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アストレイ・ブルーフレーム・サード
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | MBF-P03 third |
兵器区分 | 汎用型MS検証試作機 |
所属 | サーペント・テール |
パイロット | 叢雲劾(ムラクモ・ガイ) |
製作データ | |
デザイナー | 阿久津潤一 |
初出作品 | 機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS |
参考文献 | 電撃HobbyMagzine ガンダムエース GUNDAM WAR ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | Unknown |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | Unknown |
全備重量 | Unknown |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
装甲材 | 発泡金属+PS装甲(TP装甲タイプ) |
開発 | モルゲンレーテ+ロウ・ギュール |
ショルダー・バーニア / フィン・スラスター
両肩に装備されたフィン状のバーニア。推力を得る他に,接近戦での機体制御に使用され驚異的な運動性能を生み出す。その分パイロットにかかるGは大きいが,劾ほどの腕があれば,敵の超至近距離での攻撃をかわすことも可能となる。その動きはまるでボクサーのようにも見える。
脚部
設置面が小型化された上で、足全体のバネが強化されている。また,つま先とカカトに刃(隠しアーマーシュナイダー)を内蔵しており,攻撃やスパイクとして活用することができる。
PS装甲素材
提供されたPS装甲素材は,ストライク・ルージュの余剰分であり,それまでのPS装甲素材より性能が高く,フェイズシフト化した時,やや赤みを帯びた色に変化する。
武装
75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
75ミリ対空自動バルカン砲塔システム。
目標の発見から発射まで自動化されている。
ビーム・ライフル
ストライクガンダムなどGAT-Xシリーズと同規格のビーム兵器。MSの兵器の中でも高い攻撃力を持っている。
ビーム・サーベル
ガンダムアストレイの背部に装備されている斬撃用ビーム兵器。高出力のビームの刃は,MSの装甲を容易に溶断することができる。
スナイパー・ライフル
アーマーシュナイダー x2
概要
連合の戦闘コーディネイター「ソキウス」が駆るロング・ダガーとの戦闘で大きなダメージを受けたブルーフレームを改修した機体。オーブの技術者エリカ・シモンズとジャンク屋ロウ・ギュールの手によって修理されるとともに大きく改良され,さらに高い能力を持つモビルスーツへと生まれ変わっている。
ブルーフレームの改修には,改修に関わった2名の技術者(ロウは技術者というよりは「技術屋」だが)の発案した機能に加え,劾がこれまでブルーフレームを運用してきたことで見えてきた問題点を解消するために考案された改良案も組み込まれている。
劾の設計した強化パーツは主に機体の機動性・運動性を強化するもので,ロング・ダガーとの戦闘以前にその設計は進められていた。肩に装着されたフィン・スラスターは,両肩にフィン状の強化バーニアを取り付けたもので,その推力はバックパック並みの強大なものとなっており,接近戦での機体制御において相手の予測不可能な機体機動を可能とする。(むろんその分だけパイロットに負担はかかることになる。)また,脚部は,接地面を小型化し,脚部全体のバネを強化することで運動性の向上に一役買っている。
ロウが製作したパーツは,ブルーフレームそのものの機能強化をはかるもので,頭部とタクティカル・アームズ(バックパック)にその主たる機能は集約されている。タクティカル・アームズは,フライトユニットとしての機能を持つほかに,切り離し変形させることで,ガトリング砲台や巨大ソードとしても使用できるマルチウェポンである。また,頭部は,タクティカル・アームズのコントロールのためにセンサー機能などが強化されている。
一方,エリカ・シモンズは,ゴールドフレームの改修の際に得られた技術からPS装甲を提供(表向きはオーブに立ち寄った連合艦からの技術流出ということになっている),これをコクピット周りに二重装甲として設置している。このPS装甲は,外部装甲に圧力が感知された時のみ通電し,フェイズシフトを行うように設計されており,後に連合が投入した後期GAT-Xシリーズで運用されたTP(トランスフェイズ)装甲と基本的な発想は同じものとなっている。この発想は,ロウ・ギュールの協力によるものであり,彼の発想と技術力の高さを示した物となっている。
これらの技術が高いレベルで結合して完成した新たなブルーフレーム,「ブルーフレーム・セカンド」は,従来のアストレイが持つ柔軟さを残したまま,全く別次元の機体へと生まれ変わっていたのである。
本機,「ブルーフレーム・サード」は,アジア圏での任務に際して叢雲劾の考案した各種パーツを用いて換装した形態である。基本となる「ブルーフレーム・セカンド」へ戻すことは可能となっている。
この形態では,豊富な森林地帯などによってビーム兵器の運用に制限がでることから,近接戦闘などを前提とした格闘戦兵装を中心に装備したもので,両腕に設置された巨大なブレードが特徴となている。
引用
電撃HobbyMagazine 2008/01
型式番号MBF-P03 third。アジア圏での戦いに合わせブルーフレームを改修した機体。最大の特徴は両手に装備された巨大なソード。ジャングルなど障害物が多く,ビーム兵器の使用制限がある場所での戦闘を想定している。機体各所に追加装備も内蔵されており,あらゆる局面に対応可能な機体となっている。
備考
関連項目
編集者
最終更新時間:2014年08月30日 11時10分25秒
ノート
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脚注