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〔MS-06R-1A〕黒い三連星専用高機動ザク(オルテガ/マッシュ機)

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黒い三連星ガイア専用高機動型ザク(オルテガ/マッシュ機)

  • [MS]

データ

機体データ
型式番号MS-06R-1A
兵器区分空間戦闘用高機動型モビルスーツ
所属ジオン公国軍
パイロットオルテガ
マッシュ
製作データ
デザイナー大河原邦男
初出作品MSV
参考文献GUNDAM WAR
メカニカルファイル
1/100 MG 高機動型ザク(黒い三連星仕様) ほか多数



 スペック

項目内容
全高17.5m
頭頂高Unknown
本体重量61.8t
全備重量76.8t
重量79.5t[1]
ジェネレータ出力1012kw
スラスタ推力52000kg
センサ有効半径3200m
装甲材質超鋼スチール合金
黒歴史コード02-9110174

※スペックは標準的なR-1A型のもの。

頭部(ZA-H06R/S.U009)

 基本的にF型と同じデザインのヘッドモジュールが使用されているが,機能向上のため,装甲や構造材,索敵,通信などの部品には,より高性能なものが採用され,内部構造も多少変更されている。
 R系の機体頭部に採用されているモノアイは,外部映像認識装置や各種複合センサーなどが換装されており,最低被写体照度の向上や動態認識装置などに若干の機能向上が計られている。また,頭部ユニットの外装の材質自体,さらに軽量で堅牢なものが採用されている。

腕部(ZA-A06R/S02.6)

 黒い三連星の機体は,他の多くのR-1Aとは異なる肩ユニットを装備しているが,これは製造拠点の違いによるものであり,性能差はほとんどない。
 MS-06R-lAの腕部モジュールは,装甲材の材質以外,ほとんどF型のパーツが流用されている。ただし,機体全体のレスポンス向上に対応するため,反応速度や各可動部分の「あそび」などを,搭乗者がコクピットから微調整できるように制御機器周りが改修されている。

脚部(ZA-L06R/S.U04.1)

 R系の機体の改修点は背部と脚部に集中している。ことに脚部の形状変化は顕著であり,実際,ザク以降に登場するMS-09やMS-14などの公国軍製MSには,この時期にR系の機体において行われた試行錯誤の影響が強く伺える。06R系の機体は,脚部全体を巨大なバーニアスラスターとして機能させることで,大幅な推力向上と機動性の改善に成功した。
 R-1Aの脚部ユニットは,歩行に最低限必要な機構を残しつつ,各関節のアクチュエーターを高レスポンス,高トルクのものと換装し,強力なバー二アスラスターが三基とコ・ジェネレーター,そしてプロペラントタンクで構成されている。

大腿部

 R系の機体は各所にプロペラントタンクを増設しているが,共通しているのは大腿部後方のもので,容積や圧力規格はほぼ同一である。F型に比べ稼働範囲は制限されるが,宇宙空間の運用ではほとんど支障はなかったと言う。

バックパック

 R系のバックパックは,F型のものが持つ機能を下方部分に圧縮し,大容積のプロペラントタンクを追加装備している。また,背面全体を巨大な複合バー二アとして機能させることもでき,圧倒的な加速性能を獲得している。

 武装

 黒い三連星が使用する武装は,彼らの基本戦法である「一撃離脱」のためのものが多い。ただし,大戦初期に多用された280mmバズーカは,通常弾頭を使用した場合,対艦戦闘において効果が低く,さらに威力の大きな兵装が必要とされていた。彼らは,そういった試作品の運用試験や試作評価を依頼されることも多く,そのまま実戦に赴くこともしばしばだったという。

120mmザクマシンガン

280mmザクバズーカ

ヒート・ホーク

H&L-LB16K/320mm 320mmLB16K バズーカ

 このバズーカは,公国軍が280mmバズーカに代わる兵装として開発していた大型火器の試作品で,当時開発されていた陸戦用MSの専用武装として設計されていたものの内のひとつである。

H&L-LB19K/320mm 320mmLB19K バズーカ

 公国軍が次世代MS用の標準兵装として開発していたLBl6K型の320mmバズーカには,既存の装弾機構が採用されていたが,弾頭が大型化したことによる作動不良が多かったため,LB19K型が開発された。

 概要

 MS-06R-1A《高機動型ザク》は,ジオン公国軍の開発した空間戦闘用に特化したエース級パイロット向けモビルスーツである。
 この機体は,MS-06《ザク》の次世代機として開発が進められたもので,公国軍パイロットにとっては,一種のステータスとも言うべき機体となった。

 元々,MS-06R-1《高機動型ザク》(R型ザク,Rタイプなどとも呼称される)は,ジオン公国軍が開発したMS-06《ザク》の改良機ではあるが,ザクの名を冠してはいるものの,従来の概念でいうところのバリエーション機とは異なり,実際にはザクをベースとして開発が進められていた次世代主力機の開発途上において誕生した機体である。
 当初ロールアウトしたR-1型は,諸々の問題点から,22機で生産が打ち切られ,改良型のR-1A型が誕生することとなった。

 R-1A型では,R-1型で問題となった推進剤不足の解消のために,脚部燃料タンクのカートリッジ化によって,推進剤の補給を容易くすることを最大の改良点とした。これは,配備直後は機体への慣れの問題もあり,作戦途中での推進剤切れが多発したためで,補給のために母艦へ戻ることが不可能な事例も多く,大きな問題となったためである。(このため,燃料タンクのカートリッジを輸送するためのF型が随伴することとなった。)
 また,稼動不良が多発した推進器も変更されており,開発責任者であったエリオット・レムの強い希望で,ジオニック社製のスラスターから,ツィマット社製のものへと変更されている[2]
 結果として,(生産工程の問題など諸々の問題は残っていたが)R-1型そのもの完成度は高く,終戦までに100機あまりが生産されたとされている。
 また,既存のR-1型も一部を除き,順次R-1A仕様へと改装されている。

 本機は,著名なパイロットが運用したR-1A型の1機で,キシリア・ザビ麾下の特務小隊「黒い三連星」が運用した機体である。
 機体ナンバー「02」はマッシュ機,「06」はオルテガ機であり,ブレードアンテナの装備以外はガイア機と同型であり,性能的な差は存在しない。(この機体ナンバーに統一性が無いのは,元々この3名が別の部隊のメンバーであり,ルウム戦役時にチームを組んだことがきっかけとなっている。)

 なお,黒い三連星のR型は,彼らがMS-09《ドム》を拝領し,地球へと降下した後に,オーバーホールが行われ,別のパイロットへと再配備されている。だが,再配備後の状況については明らかとなっておらず,一年戦争後の記録[3]から撃破されずに一年戦争後も秘匿されていたことが確認できるのみとなっている。

 引用

GUNDAM WAR プロモカード 「GUNDAM WAR グランドトーナメント完全制覇マニュアル」封入 SP-9

 「黒い三連星」として連邦から恐れられていたMS。ガイア機はリーダーとして常に先頭に立ち部隊を指揮した。オルテガ機,マッシュ機と連携したフォーメーション攻撃を得意とする。

 備考

 黒い三連星の機体は,ガイア機のみ指揮官機仕様である。
 このため,項目分けが行われているものの,基本的には同型である。

 その一方で,他のR-1A型と細部が異なっており,この点から考慮すると,生産拠点による差異が存在していた可能性は高い。
 なお,機動戦士ガンダム THE ORIGIN(アニメ版)では,新規にデザインが起こされており,3者の機体にそれぞれ特徴が付けられている。このため,オリジン版として新規立項されている。

 関連項目

 編集者


[MS/MA・M]
[モビルスーツ・MSV]


最終更新時間:2015年12月05日 20時24分59秒

 ノート

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脚注

  • [1]ガシャポン戦士シール
  • [2]この記述は,MSV宇宙編(HJ刊行)に記載。
  • [3]若き彗星の肖像より