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〔MA-05〕ビグロの変更点

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!!!ビグロ
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,MA-05
,兵器区分,空間戦闘用モビルアーマー
,所属,ジオン公国軍
,パイロット,トクワン ほか
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,コンセプトデザイン:富野喜幸{{br}}デザイン:大河原邦男
,初出作品,機動戦士ガンダム
,参考文献,GUNDAM WAR{{br}}Gジェネレーションポータブル ほか
!!スペック
,項目,内容
,全高,26.3m
,全高,23.6m{{fn MS大全集2015}}
,全高,30m{{fn ガチャポン戦士シール}}
,全長,45.5m
,頭頂高,-
,本体重量,125.5t
,全備重量,229.8t
,重量,170t{{fn ガチャポン戦士シール}}
,ジェネレータ出力,17800kw
,スラスタ推力,136100kg
,推進エンジン,680t×2{{fn MSVハンドブック}}
,センサ有効半径,111000m
,180度姿勢変換,1.3sec.
,装甲材質,超高張力鋼(超硬スチール合金)
,開発基地,キャリフォルニアベース
//,量産開始年月日,宇宙世紀0079年04月
//,機体製作数,12機{{br}}14機(MSVハンドブック)
//,実戦参加機数,12機
,黒歴史コード,05-1135266
!!武装
!大型メガ粒子砲 x 1
!ミサイルランチャー x 2
!大型クロー
!!概要
 MA-05《ビグロ》は,ジオン公国軍が一年戦争において投入したモビルアーマーのひとつである。
 極めて初期に開発が進められたモビルアーマーでありながら,一年戦闘当時において,最も成功したモビルアーマーといっても過言ではなく,本機をベースとして様々な派生機が誕生しているほどである。
 また,実際に建造された機体数も(巨大なモビルアーマーとしては)多く,大量生産とまでは行かなくとも,量産配備が行われる状況に近いともいえる状況まで推移していたといえる機体であった。
!開発経緯
 ビグロは,公国軍国防省からの設計提案要求を受けて開始された「ミノフスキー粒子散布下における新兵器」に関するコンペティションでMIP社が提示した,MIP-X1なる試作機動兵器が下敷きとなっている。
 MIP-X1は,ジオニック社が提示したZI-XA3と比較して,汎用性や生産コスト面などでの問題点が指摘され,コンペティションそのものでは敗れているが,宇宙空間での性能においては,ZI-XA3を上回っており,ポテンシャルの高さは示されていた。このため,単純に却下するには惜しいと言うことで,局地戦用機動兵器として再生計画が立てられ,開発計画そのものは継続されることとなったのである。
 その後,MIP社から公国軍国防省に提出された開発計画案によって,「モビルアーマー」の開発が本格的にスタートしたのであった。

 ビグロの開発に至っては,モビルスーツの利点の一つとして提示された四肢によるAMBACシステムが,1対の腕か脚でも十分機能するという研究結果から,MIP-X1にAMBACシステムを取り入れる方向で進められた。
 この本体に1対のAMBAC作動肢という構成は,一部の機体を除き,モビルアーマーでは標準的な構成となっていくのである。

 初期の開発段階では,宇宙戦闘機(と同様のボディ)にAMBAC作動肢を装着した形で設計が行われたが,これらの開発が行われたのは,意外にも北米のキャリフォルニア・ベースであった。
 これは,MIP社の開発スタッフが,北米に出向していたことと,本国ではモビルスーツの生産にそのリソースが割かれており,モビルアーマーの開発の余裕が無かったことが挙げられる。
 この際に,MIP社スタッフは,同様のコンセプトで空間戦闘用の機体と,水中戦用の機体の開発を進めており,前者が本機ビグロとして完成し,後者がMAM-07《グラブロ》として完成している。

 生産は,キャリフォルニア・ベースとグラナダでU.C.0079年4月頃から行われたとされており,総数が14機であるという説や,北米のみで14機生産されたという説もある。(一部資料では,北米で「初期型14機が開発された」ともなっており,実際の生産数については,不明な点が多い。)
 また,生産された機体のいくつかは改装が行われており,グラナダでは2機が次世代モビルアーマー開発ベースとして2機が改装され,YMA-06の仮称が与えられている。
 また,グラナダのジオニック社支社では,ビグロを改装した2機のMA-05M《ビグロ・マイヤー》がロールアウトしているのが確認されている。
 他にも,ア・バオア・クーでの改装が確認できる腕部ユニットを2対装着した機体や,モビルポッドの運用母艦として改装された機体など,数多くの改装機が確認されている。(この時点で,少なくとも建造された機体が20機を超えていることがわかるだろう。)
!装備
 ビグロは,局地戦用の機体として,高い戦果を期待された機体である。
 実際に実戦投入された機体の記録は多くが未確認ではあるが,ニュータイプ部隊と名高いホワイトベース隊のRX-78《ガンダム》を撃破寸前まで追い詰めたことからも,その高い戦闘能力は評価されたのである。
 記録上,ア・バオア・クー攻防戦では,10機が投入されたとされている。実際に,3機編隊のビグロ部隊の運用は確認されており,これらはその装備によって戦果を挙げている。

 その装備であるが,武装として機首にメガ粒子砲を備えており,左右にミサイルランチャーを備えている。また,接近戦用のクローアームも備えており,インファイトからアウトレンジファイトまでこなすことができる。
 一見すると,武装が少ないようにも見えるが,メガ粒子砲はモビルスーツのみならず艦艇の破壊にも十分な威力を持っており,多彩な武装を駆使して戦うのではなく,必要十分な装備で的確に撃破していくというタイプの機体である。
!!引用
!GUNDAM WAR ジオン公国軍 U-9
 ジオン公国軍が開発した宇宙戦用モビルアーマー。高速戦闘を主体として,一撃離脱を得意とする。ア・バオア・クー戦には量産された機体が多数投入された。
!!備考
 ビグロの投入数については諸説あるが,一般的には12ないし14機という記述が定説となっている。しかし,17機という説もあり,その建造された機体数のみで言えば単純に2ダース(24機)以上であったことは間違いないと思われる。
 本文中でも触れたが,ビグロは「成功したモビルアーマー」としての位置づけは確定していると考えられ,モビルスーツとしての切り札であった(が,実際には不発であった)ゲルググに対して,モビルアーマーとして安定した成功を見せたとも言えるだろう。
!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
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{{category MS/MA・M}}
{{category モビルスーツ・1st}}
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{{lastmodified}}
!!ノート
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