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アストレイ・ブルーフレーム・フルアーマー・フェイズシフト
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | MBF-P03 fourth |
兵器区分 | 汎用型MS検証試作機 |
所属 | サーペント・テール |
パイロット | 叢雲劾(ムラクモ・ガイ) |
製作データ | |
デザイナー | 阿久津潤一 |
初出作品 | 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS |
参考文献 | 電撃HobbyMagzine ガンダムエース GUNDAM WAR ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | Unknown |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | Unknown |
全備重量 | Unknown |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
装甲材 | 発泡金属+PS装甲(TP装甲タイプ) |
開発 | モルゲンレーテ+ロウ・ギュール |
武装
75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
75ミリ対空自動バルカン砲塔システム。
目標の発見から発射まで自動化されている。
ハンドガン
ブルーフレームの装備のひとつで,実体弾を使用するハンドガンタイプの銃。
「ハンドガン」というからには取り回しが良さそうだが,実際はそうではなく,腕部に装着した大型マガジンから給弾する形の兵装であり,事実上の固定兵装である。
ビーム・サーベル
ガンダムアストレイの背部に装備されている斬撃用ビーム兵器。高出力のビームの刃は,MSの装甲を容易に溶断することができる。
アーマーシュナイダー x2
概要
連合の戦闘コーディネイター「ソキウス」が駆るロング・ダガーとの戦闘で大きなダメージを受けたブルーフレームを改修した機体。オーブの技術者エリカ・シモンズとジャンク屋ロウ・ギュールの手によって修理されるとともに大きく改良され,さらに高い能力を持つモビルスーツへと生まれ変わっている。
ブルーフレームの改修には,改修に関わった2名の技術者(ロウは技術者というよりは「技術屋」だが)の発案した機能に加え,劾がこれまでブルーフレームを運用してきたことで見えてきた問題点を解消するために考案された改良案も組み込まれている。
劾の設計した強化パーツは主に機体の機動性・運動性を強化するもので,ロング・ダガーとの戦闘以前にその設計は進められていた。肩に装着されたフィン・スラスターは,両肩にフィン状の強化バーニアを取り付けたもので,その推力はバックパック並みの強大なものとなっており,接近戦での機体制御において相手の予測不可能な機体機動を可能とする。(むろんその分だけパイロットに負担はかかることになる。)また,脚部は,接地面を小型化し,脚部全体のバネを強化することで運動性の向上に一役買っている。
ロウが製作したパーツは,ブルーフレームそのものの機能強化をはかるもので,頭部とタクティカル・アームズ(バックパック)にその主たる機能は集約されている。タクティカル・アームズは,フライトユニットとしての機能を持つほかに,切り離し変形させることで,ガトリング砲台や巨大ソードとしても使用できるマルチウェポンである。また,頭部は,タクティカル・アームズのコントロールのためにセンサー機能などが強化されている。
一方,エリカ・シモンズは,ゴールドフレームの改修の際に得られた技術からPS装甲を提供(表向きはオーブに立ち寄った連合艦からの技術流出ということになっている),これをコクピット周りに二重装甲として設置している。このPS装甲は,外部装甲に圧力が感知された時のみ通電し,フェイズシフトを行うように設計されており,後に連合が投入した後期GAT-Xシリーズで運用されたTP(トランスフェイズ)装甲と基本的な発想は同じものとなっている。この発想は,ロウ・ギュールの協力によるものであり,彼の発想と技術力の高さを示した物となっている。
これらの技術が高いレベルで結合して完成した新たなブルーフレーム,「ブルーフレーム・セカンド」は,従来のアストレイが持つ柔軟さを残したまま,全く別次元の機体へと生まれ変わっていたのである。
本形態は,ブルーフレームに特殊な増加装甲を追加したものである。
増加装甲には,フェイズシフト機能があり,実体弾を無効にすることができる。
この装備は,太陽付近に設置された砲台の破壊任務のために製作されたオプションであり,耐熱用融除材ジェルとPS装甲によってその膨大な輻射熱から機体を守っている。最大の特徴が,アーマーの可変機能であり,展開していた装甲をすべて背部に集約することで,リフター形態へと移行することができる。これにより,推力ベクトルを集約し,機動性の確保もなされている。
引用
GUNDAM WAR 烈火の咆哮 SEED U-S66
フリーランスの傭兵,叢雲劾の搭乗する機体。大戦終結後,太陽表面での特殊任務を行う為に製作された,特殊装甲を装着した状態。PS装甲と耐熱用融除材ジェルにより太陽の高熱を防ぐ。
備考
内部機体の変遷
フルアーマー・フェイズシフトの初出は電撃ホビーマガジン03/07であり,この時点ではブルーフレームの改修作業などについては全く触れられておらず,型式的にも単なる「MBF-P03」の一形態であるという形での紹介であった。
その後,ザ・スニーカーにおいて,ブルーフレーム・セカンドであることが明かされ,,公開されたデザインの脚部がセカンドの小さくなったソールであることが明らかとされている。(この時点では,セカンドGのバリエーション扱い。)
この段階では,フルアーマー・フェイズシフトを用いたミッションは「停戦後」(すなわち機動戦士ガンダムSEED終了後のC.E.72年)という扱いであったが,本編たるアニメ版が続編の機動戦士ガンダムSEED DESTINYを放送したため,さらに変更され,「DESTINY以後」という扱いとなった。
この結果,同時期を取り扱った「ASTRAYS」において,フルアーマー・フェイズシフトの内部機体はブルーフレーム・フォースということに変更されている。
関連項目
編集者
[MS/MA・M]
[モビルスーツ・ASTRAY]
[モビルスーツ・ASTRAYS]
最終更新時間:2014年08月30日 11時13分13秒
ノート
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脚注