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〔MS-06F-2〕ザク供粉冷地塗装仕様)

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ザクF2型

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号MS-06F-2[1]
所属ジオン公国軍
パイロット公国軍残党兵
製作データ
デザイナー模型作例(カラーリングイラストのみ)
カラーパターン:二宮茂樹
初出作品ModelGraphix 2002/08
参考文献

 スペック

項目内容
全高17.5m
頭頂高17.5m
本体重量49.9t
全備重量70.3t
ジェネレータ出力986kw
スラスタ推力20500kg x2,3100kg x4
スラスタ総推力53400Kg
180度旋回時間1.7sec
センサ有効半径3200m
装甲材質チタン合金セラミック複合材

※スペックは一般的なF2型ザクのもの。

 武装

※武装は一般的な武装を全て掲載している。

MMP-78 120mmザク・マシンガン

 一年戦争後期に使用された通称"ザク・マシンガン"と呼ばれる公国軍のMS用マシンガン。
 対空砲弾も使用可能なっており,専用のマガジンと通常のドラムマガジンのどちらも装備できるほか,グレネード・ランチャーも装備可能である。

MMP-80 90mmマシンガン

 一年戦争後期に多用されたMS用マシンガン。90mm実体弾を射出する。

ヒート・ホーク

 近接戦闘用の斬撃装備,ブレード部分が赤熱化し,敵の装甲などを溶断する。

3連装ミサイルポット

 脚部にマウントして便用する3連装のミサイルポッド。地上戦において多用されたが,無論宇宙空間でも便用可能である。

ハンド・グレネード

 近接戦闘用の手榴弾。使用時には柄が伸長し,より遠距離に投擲することができる。
 サイドスカートアーマーに2基携行可能。

280mm ザクバズーカ

 ザクが使用する大型火器のひとつ。開戦当初は核弾頭の射出にも使用されたが,南極条約締結後は通常弾頭を装備していた。

シュツルムファウスト

 一年戦争後期に多用された使い捨てのロケットランチャー。
 自動追尾装置などはなく,移動する標的に命中させるのは非常に難しいが,携帯用の武装としては強力。

シールド

 概要

 MS-06F《ザク供佞蓮ぅ献ン公国軍が一年戦争当時に運用した汎用量産型モビルスーツである。単に「MS-06」という場合,ほとんどの場合がこのF型を指すこととなるが,それだけ数多くの機体が生産されており,長い歴史を見返しても,この06Fを超える生産数の機体は存在していない。
 また,逆に言えば,それだけ完成した機体だったということでもある。
 様々な新型機が開発されていく中,一年戦争を通じて安定的に建造され続けていたのは,それだけ部品等の歩留まりもよく,一定の性能を担保されていたため,安心して戦術に組み込めるという理由も大きかった物と思われる。

 公国軍のモビルスーツ開発は,ミノフスキー粒子の持つ特異な性質の実証研究がきっかけであったといっても過言ではない。ミノフスキー粒子の散布技術が確立すると,この状況下で優位に立てる新型兵器の開発が必要となった。
 ミノフスキー粒子の散布下では,電波障害によってレーダーによる長距離索敵が困難になるため,いわゆる近代的な電子戦は困難となった。また,ミノフスキー粒子は,濃度によっては,超LSlなどの集積回路に機能障害を引き起こすことが明らかとなっており,複雑なコンピュータシステムによる自律機などを用いた自動機器による戦闘も困難としてしまった。結果として,人間による戦場のコントロールが求められる旧態依然とした戦闘形態に差し戻されてしまったのである。

 公国軍が模索したのは,この様な状況下で,公国の現状(すなわち,財政面,人的資源面等)を考慮した状態で,優位に立てる兵器の開発であった。
 様々なコンセプトワークやコンペティションによって,誕生したのが後のモビルスーツだったのである。

 誕生したモビルスーツは,初期段階の様々な技術開発時期を経て,MS-04で実用段階に入った。本格量産の道筋を付けたMS-05は,実戦にも投入され,一定の評価を受けることとなった。さらに開戦を見据えて本格的な改良を加えたのが,MS-06なのである。

 06Fタイプは,06Cタイプの性能向上モデルとして開発が進められた機体で,初号機のロールアウトは,U.C.0078年12月と言われている。この時期には,まだC型のラインが稼働していたが,年明けにはほぼ全ての生産ラインがFタイプへと切り替えられていたという。

 F型に求められていた汎用性は,無重量空間での標準的な機動性と,コロニー内での標準的な運動性,そして,重力下での標準的な稼働と走破性である。
 つまり,公国軍の戦略において,今後MSの投入が予測されるあらゆる環境に適応可能なことが基本性能として要求されていたのである。逆に言えば,公国軍が想定する戦略のいずれにも偏らない柔軟性を持った機体だったということができる。そしてこの機体は,運用条件を限定することで,能力向上を行うチューンナップが可能だったのである。
 結果として,F型をベースにすることで,様々な局地戦対応機の開発が可能となっていたのである。

 本機,MS-06F-2は,一年戦争末期にいわゆる統合整備計画とは別ラインで進められていたザクのバージョンアップ機である。このため,《後期型ザク》,《後期生産型ザク》といった異名もあり,統合整備計画で誕生したMS-06FZが《ザク改》という呼称で呼ばれるのに対して,あくまでもF型の後期ロットであることを主張した機体であるともいえるだろう。また,統合整備計画が軍の肝いりで行われ,メーカーの垣根を越えたものであったのに対して,本機はジオニック社の威信をかけて開発された機体ということもできる。)
 F2型最大の特徴は,それまで生産されたMS-06(無論,特殊任務用や極端な局地戦闘用機は除く)の集大成として,様々なデータがフィードバックされた機体である点が挙げられる。
 F型の時点で空間戦闘から重力下戦闘まで対応可能な汎用機として誕生したザクであるが,実際には,重力下戦闘用のJ型が誕生したように,コロニー国家である公国軍では想定し得なかった様々なトラブルが重なり,多種多様なバリエーションが誕生している。
 これらの技術的統合によって,F2型は基本的に未調整で空間戦闘から重力下戦闘まで対応可能な汎用機としての性能が向上しているのである。(このポイントについては,統合整備計画によって誕生した06FZも同様で,ほとんど未調整で重力下戦闘から空間戦闘まで対応可能である。)
 また,生産性にも配慮されており,高性能機を生産できない生産ラインで,高性能化した06Fを生産するという判断の下,本機の生産が行われることとなった。(なお,ソロモンなど宇宙要塞に配備された機体はおおむね初期に建造された機体で,アフリカ戦線などに送られた機体は,コクピットハッチなどが改良された第2期生産型と言われている。)

 このように,性能的には優れた機体であったが,ロールアウト時期が終戦の直前であったため,前線に完全に行き渡ることはなく,一年戦争当時はほとんど活躍の場がなく終戦を迎えている。
 本機の活躍が周知のこととなったのは,戦後3年経過したデラーズ動乱時で,この時期にアフリカ戦線に投入されていたF2型の多くが実働しており,連邦軍に徴用されたF2型と合わせ,敵味方でザクが撃ち合いを演じるといった事例もあったといわれる。

 引用

ModelGraphix 2002/08(抜粋)

 寒冷地仕様の連邦軍ザク,グレー標準塗装にガンシップグレイをオーバースプレーして左右非対称のカラー・スキムとしている。この迷彩は寒冷地の雪原に所々岩肌が露出したような場所で有効とされる。パターンはとくに決まっておらず,通常は現地の状況に合わせてオーバースプレーしていく。足先に塗られた最小限の赤は識別用で,各小隊ごとに色分けされており,背景に溶け込みすぎて訓練での事故機の発見が遅れるのを防ぐ。

 備考

 モデルグラフィックス2002年8月号に掲載された記事で,モビルスーツの迷彩塗装についての考察を行ったもの。この記事中で,イラストとともに解説された迷彩パターンのひとつ。
 ベースカラーは,ライトグレー(ホワイト)系で,ところどころに明度の異なるグレーをオーバースプレーしている。また,足首下部(ソール部)は赤だが,解説文を見る限り,複数のパターンがあるはずである。

 関連項目


 編集者


[MS/MA・M]
[モビルスーツ・MG誌]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2016年07月30日 23時01分06秒

 ノート

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脚注

  • [1]MS-06F2表記も多い。