>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔GNX-603T〕ジンクス]]
!!!ジンクス（連邦軍仕様）
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,GNX-603T{{br}}GN-X{{fn 公式サイト他}}
,兵器区分,疑似太陽炉搭載型モビルスーツ
,所属,人革連{{br}}AEU{{br}}ユニオン
,パイロット,各国兵士
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,画稿無し{{fn 設定からすると海老川兼武氏}}
,初出作品,機動戦士ガンダムOON
,参考文献,HobbyJapan 2008/04{{br}}1/144HG ジンクス インストラクション{{br}}1/100MG ジンクス インストラクション ほか
!!スペック
,項目,内容
,全高,Unknown
,頭頂高,19.0m
,本体重量,70.4t
,全備重量,Unknown
,ジェネレータ出力,Unknown
,スラスタ推力,Unknown
!頭部
　中央に存在する卵形のパーツがメインカメラである。
!足の裏
　ジンクスは足の裏にもバーニアを持つ。
　そのため歩行時と飛行などによる高速移動時では，足先の形状が変化する。
!GNドライヴ[Τ]
　太陽炉の設計データは，ヴェーダの中で厳重に管理されている。
　これを盗みだすことは事実上不可能であったため，[Τ]（タウ）の開発では，オリジナルの太陽炉の開発が行われた木星まで出向き活路を見出すことになる。
　そして，残されていた宇宙船内から回収したHAROの中に，太陽炉のデータを発見する。ただし，特殊なコアを持つオリジナル太陽炉を完全再現することは出来なかった。
　完成したドライヴは，オリジナルと違い永久に動くことはなく，電力を入れることで稼働する。言い換えれば，電気をGN粒子に作り替える変換炉である。
!GNパーティクルジェネレーター
　ジンクスの肩と腰にあり，「X」字のシルエットを作り出しているユニット。ガンダムに装備されているクラビカルアンテナを強化再設計したものである。
　これが機体の周りの粒子を制御することで，ジンクスは空中にも安定して「立つ」ことが可能になっている。粒子制御を必要とする機体に不慣れなパイロットが操縦することを考慮して採用された。そのため，時代がながれ，粒子制御が当たり前となる中で，このユニットはどんどん小型化されている。
!コクピットブロック
　通常モビルスーツのコクピットブロックは，胸部に作られることが多い。実際，ガンダムでもそのように設計されている。だが，本機では疑似太陽炉を制御するユニット類が大型であり，ガンダムのように胸部にコクピットブロックを内蔵するスペースを確保出来なかった。代わりに，コクピットブロックは，股の前面部に設置されている。ボディーへの埋込ではなく，やや分離した構造のため，機体が破壊されてもこの部分だけが切り離され，生き残った幸運なパイロットも存在している。
!!武装
!GNビームライフル
　ジンクスのメイン武装。
　それまでガンダムだけが装備していたビーム兵器であり，その破壊力は絶大なものがある。
　GN粒子を圧縮して発射する射撃兵器。それまで一般的なモビルスーツが使用していた実体弾に比べ，高い破壊力を持つ。粒子を弾としているので，本体の疑似太陽炉から供給される粒子を大量に消費する。
　このため粒子切れを防ぐため，銃内部に大型のGNコンデンサーを内蔵しており，出撃時にこれに粒子を満たしておくことで，本体の生産する粒子の消費を抑える仕組みとなっている。
!GNロングバレルビームライフル
　GNビームライフルに長距離射撃能力を付加した武装。
　攻撃力に変化はないが，連射機能が若干落ちている。
!GNビームサーベル
　抜き放つとGN粒子による刃が現れる格闘武器。腰アーマーの内部に格納されている。
　実剣ではなく，純粋なビームによる剣。
　ガンダムに標準装備されているビームサーベルと同等の能力を持つ。
　高い威力を持つ上，収納時に刃の部分が無くなるためミッション中に邪魔にならない。一方で，大気の状況やビーム拡散によって威力が減衰する弱点もある。
　また，実体剣と異なり，敵を引っかけたり剣で押すといった物理的な使用方法もできない。
!GNシールド
　高い強度を持つEカーボン素材のシールド。
　これにGNフィールド硬化を加え，完全防御の盾としている。
　ガンダムが装備しているシールドとの最大の違いは，シールド中央部にディフェンスロッドを内蔵していることだ。これは，多数を占めるユニオン，AEUのパイロットが熟練している装備であることを考慮して採用された。
　実体弾はもちろん，ビームに対しても有効なシールドとして機能することが期待されたが，最終決戦に向け武装強化を果たしたガンダムの前では，あまり役に立たなかったようだ。
!GNバルカン
　頭部に内蔵された小型砲。
　威力は弱く，本来の目的は牽制などに限定されるが，ビームを断続的に連射可能である為，弾幕として使用し，ミサイルを打ち落とすなど利用価値は高い。
!GNクロー
　ガンダムにはなく，本機にのみ搭載された装備。
　鋭くとがった指がそのまま格闘用武器として使用できる。
　GN粒子によるフィールド効果を付加することで，高い破壊力を持たせることも可能。
　ただし，本来の目的はパワー切れを考慮して搭載された，非GN粒子武装である。
!!概要
　GNX-603T《ジンクス》は，ソレスタルビーイングの造反者である監視者アレハンドロ・コーナーによって，各国に与えられた機体である。
　木星で入手したハロ型端末を利用し建造されたGNドライヴ[Τ]と，ヴェーダから盗用したガンダムの設計データをもとに建造された機体で，南極の地下施設で極秘裏に建造され，完成した30機が三大勢力にそれぞれ10機ずつ提供された。

　こうした経緯から，ジンクスは「ソレスタルビーイングを壊滅させるために作られたモビルスーツ」であるといっても過言ではなく，その設計には当初から「対ガンダム戦」を想定した機能が盛り込まれている。
　元々，ソレスタルビーイングのガンダムは，単機による紛争介入を前提としたいわば万能機でそれぞれの先述に特化した機体であるが，逆に言えば，従来のモビルスーツに対抗するための機体としか設計されておらず，ガンダム同士の戦闘は考慮されていなかった。（というところであるが，実際には，そこも想定されていた部分があり，トライアルフィールドによる敵性ガンダムの掌握を考慮されていたナドレや，敵ガンダムの強固な防御を貫く攻撃力を持たされたエクシアなど，隠された機能は多かった。）

　ジンクスは，対ガンダム戦を前提とした機能に絞り込まれた設計であり，（GNドライヴの性能もあって）単機でガンダムを圧倒することは当初から盛り込まれず，物量戦でガンダムを駆逐する戦術をとることを前提とした機体として設計されている。
　この設計のガンダムに対する優位は，ソレスタルビーイングのセカンドチームとして認知されていたチーム・トリニティのガンダムスローネを圧倒したことで，証明されており，これによってソレスタルビーイング本体への攻撃が決定した部分もある。（なお，この一連の戦闘は，アレハンドロがトリニティを見捨てたことに依る物であり，その直後にサーシェスによってスローネツヴァイが強奪され，スローネアインは撃破されている。）
　機体は，既存の勢力の機体運用形態いずれにも対応可能で，柔軟性に富んだシステムを持っており，また，既存のいずれの機体よりも汎用性の高いものとなっている。このため，数が揃っている場合には，対ガンダム戦でも有利に戦局を進めることが可能だが，ガンダムの得意とする戦局では，かなり数的優位に立たないと不利である。

　ユニオンで解体された1機を除く29機で編成され，さらにアレハンドロの駆る巨大モビルアーマーを加えた部隊は，ソレスタルビーイングの壊滅に成功する。この戦いで，アレハンドロは自らの野望を為しえることなく死亡し，結果として世界には疑似太陽炉搭載機が残ったのである。（ただし，後に明らかとなるが，これらは全てイノベイターによって仕組まれたものであった。）
　このユニオンが解体した機体は，徹底的な解析が行われ，疑似太陽炉についても設計の解析が行われた。解体された機体に搭載されていた疑似太陽炉は，フラッグに移植され，最終決戦後に実戦投入されているが，この段階で既に疑似太陽炉の量産の目処が立っていたともいわれる。

　ソレスタルビーイング壊滅後に解析が進められ疑似太陽炉の量産が可能となると，機体そのものの量産も行われおり，それらは後期生産型として区別される。
　ただし，この後期型は機体数そのものは少なく，対ガンダムという主題を取り除く方向で改良が加えられ，アドヴァンスド・ジンクス，ジンクスⅡ，ジンクスⅢと発展をつづけていくのである。

　連邦軍仕様は，この後期生産型の一部で，連邦軍の制式採用機として以後の機体のリファレンスとなっている。この一号機に施されたカラーリングが，青みがかったグレーで，後の連邦軍制式カラーである。
!!引用

!!備考

!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
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{{category MS/MA・G}}
{{category モビルスーツ・ガンダムOON}}
{{category 加筆募集・MS}}
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!!ノート
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