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ガルバルディ / ガルバルディα
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | MS-17B |
兵器区分 | 試作型汎用主力モビルスーツ |
所属 | ジオン公国軍 |
パイロット | 不明 |
製作データ | |
デザイナー | 大河原邦男 |
初出作品 | MS-X |
参考文献 | MS大全集 ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | Unknown |
頭頂高 | 18.4m |
本体重量 | 41.7t |
全備重量 | Unknown |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
※スペックは通常機のもの。
武装
ビーム・ライフル
ビーム・サーベル
概要
MS-17《ガルバルディ》は,一年戦争当時,ジオン公国軍が開発を進めていたモビルスーツである。後のグリプス戦役において,地球連邦軍が本機をベースとした後継機RMS-117《ガルバルディβ》を制式採用したことから,近年では《ガルバルディα》と呼称される場合も多いが,正しくは《ガルバルディ》である。
ガルバルディは,一年戦争末期にジオン公国軍が起死回生の一手として実施したモビルスーツ開発計画である「ペズン計画」において開発された機体の一つであり,同計画における中心的な位置づけとされている。
本機,ガルバルディは,MS-14の発展型という形での説明がなされることが多いが,実際には,ベースとなった機体はMS-15といった方が妥当な機体である。元々,MS-15は高い操作性をはじめとして評価の高い機体であったが,諸事情からコンペティションではMS-14に敗れている。本機は,このMS-15の基本設計に,MS-14の能力を加えた機体,というべき機体なのである[1]。
ガルバルディは,ペズンにおいて若干数の試作機がロールアウトした時点で終戦を迎えている。このため,実戦における評価は定まっていない。(様々な資料に実戦投入の記録は残るものの,真偽に疑いが残る点や,投入された戦況などの面から,その性能を断じることは困難である。
しかし,残る試作機と生産設備を入手した地球連邦軍にとって,本機の機体構造やその性能は,十分実用に耐えうる物であったため,若干の改装の後,ガルバルディβとして制式採用している。
引用
EB MS大図鑑PART.2 グリプス戦争編
一年戦争時に量産されたMS-17Bの改造機。肩アーマーに各種武器を内蔵できる親衛隊専用機。
※解説文は,AMX-117L/R《ガズアル/ガズエル》の解説文。
備考
ガルバルディは,MS-Xを出自とするモビルスーツであるが,その後,機動戦士Ζガンダムにおいて後継機といえるガルバルディβが登場したことで,ガルバルディαと呼ばれるようになったことは既知の通りであるが,その機体設定においてもこれをきっかけとして,ややこしい状況が発生してしまっている。(これに拍車を掛けたのが,ガンダムΖΖにおける,ガズアル・ガズエルの登場である。)
現在,最もまとまった解釈が行われているのは,「機動戦士ガンダム外伝ミッシングリンク」の公式サイトにおける解説文だと考えられる。このため,集約項目として成立させたMS-17《ガルバルディ》でもこの解釈を下敷きにしてとりまとめを行っている。
なお,このMS-17Bという表記のガルバルディであるが,エンターテイメントバイブルやMS大全集といった媒体に記載が見える物である。ただし,ガズアル・ガズエルなどの機体解説に見られるもので,単に「MS-17B」としか表記されていない。
関連項目
編集者
[MS/MA・M]
[モビルスーツ・MSX]
最終更新時間:2015年07月04日 09時09分22秒
ノート
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脚注