トップ 差分 一覧 Farm ソース 検索 ヘルプ ログイン

〔MS-14F〕ゲルググマリーネ(ドット迷彩仕様)

お願い

  ■検索等で初めて来訪した方は,注意書き等を必ずご覧になってください。
  ■Wiki項目への直接リンクは避けるようお願いします。→<必読>  頻繁に項目変更が行われる関係上,直リンクはエラーのもととなります。
  ■あまりにマナーの悪い人がいましたので,一部項目にアクセス禁止処理を行いました。
  ■極めて短時間で集中的アクセスを行ってるIPについては,終息の目処が立たなかったためアクセス禁止処理を施しました。解除申請は本家掲示板にて。

ユーザーファイル入口

ゲルググマリーネ

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号MS-14F
兵器区分汎用量産型モビルスーツ海兵隊仕様
所属ジオン公国軍
パイロットバーグマン
公国軍兵
製作データ
デザイナー明貴美加
初出作品機動戦士ガンダム0083 宇宙の蜉蝣2
参考文献GUNDAM WAR
Gジェネレーションポータブル ほか

 スペック

項目内容
全高20.2m
全高19.2m[1]
頭頂高19.2m
本体重量45.1t
全備重量81.3t
ジェネレータ出力1440kw
スラスタ推力20500kg x2,7000kg x2
スラスター総推力55000kg
センサ有効半径6300m
180度旋回時間1.6sec
装甲材質超硬スチール合金

頭部ユニット

 基本構造は他のゲルググとほぼ同じだが,後頭部の放熱フィンが大型化され,側頭部にオプション武装の取りつけが可能な構造となっている。

ランドセル

 A型,S型などと異なり,ほぼ空間戦闘用に特化された機体であるため,ランドセルの形状が大きく異なる。
 また,稼働時間および航続距離延長のため,大型のプロペラントタンクを装備する。

 武装

110mm速射砲

 前腕部には,A型などでは補助機動装備などがマウントされていることが多かったが,F系の機体には大口径のマシンガンが装備されている。

ビーム・サーベル

 A型やS型が装備するツインエミッター仕様の"ナギナタ"タイプではないが,ユニットそのものには同系統のデバイスが使用されている。

MMP-80 90mmザクマシンガン

 公国軍の一般的MS用火器。
 グレネードランチャーを装備可能な後期型も存在する。
 ビーム・ライフルの配備が追いつかなかったため,この装備を行う機体は多かった。

スパイクシールド

 ザクのショルダーシールドに手持ち用のマウントラッチとハンドルを増設し,スパイクを装備して防御にも攻撃にも使えるようにした攻防一体の装備。

 概要

 MS-14F《ゲルググマリーネ》は,ジオン公国軍が一年戦争当時に開発したモビルスーツである。MS-14《ゲルググ》の派生型であるが,ゲルググそのものの生産が逼迫した状況にあるにも関わらず,比較的多数の機体が生産されており,ある意味謎の多い機体となっている。
 元々,ゲルググの開発は遅延しており,量産仕様の機体がロールアウトした時期には,複数の開発計画が併走する状況となっていた。統合整備計画やペズン計画もそうした併走した計画のひとつである。
 ゲルググマリーネは,これらの計画とは別に前線における特殊任務を数多く実施する海兵隊の特別仕様機として開発が進められた機体で,先行量産型がエース部隊に配備された直後に開発が行われたものと思われる。
 機体そのものは,統合整備計画以前の仕様であるため,プランそのものはゲルググのバリエーション(高機動型,支援型等)と同時期もしくは若干遅れて進められたものと考えられる。(なお,マリーネそのものの基本設計は,B型のものを踏襲している。)

 マリーネは,ア・バオア・クーの工廠で短期間で生産された機体であり,投入が想定される任務の特殊性もあって,装甲厚や形状が独特となっており,他のゲルググ系の機体と比較してグラマラスなシルエットとなっている。これは,一種の工廠ごとの仕様違いといっても間違いではなく,バーニアやラジエーション,タンクなどのユニットが大型化したためと,装甲などにスペースドアーマー構造を多用しているため,マリーネの特徴的なシルエットとなっているのである。
 スペック的には,機動性,運動性などは後のJG型に近い高スペックとなっているが,標準的な量産機として位置づけるには問題のある部分も内包している。このため,ある意味,一般型のゲルググとJG型への過渡期の機体であるともいえるだろう。

 海兵隊の運用機であったことと,その多くを受領したシーマ海兵隊の一年戦争末期の冷遇された状況から,一年戦争当時に投入された機体は決して多くはなく,そのほとんどはU.C.0083年のデラーズ動乱時に確認されている。
 なお,この際に配備されていた機体は,約30機でほとんどの機体がビーム・ライフルではなく,マシンガンを標準的に運用していた。これは,シーマ艦隊の苦しい台所事情を示しており,本来配備されるべきビーム・ライフルについては謎が多い。

 なお,海兵隊とはいえ,一年戦争末期の冷遇されていたシーマ艦隊が,これだけ多数の新鋭機を保持していることに対する疑義は少なくなく,シーマ独自のコネクションによって調達したものではないかとも言われている。

 引用


 備考

 Blu-rayボックスの特典として収録されたピクチャードラマ「宇宙の蜉蝣2」に登場した一年戦争当時の仕様。ドット迷彩が施されたカラーリング違いである。

 関連項目


 編集者


[MS/MA・M]
[モビルスーツ・0083]


最終更新時間:2016年09月19日 19時44分44秒

 ノート

本項目に追加情報を記載する
※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。

脚注

  • [1]EB デラーズ紛争編(上)/公式サイト