>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔YMS-14〕ゲルググ]] !!!シャア・アズナブル専用ゲルググ *[MS] //{{layout cols,width:100% //---------- {{layout cols,width:40% ,機体データ{COLS:2|LEFT} ,型式番号,YMS-14 / MS-14S ,兵器区分,汎用主力モビルスーツ先行量産型 ,所属,ジオン公国軍 ,パイロット,シャア・アズナブル ,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD} ,デザイナー,コンセプトラフ:富野喜幸{{br}}デザイン:大河原邦男 ,初出作品,機動戦士ガンダム〜ギレンの野望 ,参考文献,GUNDAM WAR ほか多数 }} //---------- {{layout cols,width:40% !!画像 !BOX ART (img:175.jpg) *[[掲載画像に関する注意書き]] }} //---------- //}} {{ilayout clear}} !!スペック ,項目,内容 ,全高,21.0m{{fn ガシャポン戦士シール}} ,頭頂高,19.2m ,本体重量,42.1t ,全備重量,73.3t ,重量,102.0t{{fn ガシャポン戦士シール}} ,自重,72.1t{{fn GUNDAM CENTURY}} ,総重量,138.3t{{fn GUNDAM CENTURY}} ,ジェネレータ出力,1440kw ,馬力,82000hp{{fn ガシャポン戦士シール}} ,馬力,49600hp{{fn GUNDAM CENTURY}} ,動力システム,熱核反応炉{{fn GUNDAM CENTURY}} ,エンジン出力,35000{{fn GUNDAM CENTURY}} ,スラスタ推力,24500kg x2,2500kg x5 ,主推進システム,化学燃料ロケット/240.1t x2/持続時間31.2{{fn GUNDAM CENTURY}} ,180度姿勢変更,1.5s{{fn GUNDAM CENTURY}} ,センサ有効半径,6300m ,地上走行速度,212km/h{{fn GUNDAM CENTURY}} ,装甲材質,超綱スチール合金 ,黒歴史コード,04-8340512 !!各部解説 !頭部  ゲルググの頭部は,基本的にザクの構造を小型化,高密度化したものである。従来存在していた前頭部から後頭部にいたる動力パイプは,外装の内側にコンポーネントされている。これは対MS戦の,特に格闘戦における対策として採られた措置で,耐弾性と耐久性が向上している。また,量産効果によって各種センサーのコストや歩留まりが安定してきたため,これまでは指揮官機クラスの機体に優先して搭載されていた高性能センサーやコンピュータフレームが標準装備とされたことで,基本性能が飛躍的に向上している。このため,従来は性能向上の意味もあったブレードアンテナは,指揮官向け機体の意匠としての意味合いがより強くなっている。 !腕部  ゲルググの各関節部分に採用される駆動装置は,ザクと同程度の能力でさらに小型化,高速化されている。機体そのものの反応速度が改善されているため,機体の運動性も飛躍的に向上している。ただし,ビーム兵器へのエネルギー供給系統なども内装されているため,全体的なボリュームはほとんど変化していない。  ショルダーアーマーは,関節の保護と同時にサブスラスターユニットとしても機能している。また,腕部に装備されている熱核ジェットユニットは,基本的には地上戦用の装備ではあるものの,コロニー内など大気が存在する無重量領域での機動性向上においても非常に有効であった。  なお,ジェットユニットは,武装への換装も可能であった。 !脚部  ゲルググの脚部に装備されるバーニアスラスターユニットは,当初,MS-11用に開発されていたZIONIC社製部品がそのまま流用される予定だったが,実際にはそのユニットは06R-2型に使用されてから機体の完成までの間に改良が加えられることになった。スラスター総推力の向上のため,腰部スカートアーマーに09R系のZIMMAD社製バーニアのノウハウの採用が決定し,改めて共同開発されることとなった。このことからも,ゲルググは事実上,公国軍のMS開発のノウハウを総動員して開発されたMSだということができる。 !ボディ  ゲルググの基本構造は,連邦製のRXタイプに倣い,ボディモジュールを大きく三つのブロックに分割している。これは機体の運動性を高めるためにも有効であったが,実際には,パイロットの生存性を高めるために採用された構造であった。さらに,ボディの分割構造は,機能上の問題ばかりでなく,生産性の面からも歓迎された。これによって,ゲルググは各部ごとに生産拠点を分散させて生産することが可能となり,「工業製品」としても非常に優秀なものとなったのである。 !!武装  ジオン公国が技術面で唯一,連邦に遅れを取っていたのは,ビーム兵器の小型化だった。このことが,MS単体に装備される攻撃力の差を生み,ひいてはトータルな戦力の違いを決定的なものとしてしまったことは否定できないだろう。 !ビーム・ライフル  公国軍が初めて量産に成功したMS用のビームライフル。一説にはプロトタイプとして,さらに長銃身のライフルが存在していると言われる。  ガンダムが装備するものに勝るとも劣らない性能を持つ。 !ツインビームソード/ビームナギナタ  ゲルググが装備するビーム・サーベルのうち,A型やS型には"ナギナタ"状のビーム刃をユニットの両端で生成するツインエミッターが採用されている。  無論,片方だけでの稼動も可能である。 !シールド  ゲルググ専用のシールド。特殊なコーティングが施されているため,実体弾のみならずビーム兵器にも,ある程度耐えることができる。  手持ち及び背部装着用のコネクターを装備している。 !!概要  MS-14《ゲルググ》は,ジオン公国軍が最後に開発した汎用量産型モビルスーツである。公国軍の名機MS-06《ザク》の後継機として開発が進められたが,開発には多大な時間がかかり,本格的な配備が始まった時点で,一年戦争の終戦となってしまい,遅すぎた名機とも言われることが多い機体となってしまった。  MS-14S《ゲルググ》は,初期に生産されたいわゆる先行量産型で,基本的な機体スペックは後の量産型と大差は無いが,生産においては注意深く行われ,部材が精選されたものとなっている。  生産された機体は一説には24機とも25機とも言われ,様々なエースパイロットへと配備されたと言われている。  本機は,公国軍のエースパイロットのひとり,シャア・アズナブル大佐用にカスタマイズされた機体で,先行量産型ゲルググの内1機を改修した物である。  この機体の登場以降,先行量産型をMS-14Sと表記する事例が多くなったが,これは本機が引き渡される際にパイロットに合わせたチューニングが施されたためで,これは残りの機体も同様である。(特にキマイラ隊に引き渡された機体は,その後も改装が加えられており,全く異なった機体へと変貌している。)  なお,本機はRX-78-2《ガンダム》との戦闘において左腕を失っているが,ア・バオア・クーで改修され,F型の腕部を取り付けてシャアの手によって再出撃したとの説もあることを付記しておく。 !!引用 !GUNDAM WAR NEX-A プロモーション 緑 00/U GN001P  赤い彗星・シャア・アズナブルが駆る機体。かのガンダムともスペック上では互角とされる,破格の性能を有するMS。一年戦争終盤においてアムロと幾度と無く死闘を演じるも,決着はつかなかった。 !!備考  実質的には,YMS-14と同じ機体。  ゲルググの機体名は,様々な形で存在するが,YMS-14に関しては,先行量産型あるいは初期生産型が一般的である。なお,MS-14Sでは先行量産型と表記したが,これはゲーム中の表記を採用したものである。  本来,YMS-14は,シャアおよびエース部隊に配備された機体で全てであるが,ゲームなどでは,全ての機体の所在が明らかでは無いことと,その総数が一定でない点もあるため,これらを配備することで扱いが変わることも多々ある。(例えば,ギレンの野望では,ガルマ・ザビやランバ・ラルといったエースパイロットの専用ゲルググがこれにあたる。)  また,ゲームなど媒体によって型式や機体名の扱いが異なっており,シャア専用機のものに準じて「MS-14S」という表記がなされることも多い。  なお,キマイラ隊の機体に関しては,MS-14B/MS-14Cという表記がなされるが,本来はYMS-14のB型装備,C型装備である。このため,厳密に言えば,追加建造されたMS-14C/Bとは異なる機体であるが,この点を細かく示した資料というものは,意外に少ない。 !!関連項目 *[[〔YMS-14〕ゲルググ(初期生産型)]] *[[〔MS-14S〕ゲルググ先行量産型]] *[[〔MS-14S〕シャア・アズナブル専用ゲルググ(改)]] !!編集者 *あさぎり *だっちん ---- {{category MS/MA・Y}} {{category MS/MA・M}} {{category モビルスーツ・1st}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。