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グフ重装型 / ヨーロッパ戦線用グフ
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | MS-07C-3 |
兵器区分 | 陸戦用モビルスーツ |
所属 | ジオン公国軍残党 |
パイロット | ジオン公国軍残党兵 |
製作データ | |
デザイナー | 大河原邦男 アレンジデザイン:不明 |
初出作品 | 機動戦士ガンダムUC |
参考文献 | トライエイジ ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | Unknown |
頭頂高 | 17.7m |
本体重量 | 64.2t |
全備重量 | Unknown |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
武装
5連装85mmフィンガー・バルカン
40mmバルカン砲
概要
MS-07C-3《グフ重装型》は,MS-07《グフ》のバリエーション機で,一般的な07Bタイプのヒートロッドを廃止し,両腕ともマシンガンに変更した仕様である。先行したC-1型の強化型とも言うべき仕様で,そのほとんどがヨーロッパ戦線で運用されたことから,「ヨーロッパ戦線用グフ」と呼ばれる事もある。
本機を含むMS-07C系列は,MS-07のマイナーチェンジシリーズとして知られるが,本機は特にその色合いが強い機体である。C系列は07のバリエーション展開のための機体系列として位置づけられやすいが,実際の所はライセンス生産による各局地戦線仕様の機体生産のためのラインと考えられる。
実際,一説には本ラインはツィマット社によって生産されたOEMラインだとも言われており,本機が目指した仕様は,ツィマット社の得意とする高機動型の機体であり,あながち間違っているとは断定できないものとなっている。
C-1型は,威力は高いものの取り扱いに難のあるヒートロッドを除くことで,一般兵であっても安定した運用が可能となったものと考えられる。本機の別名である「後期改修型」は,こうした一般兵でも運用の容易い陸戦機としての意味合いから与えられたものではないだろうか。
このC-1型をキャリフォルニア・ベースにおいて,より強化した仕様として誕生したのが,C-3型である。
主な改良点としては, ヨーロッパにおける森林戦の頻度から,肩当てのスパイクは森林での戦闘の妨げとなるため小型のものに改められ,全般的に装甲が強化されている。
また,両腕をマシンガンに変更し,弾切れを補うためにカートリッジ化。さらに,腰部に予備弾装を備えるなど,基本的に火力重視の設計となっている。
だが,その反面マニュピレータの性能は低下し,他の兵装の利用が難しく,機体バランスは悪くなっている。
こうした理由から本格量産に至ることなく終わっている。
本機は,こうした中,一年戦争後も地下に潜った公国軍残党によって秘匿されていた機体で,U.C.0096年のラプラス戦争時に,トリントン基地襲撃に呼応して出撃した。
しかし,ヨーロッパからの移動に際して道に迷い,基地の襲撃には間に合わなかった。
だが,道に迷い到達した街で,既に連邦に対する復讐心を失っていたパイロットは,機体を用いて復興に協力し,感謝されたのだった。実は,その街こそトリントンであったが,パイロットにとっては,既にどうでもいいことであった。
引用
備考
機動戦士ガンダムUC劇中に登場した機体。
その顛末については,トライエイジのカードで語られている。
関連項目
編集者
[MS/MA・M]
[モビルスーツ・ユニコーン]
[加筆募集・MS]
最終更新時間:2016年03月20日 08時34分00秒
ノート
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脚注