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ギガン
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | MS-12 |
兵器区分 | 拠点防衛用モビルスーツ |
所属 | ジオン公国軍 |
パイロット | ジオン公国軍兵 |
製作データ | |
デザイナー | 大河原邦男 コンセプトイメージ:富野由悠季 |
初出作品 | MS-X |
参考文献 | GUNDAM WAR Gジェネレーションポータブル ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 16.2m |
頭頂高 | 13.9m |
本体重量 | 71.1t |
全備重量 | 101.3t |
ジェネレータ出力 | 736kW |
スラスタ推力 | 48000kg |
陸上走行速度 | 90km/h |
黒歴史コード | 01-4647460 |
武装
180mm無反動キャノン
120mmマシンガン(4連装機関砲)
バルカン砲
概要
ジオン公国軍が一年戦争末期に開発したモビルスーツ。
公国軍が一年戦争末期に実施したペズン計画における開発機で,月面グラナダ基地などの拠点防衛用に開発されたモビルスーツである。その設計は非常に割り切った設計になっており,モビルスーツとは言うが,実質的に移動砲台に過ぎないという辛辣な意見も見える。
機体の基本的なコンセプトは,実のところ地球連邦軍が投入したRX-75《ガンタンク》と同様のもので開発技術の相違こそあれ,機体構造そのものも実は両者は似通っている。ギガンの上半身と下半身はそれぞれユニット化されており,高い生産性を保持しているだけでは無く,下半身(に相当するユニット)を交換することで,運用領域を変更することも可能であり,元来,月面での運用を前提とした機体でありながらも,他領域への対応性も高い機体となっている。(蛇足ながら,コア・ブロックこそ存在しないが,こうした上半身・下半身のユニット構造は,連邦軍のRXモビルスーツに通じる部分があり,公国軍のMS開発にも連邦の開発機から得られた情報がフィードバックされてきていることがわかる。)
なお,このユニット交換による領域対応のひとつとして,下半身をブースターユニットと交換した空間戦闘対応型の存在が一部資料では確認できるが,その実機は確認されていない[1]。
本機の開発については,一年戦争末期のジオン軍の台所事情を如実に表している部分が多々垣間見える。例えば,本機を運用する兵士は基本的に学徒兵であるため,その操作法は簡略化され,容易く運用できるようになっているとされる。また,事実上の旧贈品であり,生産性が重視された機体となっている。
残念ながら,長距離砲撃支援型のモビルスーツは,一年戦争後期のモビルスーツによる中距離〜近距離戦闘が主になるとその重要性が失われており,防衛用としての用途は知格として,大量生産される「量産型モビルスーツ」としての有用性は失っていた。このため,若干の生産の後,生産ラインは閉じられており,歴史の狭間に消えて行くこととなった。
引用
データコレクション一年戦争外伝3
頭部に180mm砲を,右腕に4連装120mm砲を装備した対空防御用MS。
戦車的な使用を想定されていたようだ。
備考
関連項目
編集者
[MS/MA・M]
[モビルスーツ・MSX]
最終更新時間:2014年09月07日 18時52分02秒
ノート
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脚注