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ガンダムアストレア(タイプF/再生機)
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | GNY-001F |
兵器区分 | GENERAL PURPOSE(汎用型モビルスーツ) |
所属 | - |
パイロット | フォン・スパーク |
製作データ | |
デザイナー | 海老川兼武 |
初出作品 | 機動戦士ガンダムOOI |
参考文献 | 電撃HobbyMagazine 2007/12 1/100 ガンダムアストレア インストラクション ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 18.3m |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | 55.1t[1] |
全備重量 | Unknown |
重量 | 55.1t |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
製造 | クルンテープ |
装甲材質 | Eカーボン |
動力源 | GNドライヴ(太陽炉) |
推進力 | GNドライヴ(GN粒子) |
乗員 | 1名 |
GNコンデンサー
ガンダムアストレアFの腕関節,脚部関節には,ハードポイントが存在する。
これは本機が各種装備のテストをするために作られた機体であることを示す外見的な特徴のひとつだ。
発展機であるガンダムエクシアは,この部分にレンズ状のパーツが存在するが,これはGN粒子を溜めるGNコンデンサーである。本機も,ガンダムアストレアF2へ改良された段階で,GNコンデンサーに置き換えられた。
スリースラスター
背中に位置するパーツ。内部にGNドライヴを内蔵している。
他のガンダムではコーン型だが,ガンダムアストレアFでは,3つのスラスターを中心とした形状を持つ。これは,より強い推力を得るために開発された「スリースラスター型ドライヴ」である。
このタイプは,内部に格納された太陽炉の換装も容易である。
「フェレシュテ」では,5機のガンダムを所有するが,太陽炉は1つしかないため,出撃時に換装して使用している。
センサーマスク
ソレスタルビーイング以外にガンダムが存在することを知られないため,「フェレシュテ」の機体は特徴的なフェイスにマスクを付けている。
このマスクはセンサーとしての機能も有している。
ただし,戦闘中には破損や欠落することもあり,ガンダムであることが敵に分かってしまった場合は,機密保持のため,敵の全てを破壊する殲滅戦が義務づけられている。
クラビカルアンテナ
両肩に突き出た二本のアンテナは,GN粒子の制御に使用される特殊なアンテナである。
レーダーや電波妨害,そして機体制御の一部もこのアンテナを使い行われる。
ガンダムアストレアでは,この部分にGNドライヴからのダイレクトなパワー供給ラインが存在しており,アンテナを外して,別途特殊装備を装着することが可能となっている。
ただし,アンテナを外すとGN粒子制御能力が著しく低下してしまう。
頭部アンテナ
本機から発展したガンダムエクシアと,本機の頭部を比較した場合,そのアンテナの形状の違いに気付かされる。
ガンダムアストレアでは,クラビカルアンテナの技術がまだ低く,干渉領域が大きかった。
この干渉を避けるため,ガンダムアストレアでは,正面額のメインアンテナを小型化し,干渉を受けにくくし,同時に側面に強力なブレードアンテナを配置することでGN粒子の干渉問題を最小限に抑えている。
武装
GNビームピストル
ソレスタルビーイングの施設から回収した装備で,GN-002《ガンダムデュナメス》の装備するものと同一である。
GNハンドミサイルユニット
ソレスタルビーイングの施設から回収した装備で,GN-003《ガンダムキュリオス》の装備するものと同一である。
GNハンマー
フォンの協力者であるハナヨによって設計され,ソレスタルビーイングのメカニックのひとりであるシェリリン・ハイドによって製造された新型武装。
九隊内部にGNコンデンサーを持ち,粒子の質量調整機能を使って,名中耳のインパクトを増大させることが出来る。
同時にトゲから敵の内部にGN粒子を送り込み,内部から破壊することも狙える。
消費粒子を極限まで抑えて,最大限の破壊効果を得る武装。
NGNバズーカ
名称の「N」は「NO」を意味する。
その名の通り,非GN粒子火器であり,粒子攪乱された戦場での使用を前提としている。
連邦軍の開発したもので,フォンは連邦軍の基地を襲撃して奪取してきたようだ。
カートリッジによってGN粒子弾や実体弾など様々な砲弾を使用可能。
GNビームサーベル x2
各国で開発が急がれているエネルギーの刃を持つ格闘兵器。
ソレスタルビーイングでは,GN粒子を使用することで,実用化に成功している。ソニックブレイドやプラズマソードに対し,圧倒的な切れ味を持つ。刃の部分は粒子の反発拡散を防ぐように作られており,純粋なエネルギーの固まりでありながら実体剣と切り結ぶことが出来る。
GNシールド
Eカーボン製のシールド。
ガンダム本体の装甲も,強固なEカーボンで出来ているが,腕に持つシールドは,フレキシブルに動くことで攻撃のショックをより吸収することが出来る。
さらにこのシールドは,GN粒子をシールド表面に付着,コーティングすることで,耐ビーム兵器能力を上げたり,実体弾を磁気化して,その破壊力の加わる方向をシールドの表面で滑らせ,そらすことが可能となっている。
GNバルカン
両手首の上(下腕部袖口)に装備されている兵器。
GNライフルほどの攻撃力はなく,主に牽制に用いられる。
とはいえ,ビームを断続的に連射可能であるため,Eカーボン製の装甲を持たない通常兵器にとっては,驚異的な武器となる。
概要
GNY-001《ガンダムアストレア》は,ソレスタルビーイングが開発した第二世代ガンダムの試験1号機である。系列的には後に誕生するGN-001《ガンダムエクシア》のプロト機であるが,この時点では格闘用の機体ではなく汎用機として開発されている。
イオリア・シュヘンベルグによって設立された私設武装集団「ソレスタルビーイング」。武力によって紛争を根絶しようという理念を掲げる組織の象徴となる力がモビルスーツ「ガンダム」である。
イオリアの理念を実現するために不可欠な力であるガンダムとして最初に完成したのはGN-000《0ガンダム》である。この第一世代機に続いて建造されたのが,アストレアなのである。
正義の女神である「アストレア」の名を冠したこの機体は,0ガンダムの持つ汎用性を踏襲している。さらにアストレアでは,機体の基本性能の向上,及び各種特殊装備のテストが行われた。
本機,GNY-001F《ガンダムアストレア(タイプF)》は,西暦2307年のソレスタルビーイングによる紛争介入に際して,そのバックアップとして活動を実施することとなったサポート組織「フェレシュテ」によって運用された機体を再現したものである。
フェレシュテを離れたフォン・スパークは,自らの乗機であったアストレアを回収したGNY-001FB《ガンダムアストレア(タイプF)》,通称ブラック・アストレアを改装する事で再現している。
カラーリングは,オリジナルと同じ深紅に変更されており,外観もほぼタイプFそのままであるが,オリジナル太陽炉はソレスタルビーイングによって回収されているため,疑似太陽炉によって稼動している。このため,活動時間に限界があり,タイプF2で使用可能であったトランザムは使用不可となっている。
装備のほとんどは,ソレスタルビーイングの各施設から回収したものや,地球連邦軍から強奪した装備であるため,タイプF2のものとは異なっている。
一方で,フェレシュテメンバーとのつながりは完全に断たれた訳ではなく,シェリリンらの個人的な協力によって新たな装備が追加されている。
なお,これらの装備をフル装備状態となった場合を「重武装タイプ」という場合もある。
引用
公式サイト
イノベイターが使用していた第二世代ガンダムの再生機(ブラックアストレア)をフォンが修復した機体。彼が保有していた各種武装を追加したことで,他の機体とは比較出来ないほどの重武装になっている。これにより単独で多数の部隊と戦うことも出来る。擬似太陽炉で稼働する。
備考
関連項目
編集者
[MS/MA・G]
[モビルスーツ・ガンダムOOI]
[加筆募集・MS]
最終更新時間:2017年05月15日 21時21分50秒
ノート
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脚注