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アストレイ・ブルーフレーム
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | MBF-P04 |
兵器区分 | 汎用型MS検証試作機 |
所属 | ゲリラ |
パイロット | トロヤ・ノワレ |
製作データ | |
デザイナー | 阿久津潤一 |
初出作品 | 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY(没) 機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS |
参考文献 | 電撃HobbyMagzine ガンダムエース GUNDAM WAR ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | Unknown |
頭頂高 | 17.53m |
本体重量 | Unknown |
全備重量 | Unknown |
重量 | 49.8 t |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
装甲材質 | 発泡金属 |
フレームユニット
全身むきだしのフレームユニットは,フェイズシフト装甲こそ採用されていないが,様々な状況や作戦に応じて,オプション兵装はもとよりフレーム自体を換装することも可能である。
バックパック
背面のバックパックは下方にスライドし,その下のジョイントに様々なオプションを装備することができる。
武装
75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
75ミリ対空自動バルカン砲塔システム。
目標の発見から発射まで自動化されている。
ビーム・ライフル
ストライクガンダムなどGAT-Xシリーズと同規格のビーム兵器。MSの兵器の中でも高い攻撃力を持っている。
ビーム・サーベル
ガンダムアストレイの背部に装備されている斬撃用ビーム兵器。高出力のビームの刃は,MSの装甲を容易に溶断することができる。
シールド
むき出しのフレームを防護するために携帯している盾。表面にはビームコーティングが施されている為,ビームサーベルを受け止めることもできる。
形状は,連合が開発した「G」と同型であることから,開発データが漏洩したものと思われる。
ツインソードライフル
概要
本機は,オーブ連合首長国によって開発されたモビルスーツである。「王道ならざる者(アストレイ)」という名を持つことから分かるように,正規の手続きを踏んで開発された機体では無く,へリオポリス内で極秘開発されていた地球連合の新型機動兵器(連合初のMS)のデータを盗用して開発されるという,いわば脛に傷を持つ機体である。
ヘリオポリスにおいて3機(あるいは後述する5機全て)の開発が行われていたが,ザフトのクルーゼ隊による襲撃事件によって,それぞれの機体が異なった勢力のものとなり,以後,歴史上に様々な活躍を残すこととなる。
開発コンセプト
型式番号のMBFは,Main Battle Figureの略で,Pはプロトタイプを表す。Figure=人型兵器(MS)を表しており,本機がオーブの次期主力兵器開発の開発計画の試作機であることがわかるだろう。
機体の設計コンセプトは,データの盗用元となった連合の試作MS(GAT-Xシリーズ)とは大きく異なり,機体そのものを軽量化することで高い運動性・機動性を確保,敵の攻撃を「避ける」ことに主眼を置いている。これは,連合の秘匿技術である「PS装甲」の技術を入手することができなかったためで,PS装甲による耐弾性の高さを望めなかったオーブ技術陣は,そもそも「当たらなければ良い」という発想に切り替えて設計している。
アストレイは,試作機というよりは技術検証機としての意義が強く表れた機体で,建造された機体はいずれも異なった技術検証を前提としている。
例えば,P01ことゴールドフレームは,アストレイ共通のエネルギープラグ以外にも連合,ザフト双方のコネクトプラグを装備しており,どちらの兵装も問題なく使用することができる。これは,両軍が開発したMSの装備や機構の検証を兼ねたもので,アストレイに高い汎用性を持たせることを前提としている。
また,P02ことレッドフレームは,連合の開発したナチュラル用OSをベースに開発されたOSを搭載した試験機で,連合・ザフト双方と力のバランスを取りながら中立を維持するために必要な「ナチュラルによるMS運用」を検証するための機体として誕生している。初期のナチュラル用OSは未完成状態であったため,本機を入手したロウ・ギュールは,量子コンピュータである8(ハチ)のアシストによってレッドフレームを稼働させている状況であった。
P03ことブルーフレームは,コーディネイター向けのOS試験機として開発され,元々ZGMF-1017ジンのOSをベースに連合の開発した「GUNDAMタイプ(この名称は,GAT-X105ストライクのパイロットによるもので,後に略称として一般化した)」OSを再びコーディネイター用として再調整したものを搭載している。また,OSそのものに大きな問題点が発生することはないと想定されていたため,多種多様なオプションの試験も想定されており,搭載コンピュータには様々なオプション装備のデータが納められていた。
本機P04ことグリーンフレームは,高機能なセンサーシステムを搭載した機体で,おそらくは様々な管制システムに関する検証機だったと考えられる。
謎の機体「グリーンフレーム」
元々オーブ連合首長国のコロニー,ヘリオポリスにおいて開発された「アストレイ」は,3機の完成体が確認されているだけで,他の機体といえばこれらをベースにした量産配備機しか確認されていなかった。
本機も,当初は「量産されたアストレイ」またはジャンク屋ギルドが販売している「シビリアンアストレイ(のカスタムモデル)」のではないかとの疑念があったが,実際にはヘリオポリスで開発が進められていたプロトタイプのアストレイのなかの1機だということが確認されている。
実のところ,アストレイが発見された当時からプロト機は「5機(予備パーツ含む)」という噂があり,それぞれが「ゴールド」,「レッド」,「ブルー」,「グリーン」,「グレー」のフレーム色で塗装されていたと言われている。
本機は,そのうちの「グリーン」のフレームを持つ機体で,パーツ状態でヘリオポリスの残骸の中に埋もれていたものを発見され,オーブの軌道ステーション「アメノミハシラ」において修復されたとされている。
この際,修復を担当したのがジャンク屋のロウ・ギュールで,元々グリーンフレームの持つ特性を活かした擬似人格コンピュータベースのAIを搭載,さらにその能力を最大限に発揮させるためセンサー系を強化した。この結果,グリーンフレームに搭載されたAIは,戦闘状況を分析し,完全な回避行動を可能とする。
修復されたグリーンフレームは,元オーブ軍のバリー・ホーによってゲリラに譲渡されており,地球上での抵抗運動に用いられた。
引用
電撃HobbyMagazine 2007/11
型式番号MBF-P04。連合のモビルスーツ開発を請け負っていたオーブのコロニー「ヘリオポリス」にて,極秘に開発された機体「アストレイ」シリーズ。その4番目の機体。このシリーズは,プロト機が全部で5機分製作されたことが分かっており,この機体は所在が不明となっていた内の1機である。元オーブ軍のバリー・ホーによってゲリラに渡されたが,バリーがどこから手に入れ,なんのためにゲリラに渡したのかは不明である。
備考
アストレイR1巻の千葉智宏氏の後書きで確認できる初期案のアストレイ。
没,ということであったはずだが,新作ASTRAYSで堂々の復活である。
名称について(1)
コズミック・イラにおいて,厳密に言えば「ガンダム」という名の機体は存在していない。これは,ガンダムという名称がキラによるOS名のいわゆる「縦読み」による略称でしかないためである。しかし,その後,オーブをはじめ一部の勢力にはキラによるOSの略称が広がっており,これを採用した機体が存在していないとは言い切れない点には注意が必要である[1]。
実のところ,ストライクなどと同様に,アストレイの正式名称は,単に「アストレイ」でしかない。更に言えば,「レッドフレーム(ブルーフレーム)」という名称も,本来,アストレイを発見したロウ・ギュールによる命名である[2]。
しかしながら,実際には後にこうした名称が広がっているため,「正式名称化した」か,「偶然一致していた」かのどちらかだろう。(おそらくだが,傭兵部隊であるサーペント・テールのブルーフレームが有名となった関係で,同型機を色で呼称することが定着したものと思われる[3]。)
名称について(2)
上記のような理由から,アストレイに関する異称は数多く存在する。…というよりも,「商品としての名称」に「ガンダム」を含める必要があったことから長くなってしまっており,省略形が数多く存在する,といった方が妥当だろう。
以下に示す名称は,いずれもブルーフレームを指す名称である。
- ガンダムアストレイ・グリーンフレーム(商品展開上の正式名称)
- アストレイ・グリーンフレーム
- アストレイ[4]
- グリーンフレーム
その他
アストレイの開発経緯等の更なる詳細は,ゴールドフレームを参照のこと。
関連項目
編集者
[MS/MA・M]
[モビルスーツ・ASTRAY]
最終更新時間:2014年08月30日 11時14分41秒
ノート
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脚注