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アリオスガンダム
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | GN-007 |
兵器区分 | 太陽炉搭載型モビルスーツ可変型 |
所属 | ソレスタルビーイング |
パイロット | アレルヤ・ハプティズム |
製作データ | |
デザイナー | 柳瀬敬之 |
初出作品 | 機動戦士ガンダムOO |
参考文献 | 1/144HGOO アリオスガンダム インストラクション ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | Unknown |
頭頂高 | 19.1m |
本体重量 | 55.4t |
全備重量 | Unknown |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
武装
GNツインビームライフル
アリオスガンダムの主武装。
二連装のビームライフルで高い命中率と速射能力を持つ。片方の銃身は可動式になっており,飛行形態時に下側に向けて地上攻撃を行える。
GNビームシールド
両肩に設置されたパーツから,GN粒子によるバリアを展開する新開発の防御システム。GNフィールドとの違いは,展開されたビームシールドが攻撃力を持っていること。
飛行形態では機首部を大きく開き,その間にGNビームシールドを展開,敵を挟み込み,切断することが出来る。
GNビームサーベル
腰の前アーマーの裏に装備された剣。
抜き放つとGN粒子による刃が現れる。
実剣ではなく純粋なビームによる剣であり,高い威力を持つ一方,大気の状況やビーム各散策により威力が減退する弱点もある。
GNバルカン
飛行形態の機首部側面に内蔵された火器。
威力は弱いが,ミサイルなどの迎撃に有効。
概要
GN-007《アリオスガンダム》は,ソレスタルビーイングが運用した太陽炉搭載型モビルスーツである。
アリオスは,A.D.2312年のソレスタルビーイングによる再介入に際して用いられたモビルスーツで,A.D.2307年の介入時に運用されたGN-003《ガンダムキュリオス》の後継機に相当する機体である。従って,空戦時に飛行形態に変形する機能は,アリオスにも引き継がれている。
ガンダムマイスターは,キュリオスに引き続き,アレルヤ・ハプティズムが努めている。
開発コンセプト
ソレスタルビーイングのメカニックであるイアン・ヴァスティは,紛争への再介入にあたり,いわゆる第3世代ガンダムの問題点の洗い出しを行っている。元々キュリオスは,可変機構を有していたが,太陽炉搭載型モビルスーツは,GN粒子による飛行能力を有するため,この可変機構は「飛行するため」ではなく,飛行形態に変形することで「多量の装備を輸送可能とする」,「空気抵抗を軽減し,高速移動を可能とする」といった意味合いであった。
アリオスの変形機構も基本的にはこの意義を引き継いでいるが,その上で飛行時の性能強化および武装強化が行われている。新型のGNスラスターを装備するなど,基本的なスペックの底上げが行われた結果,ジェネレータでもある太陽炉は同一でありながら大きく性能アップすることができたのである。
キュリオスでは,飛行形態で運用可能な武装は少なく,テールブースターやテールコンテナにその火力を依存している部分があったが,アリオスでは固定武装の強化が行われており,極めて大きな進化を遂げたと言うことができる。
最大の変更点は,飛行形態では単なるデッドウェイトに過ぎなかった手持ち式のシールドを廃止し,新型のGNビームシールドを両肩に設置した点にある。
GNビームシールドは,両肩の巨大なパーツに設置されており,必要に応じて展開する防御壁である。従来型のGNフィールドが機体表面に防御フィールドを張るだけであったのに対して,GNビームシールドでは,GN粒子によるビームバリアを形成し,防御のみならずそのまま攻撃に転用可能となったのである。
GNビームシールドを設置した両肩ユニットは,飛行形態時に機首となるパーツであり,GNビームシールドを展開したまま,敵陣営に突入するという,強力な運用も可能となったのである。
また,武装であるGNツインビームライフルは,飛行形態時に対地攻撃が可能となるような可動機構が組み込まれており,対空・対地ともキュリオスを大幅に上回る能力を獲得することができたのである。
なお,従来型のテールブースターやテールコンテナの装備も可能であり,アリオスの飛行形態は,極めて強力な戦闘力を発揮することが可能となった。(なお,別記しているGNアーチャーもテールブースターに類する装備と言うこともできる。ドッキング形態のアーチャーアリオスは,ある意味,キュリオスの総合的な完成体ということも可能である。)
運用
アリオスは,A.D.2312年の紛争再介入においてソレスタルビーイングの機体として投入されている。当初こそ,キュリオスと同様の運用法であったが,ソーマ・ピーリスことマリー・パーファシーの加入により,GNアーチャーが稼動すると,前線での運用も可能となった。
しかし,大規模戦闘が増加した当時の戦闘では,母艦であるプトレマイオス2の運用が重要な局面も多く,太陽炉を持たないプトレマイオスに接続されたまま運用される事例も多くなった[1]。(なお,アリオスのトランザムは,プトレマイオスに接続中であれば,プトレマイオスのトランザムという形で発動可能である。)
イノベイドとの決戦に向けてGNHW仕様に改装され,ソレスタルビーイング(外宇宙航行船)の攻防戦に投入され,大破したものの帰還している。
引用
ガンダムエース 2008/09
両肩のパーツが特徴的なアリオスガンダムはガンダムキュリオスの後継機。キュリオス同様に変形機能を持つ機体である。高速移動などに適した機体といえる。パイロットはアレルヤ・ハプティズム。
備考
関連項目
編集者
[MS/MA・G]
[モビルスーツ・ガンダムOO]
最終更新時間:2015年10月14日 21時15分28秒
ノート
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脚注