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〔MS-06M〕マリン・ハイザック

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マリン・ハイザック / 水中型ザク(地球連邦軍仕様)

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号MS-06M
兵器区分水陸両用型モビルスーツ試験機
所属ティターンズ
パイロットティターンズ兵
製作データ
デザイナー大河原邦男
リデザイン:ときた洸一?
初出作品機動戦士Ζガンダム
参考文献GUNDAM WAR ほか

 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高17.5m
本体重量43.3t
全備重量Unknown
重量79.8t[1]
ジェネレータ出力951kw
スラスタ推力66000kg
装甲材質超高張力鋼(超硬スチール合金)

 武装

サブロック

 概要

 MS-06M《ザク・マリンタイプ》は,ジオン公国軍によって開発された史上初の水陸両用型モビルスーツである。この機体は,公国軍の局地戦用モビルスーツの開発計画に基づいて開発された機体のひとつで,地球連邦軍のジャブロー基地を攻略するために,試験的に開発されたものである。
 当初は防水シールドの実験程度と考えられていたが,モビルスーツの水中行動は予想以上に困難で,ザクをベースとした水陸両用型モビルスーツの開発は早々に断念されている。
 実のところ,この「水陸両用型ザク」の開発については,諸説存在しており,機体の生産数の相異から,論説によっては機体概要そのものも異なっている。

 本機,MS-06M《マリン・ハイザック》もそうした出自の機体のひとつである。
 本機の存在は,U.C.0087年のグリプス戦役時にティターンズによってホンコンシティで運用されたことで明らかとなった。
 この機体は,外観的には旧ジオン公国軍のザク・マリンタイプと同型であるが,マリンタイプそのものが,一年戦争当時にほぼ全て失われているため,残存機(あるいは設計データ)を入手した連邦軍による再生産機である[2]

 実際,本機のメインジェネレーターは,RX-106《プロトタイプハイザック》のものが流用されているとされており,資料によってはRX-106を水陸両用化したとまで極論されている。無論,設計ベースがMS-06Mであるため,「RX-106の水陸両用化」は極論ではあるが,フレーム,コクピット(リニアシート及び全周モニター)など,RX-106由来の部分は多く,再生産機でありながらもRMS-106《ハイザック》などの戦後設計機に近い性能を有した機体となっている。
 特に,水陸両用型モビルスーツについては,戦力として大きなものを有していなかった地球連邦軍としては,本機は貴重な戦力になり得たのである。

 なお,グリプス戦役期にスードリ隊によって運用された機体は,ホンコン配備の4機であったとされ,実際にはこれを上回る機体数が存在していた可能性は高い。
 これを裏付けるものとして,別の資料に公国軍から接収したMS-06M-2型と呼ばれる機体をベースにニューギニア基地に配備された機体が存在しており,これが本機(あるいは本機に連なる系譜の機体)だと考えられている。また,シロナガスクジラの科学調査を行っている姿を撮影した写真[3]には,2機の同型機が写っている。これは,太平洋で運用された機体と考えられ,ホンコン配備機とは別だと考えられる。

 引用

GUNDAM WAR 放たれた刃 ティターンズ U-184

 連邦軍の水中用MS。ジオン公国のザク・マリンタイプの仕様をベースに,リニアシートを採用するなど一部改修を施した機体。ミライ親子を人質にしたベン・ウッダーの作戦で使用された。

 備考

型式番号について

 型式番号は,明確な記述が見あたらないため,とりあえずMS-06Mのみで記載している。(プラモデルの表記と同様。)
 場合によっては,MSM-01での登録もあり得たと思われる。

スペックについて

 Ζガンダム放映中に発売されたプラモデルは,MSV版のリデコ(成型色変更)版である。
 インストラクションは新規に製作されているものの,これらの記述のほとんどがMSV版を踏襲しているため,スペック等も同様である。
 しかしながら,設定上各所にRX-106由来の装備が存在するため,ジェネレータ出力等の数値は異なっている可能性も存在する。

名称について

 「マリン・ハイザック」という名称は,プラモデルでの発売時に変更された物。
 以後,MS大全集などで使用されたことからマリン・ハイザックが定着した。

 関連項目


 編集者


[MS/MA・M]
[モビルスーツ・Z]


最終更新時間:2015年11月23日 21時22分26秒

 ノート

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脚注

  • [1]ガシャポン戦士シール
  • [2]「接収した機体を改装した」という表現の資料も存在するが,マリンタイプは1〜2機を除いて全滅しており,これらの記述は「接収した機体を改装したものを再生産した」と解釈するしかないだろう。
  • [3]元々はニュータイプ誌のポスターに使われた画稿で,後に小説版(角川版)の口絵に収録されている。