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サイコミュ試験用ザク(2号機)
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | MS-06Z MS-06Z-2 |
兵器区分 | サイコミュ試験用モビルスーツ |
所属 | ジオン公国軍 |
パイロット | 公国軍兵 |
製作データ | |
デザイナー | 大河原邦男 |
初出作品 | MSV |
参考文献 | GUNDAM WAR 1/144 サイコミュ試験用ザク インストラクション ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 18.7m[1] |
頭頂高 | 17.7m |
本体重量 | 60.4t |
全備重量 | Unknown |
重量 | 145t[2] |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
スラスタ総推力 | 338000kg |
武装
腕部有線ビーム砲
概要
MS-06Z《サイコミュ試験用ザク》は,ジオン公国軍が一年戦争当時に試作したサイコミュ搭載型モビルスーツである。
06Zは,実験部隊の編成完了と同時にグラナダより実験艦レムリアに搭載され,衛星基地よりほど近いコレヒドール空域へと運ばれて,稼動試験とサイコミュオペレーションのデータ収集に従事した。
しかし,パイロットの能力不足と,燃料搭載量の関係で機動戦レベルでのビーム砲テストに見合った性能に欠けたためその性能を十分に発揮する事はできなかった。
本機,2号機は,連邦軍パトロール部隊との遭遇戦において実戦を経験し,その際に中破している。
2号機は,小型のビーム砲が搭載されていた機体で,グラナダの工廠へ戻された後,高機動時でのゼロサイコミュオペレーションの攻撃データをとるために推進エンジンの強化工作が行われた。
腰内部より下の歩行ユニットが取り除かれ,代わりにむき出しで4本を1本にまとめた大推力ロケットエンジンを2本,計8基のエンジンを搭載したモビルアーマー並みの機動力を持つタイプへ生まれ変わっている。
当然脚部は無可動で,降着にはプレートギアを使用する。この2号機には,MS-16Xの名称をMSNナンバーに移すためMSN-01の形式番号が与えられた。
機動性だけはZタイプに比べて遥かに向上したが,試験時のわずかな時間のみの使用に耐えられるもので,燃料等裁量の割には増設されたロケットエンジンを食わせらなかった。またケーブル付きのビームハンドも,ロケット燃料の搭載量の容量問題などであまり効率の良いデータを得たとは言えなかった。最終的には量産できるものにはならず,MSN-02開発の捨て石となった。
修復後は,ア・バオア・クー攻防戦において実戦投入されている。
引用
マーメイド SDガンダムカード No.120
ニュータイプ専用MS・ジオングの開発実験を行うため,F型ザクを改造して3機のZタイプザクが創られた。サイコミュ・システムや有線誘導式のビームを内蔵した腕など,ジオングに組み込まれる予定だった機能が,可能な限りすべて詰め込まれている。
備考
項目について
本来,モビルスーツの項目は,同一機は集約しているが,一部資料で06Zの1〜3号機を「MS-06Z-1〜MS-06Z-3」としているものがあり,それぞれ運用状況が異なるため,これらは,それぞれの型式で登録している。
詳細は,集約項目である「MS-06Z」を参照のこと。
パイロットについて
ガンダムエースで連載された「機動戦士ガンダム〜Ecole du Ciel 天空の学校」で,主人公アスナの教官ヤハギ・フランジバックが,06Zを使用した描写が登場し,MS大全集2003などではパイロットとして紹介されている。
しかし,実戦経験したであろうこと以外,正確なことは分かっていないため,パイロットとして本項では登録していない。(集約項目には記述している。)
関連項目
編集者
[MS/MA・M]
[モビルスーツ・MSV]
[加筆募集・MS]
最終更新時間:2017年02月18日 13時30分07秒
ノート
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脚注