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イフリート(シュナイド機)
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | MS-08TX |
兵器区分 | 陸戦用試作型モビルスーツ |
所属 | ジオン公国軍 |
パイロット | ダグ・シュナイド |
製作データ | |
デザイナー | 大河原邦男 アレンジ:瀧川虚至 |
初出作品 | 機動戦士ガンダム外伝ミッシングリンク |
参考文献 | ガンダムエースほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | Unknown |
頭頂高 | 17.2m |
本体重量 | 59.4t |
全備重量 | Unknown |
ジェネレータ出力 | 1072kw |
スラスタ推力 | 62000kg |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
武装
ショットガン
ジャイアント・バズ
ヒート・ランス
スモーク・ディスチャージャー
概要
ジオン公国軍の陸戦用試作型モビルスーツ。
設計思想的には,グフに近い機体だが,機構的にはドムに近い機体であり,資料によっては「グフとドムの中間機」といった説明がなされる事もある。
これまで公国軍のMS開発は,メーカー主導で,軍部の要求スペックを実現し,これをコンペティションによって決定するという手法が採られていたが,本機に関しては完全に地球侵攻軍主導で開発された独自開発機であり,本国との連携が取れていなかったことは容易に想像できる。
これは,与えられた型式番号からも明白で,本国経由で試験運用がなされたYMS-08A高機動試作機という08ナンバーの保有機が存在しているのだが,この機体は諸事情(明確な理由については不明となっている)からキャンセルされており,そのナンバーに本機が(しかも試作機ナンバーではなく実際の登録ナンバーで)登録されていることから,高機動試作機の運用に不満を持った地球侵攻軍技術陣が本機を独自に開発した,というのがその実情であろうと思われる。
本機は,接近戦において最高の性能を発揮することを念頭に開発された機体で,高い性能を有していたが,結果的に8機の製造に終わっている。これは,一般的には生産性が劣悪な上,操作性にも難があり,高い技能を持つパイロットが必要であるという,「パイロットを選ぶ機体」であったことが原因ともされるが,一説には,宇宙圏至上主義の官僚によって生産を止められたともされており,はっきりしていない。
しかし,いずれにせよ僅か8機の製造とは言われながらもその後の公国軍残党の運用機に本機の系列機が含まれることは,完成した機体の性能は極めて高く,ベテランにとって改修しながらも運用する理由のある機体であった,ということなのであろう。
この機体は,一年戦争後期にマルコシアス隊に配備され,ダグ・シュナイドの乗機となったものである。マルコシアス隊は,ジオン国内でもその家柄などの問題から出世が望めない人材に対して,高い戦果を挙げることでエース部隊へと転属させることを確約し,いわば競わせた部隊であり,シュナイドは部隊長であった。
シュナイドは,一年戦争末期のキャリフォルニアベース戦にて消息を絶つが,機体はその後様々な勢力を転々とし,最終的にかつてマルコシアス隊と死闘を繰り広げた地球連邦軍の特務部隊「スレイヴ・レイス」のメンバーで,一年戦争後ジオン軍残党と行動を共にすることとなったフレッド・リーバーの元へと渡ることとなる。
引用
機動戦士ガンダム外伝ミッシングリンク 公式サイト
基本性能はイフリートと変わらないものの,シュナイドの格闘スタイルに合わせて格闘装備をヒートソードから長斧状のヒート・ランスに変更した機体。
備考
関連項目
編集者
最終更新時間:2016年11月20日 18時31分28秒
ノート
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脚注