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プロトタイプザク
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | MS-04 |
兵器区分 | 試作モビルスーツ |
所属 | ジオン公国軍 |
パイロット | ミオン・ホシオカ エリオット・レム 他 |
製作データ | |
デザイナー | 大河原邦男 |
初出作品 | M-MSV |
参考文献 |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | Unknown |
頭頂高 | 17.5m |
本体重量 | 57.4t |
全備重量 | 72.5t |
ジェネレータ出力 | 953kw |
スラスタ推力 | 43000kg |
センサ有効半径 | 2950m |
装甲材質 | 超高張力鋼 |
武装
100mmマシンガン
バズーカ砲
概要
MS-04は,MS-01からMS-03までの各試作機で得られたデータを元に設計された機体で,MS-03で一段落ついた基本設計を本格的な量産製品としてロールアウトさせるための機構整理の段階に移ったものである。
従って,MS-03まではあくまでも実験段階の機体であり,真の意味でモビルスーツと言えるのは,このMS-04からであろう。
MS-04では,MS-03で問題になっていたジェネレータの出力不足の解消(新型ジェネレータの搭載),実戦兵器としての装甲不足の解消の2点が主たる改良点で,特にジェネレータは,ミノフスキー物理学の進歩とその応用によって従来とは比較にならない高出力のものが誕生したことで,長年の懸案が一気に解消している。
結果として,「人型機動兵器」としては十分な成果が得られたことから,本格量産への道筋がつき,ギレン・ザビは開戦の決意をしたとも言われている。
このMS-04の各部の整理やコストダウンを経て誕生したのが,MS-05であり,更なるブラッシュアップの末に誕生したMS-06を含め,モビルスーツを代表する機体となっていくのである。
なお,MS-04の名称であるが,当初は単に試作MS4号機でしかなかったが,戦史の整理においてザクを生み出す基となったことから,《プロトタイプザク》と呼ばれるようになったとされているが,一説によると当初は単に「ザク」と呼ばれた機体としてはMS-04が初だったとも言われる。
引用
SD-CLUB 08(抜粋)
MS-03プロトザク3号機の装甲強化,出力不足からくる機動性の悪さを改良すべく,造られたのがこのMS-04である。ミノフスキー物理学が応用して新たに開発された高出力ジェネレーターを装備し,MS-03の二倍以上の機動力を持ちながら,装甲も強化され,ようやく実戦に耐えるMSとなった。
備考
関連項目
編集者
[MS/MA・M]
[モビルスーツ・MSV]
[モビルスーツ・M-MSV]
[加筆募集・MS]
最終更新時間:2016年07月16日 19時54分57秒
ノート
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脚注