〔GNX-704T/FS〕アヘッド強行偵察型

アヘッド強行偵察型（アヘッド・ロングテール）

• [MS]

 データ

 スペック

バッテリー

　コクピット前，胸に装着されているのは追加バッテリーである。
　ここに蓄えられた電力により疑似太陽炉が稼動する。

センサーユニット

　偵察能力を強化するために追加されたセンサーユニット。
　Eセンサーや，光学センサーなど複数のセンサーを搭載し，GN粒子散布下でも高い索敵能力を持つ。
　非常に繊細なパーツであるため，センサーユニット装着時は頭部GNバルカンの使用は制限される。

複合タンク

　腰に装着されたタンクは，姿勢制御や推進剤として使用される水と，GN粒子を蓄える複合タンクになっている。
　どちらも長距離航行にかかせない物である。

増設GNバーニア

　後部に装着された大型GNバーニア。
　少ない粒子で最大の推力が得られるように設計されている。
　下部へ伸びた翼はマイクロウェーブ受信アンテナであり，発電衛星付近の受信可能エリアでは，ここから電力供給を受ける。

 武装

GNビームライフル

GNサブマシンガン

GNビームサーベル

GNバルカン

　頭部に内蔵された30mmビーム砲。
　威力は弱く，本来の目的は牽制。しかし，ビームを断続的に連射可能である為，弾幕として使用されることもある。

GNビームキャノン

　両肩に装備された超大型ビーム砲。
　MS用としては最大クラスである18m級。
　推進用に蓄えられたGN粒子を転用することで射撃可能となる。

 概要

　GNX-704T/FS《アヘッド強行偵察型（アヘッド・ロングテール）》は，艦船を使わず単独での長距離，長時間活動を可能としたGNX-704T《アヘッド》のバリエーション機である。

　疑似太陽炉搭載機であるアヘッドは，ソレスタルビーイングを壊滅に追い込んだGNX-603T《ジンクス》の系譜上にある機体である。その外観は明らかにジンクス系とは異なっているのだが，これはアヘッドの開発に主に関わったチームが人類革新連盟系の技術陣だったということに原因があるものである。
　ジンクスが，あくまでもガンダムの系譜上にある機体であるのに対して，アヘッドは「ソレスタルビーイング以外の手の者による初めての疑似太陽炉搭載機」という意味合い強い機体であり，ある意味，統合された地球連邦軍の意志が強く反映された機体であるともいうことができる。
　アロウズは，その強大な権力を持って，アヘッドを事実上の専用機とし，ジンクス系の上位機として位置づけることで，連邦軍本体とは異なった独自の組織であることを強く打ち出すこととなった。
　無論，その時点で生産数が限られていたこともあったのだが，アロウズの小隊指揮官クラス以上のパイロットに与えられたアヘッドは，一種のステイタスとなったのである。

　また，アロウズではアヘッドを様々な専用機の開発ベース機として位置づけ，各パイロットに適合したカスタム機などの開発も行っている。

　本機，アヘッド強行偵察型は，搭載された疑似太陽炉の稼動可能時間を延長するための大型バッテリーやGN粒子コンデンサを搭載し，疑似太陽炉そのものも一定量の粒子を長時間にわたって生産し続けるように調整することで，単独補給無しの長時間稼働が可能な機体としてロールアウトしている。
　一説に依れば，一週間近く活動が可能な機体に仕上がっているとも言われるが，その反面，戦闘において大量にGN粒子を消費するような運用は不可能となっている。

 引用

GUNDAM WAR 戦いという名の対話 OO(緑）U-0058

　アヘッドの特殊仕様機。搭載されている擬似太陽炉は，GN粒子を長時間にわたって生産できる。

 備考

 関連項目

 編集者

• あさぎり

[MS/MA・G]
[モビルスーツ・ガンダムOOV]
[加筆募集・MS]

最終更新時間：2016年11月20日 18時16分34秒

 ノート

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