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〔MBF-02+EW454F〕ストライクルージュ(オオトリ装備)

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ストライクルージュ(オオトリ装備)

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号MBF-02+EW454F
兵器区分装備換装型モビルスーツ
所属オーブ
パイロットカガリ・ユラ・アスハ
製作データ
デザイナー大河原邦男
初出作品機動戦士ガンダムSEED DESTINY(HDリマスター)
参考文献

 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高17.72m
本体重量Unknown
全備重量Unknown
重量64.8t
ジェネレータ出力Unknown
スラスタ推力Unknown
製造メーカーモルゲンレーテ社
装甲PS装甲[1]

 武装

57mm高エネルギービームライフル

75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」x2

コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」x2

耐ビームシールド

レールガン

ビームランチャー

大型対艦刀

ミサイルランチャー

3連小型ミサイル

 概要

 MBF-02《ストライクルージュ》は,モルゲンレーテが建造したGAT-X105《ストライク》の基礎データと,オーブ領海内で行われたGAT-X303 イージスとの戦闘によって損壊し,改修されたX105本体の修復の際に得られたデータによって建造された機体である。
 元々モルゲンレーテに残るX105のデータは,基礎フレームと兵装関連のデータに過ぎず,PS装甲など極秘となっている部分に関してはデータを入手することができていなかった。
 しかも肝心のOSに関しては,その設計に問題点も多く,資源衛星ヘリオポリスでGAT-Xシリーズが建造されていた当時から,それほど進歩していたとは言いがたかったのである。

 しかし,この状況はアークエンジェルがオーブへと寄港することで打開されることとなった。アフリカ地域からインド洋を抜けてオーブへと到達したアークエンジェルは,整備補給をオーブで行ったが,その際にX105のパイロットであるキラ・ヤマトによりオーブが独自に改良を進めていたMS用OSの改良が行われたのである。この時点では,満足に稼働させることすら難しかったオーブ製MSであったが,このOS改良を契機に飛躍的に完成度が高まっていくのである。(なお,キラのOS改良の後,ジャンク屋や傭兵部隊によるデータ入力が行われ,より一層完成度が増している。)
 こうしてオーブに誕生した量産型MS,MBF-M1 M1アストレイは,急ピッチでナチュラル・コーディネーター問わずにその練度を上げ始めるのである。

 アークエンジェルは,この直後にオーブを離れアラスカ(ジョシュア)を目指すのだが,ザフトに奪取されたGAT-Xシリーズによる襲撃を受け,X105とX303が相討ちとなり失われてしまう。(同時に,X103《バスター》は損壊し,パイロットはアークエンジェルの捕虜となり,機体はモルゲンレーテによって回収されている。)
 X105は,モルゲンレーテによって回収されたが,同時にX207やX303のパーツ類も回収され,数多くの情報をモルゲンレーテにもたらすこととなった。
 モルゲンレーテでは,データ解析と共にX105の修復を行うこととし,自らの技術立証も兼ねて,X105の予備パーツを生産した。

 こうして数多くの技術をオーブにもたらしたアークエンジェルであるが,ザフトのオペレーション・スピットブレイクによりジョシュアが壊滅,使い捨てとされ,その居場所を無くしたことから,再びオーブへと身を寄せることとなった。
 この際に,修復されたX105はアークエンジェルへと返還され,既にZGMF-X10A《フリーダム》を乗機としていたキラに代わり,ムウ・ラ・フラガがこの機体を乗機とした。(この時点でOSは,オーブが改良したものに変更されている。)

 こうしてX105が戦線に復帰したことから,本来ならば再生産されたパーツ群も予備パーツとしてアークエンジェルへと提供されてもおかしくない状況となったのだが,状況が再び悪化,地球連合によるオーブ侵攻に伴い,完成したこれらパーツはクサナギによって宇宙へと運び出されたのだった。
 このX105の予備パーツは,カガリ・ユラ・アスハの強い希望もあって,クサナギ艦内で「もう1機のストライク」として組み上げられたのである。

 完成した機体は,オーブが独自に改良を施したパワーエクステンダーによって稼働時間とPS装甲の通電効率の改良などが行われた結果,装甲強度が増したことでPS装甲展開時に独特の「赤い機体」となったのである。このことから,ストライクルージュと命名されることとなった。

 ルージュには,オーブが独自開発した支援AIシステムも搭載されており,これにより,よりコントロールしやすい機体として仕上がっていた。
 だが,カガリが当初希望した[2]IWSPは,その余りにも複雑な兵装コントロールのため,装備を見送り,最も一般的な装備であるエールストライカーを採用することとなった。

 M1でのシミュレーションは行っていたとはいえ,初陣が第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦となった本機は,ジェネシス爆破のために機体を自爆させたZGMF-X09A《ジャスティス》からアスラン・ザラを救い出し,また,ZGMF-X13A《プロヴィデンス》との戦闘によって大きく損壊したフリーダムを発見,連れ帰るなど,最終戦局では大きな活躍を見せた。無論それだけではなく,実際のスコアもかなりのものであり,本機の素状の良さが出たと言うことなのだろう。

 停戦後は,オーブを代表するMSとして様々な式典などで用いられたとされているが,実質的には,機体そのものは旧式化著しく,C.E.73に再び開戦した際には,すでに2戦級の機体であったことは否めない。
 だが,大西洋連邦と連合したオーブ軍の前に,カガリは本機を駆り立ちはだかるなど,「象徴」としての機体価値はなお高いものがあったようだ。

 その後,様々な戦線で使用されるものの,実質的には戦力たり得ていなかった本機は,エターナル救出のためにキラが使用[3]し,ザフト軍MSと軌道上で戦闘となった。だが,キラが運用したこの状態であっても,すでにザフトのMSに対して力不足は否めず,この戦闘によって大きく損壊し,放棄されている。

オオトリ装備

 EW454Fオオトリは,ストライクルージュの開発に際して,同時期に開発が進められていたオーブオリジナルのストライカーパックである。
 ストライクのコピーを進めていたオーブは,同時に入手したI.W.S.Pの設計データから,独自のストライカーパックの開発を行うことを決定し,設計に入っていた。I.W.S.Pは当時,様々な問題から事実上の失敗作で,実戦運用に適さないパックとなっていたが,オオトリは基本コンセプトこそ継承したものの,根本的な設計を変更し,オーブ独自の技術で再設計したことでI.W.S.Pの問題点をクリアしたのである。
 オオトリは,I.W.S.Pとほぼ同様の過剰とも思える武装を有するだけではなく,遠隔操作が可能なシステムが搭載されており,単独で運用することも可能である。(この際には,パックが編k根石,小型の戦闘機のような形状となる。)
 また,オオトリは他のストライカーパックをさらに追加装備することが可能なストライカージョイントを有している。これは,実際の運用こそ確認されていないが,ストライカージョイントを有するオプションを接続することで,多様な運用が可能となったと思われる。
 なお,本パックの開発データは,同時に進行していたオーブの新型モビルスーツの開発にも活かされ,ORB-01《アカツキ》の専用ストライカーパック「オオワシ」として結実している。

 オオトリは,いわゆるヤキン・ドゥーエ戦役には完成は間に合わなかったものの,停戦期間中に完成したと思われ,ストライクルージュに換装可能な状態で保管されていた。
 実戦で運用されたのは1度確認されており,メサイア戦役の際にザフト艦隊に包囲されたエターナルを救出するためにオーブよりブースターで打ち上げられ,艦隊を退けている。(この際に,オオトリは失われている。)

 引用


 備考

型式について

 ストライクルージュは,当初は「GAT-X105」のままであったが,オーブ登録の型式番号として,MBF-02が与えられた。
 推測にすぎないのだが,MBF-M1,MBF-M2〜が量産型MS,MBF-P01〜MBF-P03が試作型MSであることを考慮すると,MBF-01以降の数値は,単一機,あるいはそれに準ずるスペシャルな機体に与えられるナンバーではないかと思われる。

 関連項目


 編集者


[MS/MA・M]
[MS/MA・G]
[モビルスーツ・SEED]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2018年06月29日 22時06分07秒

 ノート

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脚注

  • [1]ストライクルージュのPS装甲は,オーブ独自に改良が加えられたものであり,後にザフトセカンドステージMSに採用されるVPS装甲に近いものとなっている。この装甲色の変化は,パワーエクステンダーによる副次的なもので,当初からそういった機能を持った装甲として製作されたものではない。
  • [2]その理由は,「いっぱい武装が付いていて強そうだから」だったといわれている。
  • [3]この際にストライクブースターを装備したのだが,基本設定をX105と同じに変更したことから,機体カラーもX105と同じ物に変化している。