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〔MA-08〕ビグ・ザム

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ビグザム(ビグ・ザム)

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号MA-08
兵器区分拠点攻略用超大型モビルアーマー
所属ジオン公国軍
パイロットドズル・ザビ
マイヤー
製作データ
デザイナーラフ:富野由悠季(富野喜幸)
フィニッシュ:大河原邦男
センチネル0079版:カトキハジメ
初出作品機動戦士ガンダム
参考文献GUNDAM WAR
1/400 GUNDAM COLLECTION
Gジェネレーションポータブル ほか

 スペック

項目内容
全高59.6m
全高80m[1]
頭頂高-
本体重量1021.2t
全備重量1936t
総重量250t[2]
ジェネレータ出力140000kw(35000kw x4)
スラスタ推力580000kg
センサ有効半径134000m
出力20万馬力
最高速度マッハ7(大気圏外)
装甲材質超高張力鋼(超硬スチール合金)
開発基地ア・バオア・クー
黒歴史コード10-8974908

コクピット

 ビグ・ザムのコクピットは複数のシートが設けられ,操作には通常3人のパイロットで行うが,1人でもコントロール可能である。

 武装

大型メガ粒子砲

メガ粒子砲

 実は,明確な数が分かっていない武装の一つ。
 28基説と26基説が存在する。

対空ミサイル x6

105mm バルカン砲 x2

Iフィールドジェネレータ x2

 概要

 MA-08《ビグ・ザム》は,ジオン公国軍が開発した拠点攻撃用モビルアーマーである。
 一年戦争も中盤にさしかかると,各所で公国軍の破竹の勢いは鈍化し,抵抗線が構成される状況となっていた。また,いずれ登場する連邦軍のモビルスーツに対抗するための手段も必要となっていたことから,公国軍は新型機の開発を加速させていたのである。
 ビグ・ザムは,こうした状況下でモビルスーツとして開発が進んでいたMS-16X計画と共に,公国軍の究極の機動兵器としてプランニングが進められたモビルアーマーなのである。

開発コンセプトとその装備

 ビグ・ザムの開発コンセプトは単純明快で,「連邦軍本部ジャブローの攻略用」であった。有利な状況での停戦に失敗し,連邦軍本部の掌握しか戦争勝利の手段がなくなっていた公国軍は,地球侵攻作戦により連邦軍の主要施設の制圧を実施した。だが,結果的に補給線が伸び,占領地の維持にかかるコストは,想定以上のものとなっていたのである。
 ビグ・ザムは,公国軍による掌握が続く,衛星軌道上から直接ジャブローに向けて大気圏突入を行い,そのまま制圧戦に移行することをコンセプトとして開発されたのである。
 このため,ビグ・ザムにはジャブローの強力な防衛能力を突破するための強力な火器と堅固な防御能力を持たされている。また,その独特の形状は,大気圏突入に際して,耐熱装甲として機能する上面と上方から地上に向けて攻撃するのに適したものとなっている。(なお,実際の量産機にはミノフスキー・クラフトが搭載される予定で,脚部については,仮に破壊されても機能そのものには影響が出ないように配慮されていた。)

 その強力な武装は,主砲となる大出力メガ粒子砲(一説には,後のハイメガ粒子砲クラスだとも言われる)と機体周辺部の28基(資料によっては26基)にも及ぶメガ粒子砲で構成され,脚部に装備された射出式のクローも強力な質量兵器として機能する。
 なお,小型メガ粒子砲もムサイ級の主砲と同程度の出力はあるため,岩盤に覆われたジャブローであっても損害を与えることが可能でないかと想定されていた。
 一種移動要塞のような機体であり,一年戦争においてもっとも強力な機動兵器である点は疑う余地はないだろう。

 また,防御面では強力なIフィールドジェネレーターにより,中〜長距離のビーム攻撃をほぼ完全に遮断することが可能であった。
 その一方で,フィールド内での直接攻撃には弱く,この点はひとつの問題ではあった。

運用

 ビグ・ザムは,本来ジャブロー攻略における切り札としての位置づけであったが,実際には完成まで時間が掛かっており,ジャブロー攻略戦には投入することができなかった。実際のジャブロー攻略戦では,潜水艦部隊によるジャブロー入口の発見がきっかけとなっており,開発途上のビグ・ザムを待つまでもなく攻略が可能と判断されたのである。
 結果的にこの第2次ジャブロー攻略戦が失敗したことで,地球上における公国軍の勢力は劣勢となってしまい,以後,宇宙における防衛戦が主となってしまう。(故に,この時点で事実上負けは見えている状況であった。)
 連邦軍の大規模反攻作戦によるソロモン攻略が確実となった時点で,試作機がジオン本国のギレン総帥よりソロモンのドズル中将へ増援として送られた。しかし,連邦軍の侵攻は迅速であり,グラナダ基地からキシリア少将が増援艦隊を差し向けるも間に合わず,新兵器ソーラ・システムによる予想外の被害を被ったドズル中将はソロモンの放棄を決定。兵らを脱出させるべく,自ら殿(しんがり)としてビグ・ザムに騎乗,出撃している。
 この際,わずか1機のモビルアーマーでありながらも連邦軍に多大な被害を与えている。

 ソロモン戦で戦線投入された本機は,連邦軍第13独立部隊所属のコアブースター(Gファイターとの説有り)の特攻によって唯一の弱点といわれていた下半身に大ダメージを受け,RX-78によってトドメを刺されている。しかしながら,このときすでに大気圏内での冷却を前提に設計されていた本機はオーバーヒート寸前であったとの説もあり,本来ならばまだ,連邦軍は大きな被害を受けていたはずとの説もあることを附加しておく。

 引用

GUNDAM WAR 宿命の螺旋 ジオン公国 U-202
GUNDAM WAR EXTENSION BOOSTER2 ジオン公国 U-202

 公国軍の対要塞戦用MA。戦艦を一撃で沈める大型メガ粒子砲と無数の小型メガ粒子砲を備え,1機で戦局を一変しうる戦力を保有する。反面,冷却機構に難があり稼働時間が短いのが欠点。

 備考

名称について

 各資料で「ビグザム」,「ビグ・ザム」と中点ありなしで入り乱れているが,古い資料では中点ありが多い。

バリア

 現在では,「Iフィールドによるビーム・バリア」だが,放映当時の設定では,磁気バリアという方向性であった。

建造費

 ビグ・ザムの建造費はムサイ2隻分と言われている。

 関連項目

 編集者


[MS/MA・M]
[モビルスーツ・1st]


最終更新時間:2015年09月14日 21時10分48秒

 ノート

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脚注

  • [1]ポケットカード
  • [2]ポケットカード