 また,既存のR-1型も一部を除き,順次R-1A仕様へと改装されている。

R型の配備とエースパイロット

 R型は,配備開始と同時に空間戦闘を得意とするエースパイロットから拝領希望が殺到することとなった。特に高機動戦闘を得意とするパイロットにとっては,望むべき仕様の機体であり,様々な部隊から配備の希望が殺到したのである。
 R-1型の問題点を改修したR-1A型がロールアウトすると,待ち望むパイロットからは拝領希望がより殺到することとなった。結果として,「連邦の戦艦を沈めるよりもR型を手に入れる方が難しい」と言われるほどであり,拝領したパイロットの多くは,大きな戦果を残し,後に名を残すこととなった。

 引用


 備考

 トレーディングフィギュア「ザクザクワールドキーホルダー」におけるオリジナル設定の機体で,スペシャル・アタック隊の65号機とされるもの。
 シールドに「65」のマーキング有り。
 武装は,ヒートホークとなっている。

 関連項目


 編集者


[MS/MA・M]
[モビルスーツ・ザクザクWORLD]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2016年08月02日 21時11分24秒

 ノート

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脚注

  • [1]この記述は,MSV宇宙編(HJ刊行)に記載。