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〔MS-06F〕ザクマインレイヤー(重機甲中隊所属機)

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ザクマインレイヤー(重機甲中隊所属機)

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号MS-06F
兵器区分汎用量産型モビルスーツ
所属ジオン公国軍
パイロット公国軍兵
製作データ
デザイナー大河原邦男
初出作品ガンダムコレクション
参考文献1/144 ザクマインレイヤー インスト ほか

 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高17.5m
本体重量Unknown
全備重量Unknown
ジェネレータ出力Unknown
スラスタ推力Unknown
装甲材質超鋼スチール合金
黒歴史コード01-1129602

 武装

120mm マシンガン x1

機雷敷設バックパック

 概要

 MS-06F《ザク供佞蓮ぅ献ン公国軍が一年戦争当時に運用した汎用量産型モビルスーツである。単に「MS-06」という場合,ほとんどの場合がこのF型を指すこととなるが,それだけ数多くの機体が生産されており,長い歴史を見返しても,この06Fを超える生産数の機体は存在していない。
 また,逆に言えば,それだけ完成した機体だったということでもある。
 様々な新型機が開発されていく中,一年戦争を通じて安定的に建造され続けていたのは,それだけ部品等の歩留まりもよく,一定の性能を担保されていたため,安心して戦術に組み込めるという理由も大きかった物と思われる。

 公国軍のモビルスーツ開発は,ミノフスキー粒子の持つ特異な性質の実証研究がきっかけであったといっても過言ではない。ミノフスキー粒子の散布技術が確立すると,この状況下で優位に立てる新型兵器の開発が必要となった。
 ミノフスキー粒子の散布下では,電波障害によってレーダーによる長距離索敵が困難になるため,いわゆる近代的な電子戦は困難となった。また,ミノフスキー粒子は,濃度によっては,超LSlなどの集積回路に機能障害を引き起こすことが明らかとなっており,複雑なコンピュータシステムによる自律機などを用いた自動機器による戦闘も困難としてしまった。結果として,人間による戦場のコントロールが求められる旧態依然とした戦闘形態に差し戻されてしまったのである。

 公国軍が模索したのは,この様な状況下で,公国の現状(すなわち,財政面,人的資源面等)を考慮した状態で,優位に立てる兵器の開発であった。
 様々なコンセプトワークやコンペティションによって,誕生したのが後のモビルスーツだったのである。

 誕生したモビルスーツは,初期段階の様々な技術開発時期を経て,MS-04で実用段階に入った。本格量産の道筋を付けたMS-05は,実戦にも投入され,一定の評価を受けることとなった。さらに開戦を見据えて本格的な改良を加えたのが,MS-06なのである。

 06Fタイプは,06Cタイプの性能向上モデルとして開発が進められた機体で,初号機のロールアウトは,U.C.0078年12月と言われている。この時期には,まだC型のラインが稼働していたが,年明けにはほぼ全ての生産ラインがFタイプへと切り替えられていたという。

 F型に求められていた汎用性は,無重量空間での標準的な機動性と,コロニー内での標準的な運動性,そして,重力下での標準的な稼働と走破性である。
 つまり,公国軍の戦略において,今後MSの投入が予測されるあらゆる環境に適応可能なことが基本性能として要求されていたのである。逆に言えば,公国軍が想定する戦略のいずれにも偏らない柔軟性を持った機体だったということができる。そしてこの機体は,運用条件を限定することで,能力向上を行うチューンナップが可能だったのである。
 結果として,F型をベースにすることで,様々な局地戦対応機の開発が可能となっていたのである。

 本機,MS-06F通称《ザクマインレイヤー》は,F型のバリエーション機のひとつとして開発された機体で,機雷散布用パックを装備した仕様である。先述したとおり,ザクはあらゆる戦場を想定し,各部の調整などによって様々なバリエーションを生み出すことが可能な機体として誕生している。
 これらバリエーション機は,多くの場合,F型の生産ラインを一部組み替えることで建造が可能[1]であり,戦線の広がりとともに様々な機体が生み出されていったのである。

 マインレイヤーは,そうしたバリエーション機のなかでも比較的初期に誕生した機体で,F型の背部ランドセルを機雷散布ポッドに交換するだけで(ただし,頭部動力パイプをランドセルと直結する必要があるため,この点のみ改装点となる)運用が可能という機体となった。なお,蛇足ながら,マインレイヤーという通称以外にも「機雷散布ポッド装備型ザク」,「爆撃用オプションバーニア装備型ザク」といった呼称もあったようである。
 機雷散布ポッドは,推進剤を兼ねた大型の冷却剤タンク,強化された通信機器,機雷散布ユニットなどから構成されており,後のR型バックパックとの構造的共通点も見られる。(逆に言えば,こうしたオプションランドセルの雛形だったとも考えられる。)
 タンクの燃料搭載量は,通常のF型の5倍相当であったと言われており,母艦から離れた宙域で敷設作業を行うためだったと考えられる。搭載される機雷の数は,規格タイプのドラムなら10発まで搭載可能で,その種別は通常型の近接信管タイプや,攪乱型のものなど,様々な種別が用意されていたようである。また,同行するムサイ級軽巡洋艦にも,作業の効率化を図るため,専用の補給ベッドが設けられる場合が多かったようだ。

 一般的なマインレイヤーの運用は,3機編成で,ムサイ級軽巡洋艦1隻とチームを組み宇宙機雷を敷設する任務に就くことが多かった。通常は,武装を行わないが,緊急時を考慮し,支援のためのザク部隊を帯同する場合もあったが,120mmザクマシンガンを携行する場合もあったという。

 マインレイヤーは,一年戦争開戦直後から終戦間際まで使用され続けており,地道な作業ながらも,公国軍の戦果にとって無視できない影響を与えた縁の下の力持ちということができるだろう。

 引用


 備考

 ガンダムコレクションで投入されたマーキングバリエーション。
 正直なところ,機甲中隊に配備するだろうか,という疑問もある(^^;

 関連項目


 編集者


[MS/MA・M]
[モビルスーツ・MSV]
[モビルスーツ・ガンダムコレクション]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2016年07月25日 21時25分31秒

 ノート

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脚注

  • [1]その意味では,大規模に生産ラインをいじる必要のあったR型はザクでありながら,ザクでないという言い方ができるだろう。