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〔GMX-90〕ジム群

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ジム群

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号RGM-90 / GMX-90 (RMS-269)
兵器区分次世代機開発用評価試験機
所属地球連邦軍
パイロット連邦兵
製作データ
デザイナー不明
初出作品機動戦士ガンダム0099
参考文献-

 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高18.0m
本体重量Unknown
全備重量Unknown
ジェネレータ出力Unknown
スラスタ推力Unknown
センサ有効半径Unknown
装甲材質チタン合金/セラミック複合材


 武装

ビームサーベル x2

ビームライフル

60mm頭部バルカン砲 x2

グレネードラック x1


 概要

 RGM-89のバージョンアップ機として開発された機体。
 知っての通り,RGM-90の型式を持つ機体は複数確認されている。一般的に有名な機体は,「ジェガン重装型」と呼ばれる機体だろう。 他には,RGM-88Xジェダと呼ばれる機体の制式採用機がRGM-90(機体名については,明らかになっていないが,通例からすると「ジェダ」のままだろう)だと言われている。本機,RGM-90ジム群もそうした機体群のひとつなのである。
 実のところ,RGM-90という型式は複数のプランが同時進行的に型式を争っていたものなのである。

 U.C.0087年のグリプス戦役当時は,連邦軍の機体開発は,各研究所や開発工房ごとに行われており,これが統一的なナンバーで登録されるという方法であった。この方式での型式番号の登録は,一定の法則に従って行われるものであり,数多くの開発機が粛々と型式登録されるものであったが,グリプス戦役によって連邦軍が従来の上層部体制からエゥーゴ側の上層部体制に変化した結果,一年戦争当時から使用されている旧来の型式番号登録法に差し戻されてしまったのである。
 この当時,ジム系量産型MSとして,RGM-85(正式なものではないが,ジオン系と連邦系のハイブリッド機≒中途半端な性能機の改修型がこう呼ばれることがあった),RGM-86(後にカラバが利用したG型やR型が有名となった),RGM-87(カラバ経由で誕生したRMS-154のジム系への改修機)などが存在しており,さらに次世代型量産モビルスーツの開発が,アナハイム・エレクトロニクス社によってスタートしており,RGM-88Xとして試作が完了していた。

 ところが,アナハイム社による連邦軍の主力MS開発をよしとしない一部の工廠は,この流れに対して,独自の開発を継続させることとなった。特に第一次ネオ・ジオン戦争において,一時的とはいえネオ・ジオンに占拠されてしまったキリマンジャロ基地(グリプス戦役時に壊滅的被害を被ったが,U.C.0088年には復興を成し遂げていた)の危機感はかなりのものであり,アナハイム社には任せておけないという主張の下,独自開発を積極的に行っていた。
 キリマンジャロ基地は,第一次ネオ・ジオン戦争の主戦場が宇宙へと移った後,グリプス戦役時,独自に開発を進めていたジム系強化機(当時は,RMS-269の暫定コードで進行していた)の開発を再開したのである。

 このRMS-269は,アナハイム社が開発したRGM-89ジェガンが,どちらかといえば宇宙戦やコロニー戦を主眼とした機体であったことから,RGM-89の陸戦型を開発するという名目で行われることとなった。このため,開発が本格化するのはU.C.0089年に入ってからであったが,開発の本格化からロールアウトまでわずか2ヶ月という時勢的に見るとかなり早いものとなった。
 その実体は,ベース機こそRGM-89であったのだが,開発方針はまさにRGM-86DTと同じで「既存の機体を強化発展させるための改修プラン」の開発であった。このため,RGM-89の実機が用意されるよりも早く,プランそのものは完成していたのである。(開発スタッフによると,かかった時間のほとんどが強化パーツと本体の調整に費やされたとのことである。)
 本機の名称である「ジム群」には,こうした開発意図とアナハイム社によって,ジム系と呼ばれる機体群の名称が消えたことに対する連邦軍開発部局の意地が現れているのである。(実際,計画では,制式採用後にはジム犬量松里与えられるはずであった。)
 しかし,RGM-89はアナハイム社によって,RGM-89Tという陸戦仕様機の開発が進められており,わざわざ改修作業を必要とする本機の開発は頓挫することとなった。

 ここに至ってもキリマンジャロ開発局は本機をあきらめきれず,開発プランをRGM-89の陸戦強化から,既存のRGM-86型のシステムアップへと変更し,陸戦配備されていたRGM-86D/DTを強化し,RGM-89にも劣らないほどの機体へとバージョンアップすることを目的とした。実のところ,RGM-89のコストは既存のRGM系に比較して高額であり,特に陸戦型の89T型は,内部フレームなどを含めた重力下稼働のための強化が裏目にでて高コスト化しており,「89T型を大量導入するよりは,旧式を継続配備した方がマシ」とまで言われる状況であった。キリマンジャロ開発局のプランは,この間隙を突いたプランだと言えるものだったのである。
 ところが,開発が進められた機体は,実に微妙なものとなってしまった。確かにRGM-86の基本性能はRGM-89型に匹敵するほど高められたが,代償として改修コストの高騰を招いたのである。つまり,86型を改修するよりも,新規で同じ機体を建造した方が安くつく機体となってしまったのである。
 この問題は,RGM系が抱えていた根本的な構造に原因があった。RGM-86は,一年戦争当時に開発されたRGM-79のバージョンアップを前提とした機体であった。その為,当時MSに採用された新技術であるムーバブル・フレームの導入は限定的であり,基本的な構造強度が不足していたのである。

 RGM-79の第2世代級改修機であるRGM-79Rジム兇蓮ち甘啓モニターの導入こそ行われていたが,ムーバブル・フレーム(に類する構造)は,事実上脚部のみという状況であり,一年戦争当時大量に生産されたRGM-79の耐用年数を延長することが目的の機体であるといっても過言ではないものであった。RGM-86には新規建造機とRGM-79Rからのバージョンアップ機が存在するが,いずれも胴体部は旧来の構造を引きずったブロック構造で,ムーバブル・フレームの導入は腕部・脚部のみに留まっていると言って過言ではなかったのである。
 皮肉にも,アナハイム社が開発したジム系(とされる)モビルスーツであるMSA-003ネモの方が,フルスケールでムーバブル・フレームの導入がなされていることから,強化プランに適した機体となってしまっていたという状況で,元々生産数の少ないMSA-003をベース機とするくらいならば,新規建造したほうがましだという状況に陥った本機は,結果的に量産配備されることもなく,RGM-90という型式申請も取り下げられることとなってしまった。

 だが,新規建造された本機の性能は高く,従来機の改修プランとしてではなく,次世代量産機の開発ベースとしての意義はあると判断された。
 このため,運用試験と各種評価を行うために,わずかな仕様変更を施した機体が合計9機建造(うち3機は予備機としてパーツ状態のままロールアウト)され,軍内の評価試験隊による試験が行われることとなった。
 この際に,連邦軍の制式採用機以外の登録コードであるMXナンバーを与えられることとなり,GMX-90が与えられている。

 その後,およそ2年の間,キリマンジャロ基地での試験運用が続けられたが,連邦軍のMS開発をアナハイム社に委託するという方針転換が行われ,キリマンジャロ開発局が閉鎖されることとなったことから,皮肉にもアナハイム・エレクトロニクス社のフォン・ブラウン支社へ開発部局を移すこととなった。

 実のところ外観を完全に撮影した資料が存在せず,本機の正確な姿は不明となっている。確認できる資料は,本機の改良型と言われるGMX-90Rが中心(開発がアナハイム社であったため,比較的資料が公開された)であり,本機そのものを示す資料は,そのほとんどが廃棄されたとされているためである。
 しかしながら,本機の存在そのものはRGM-90という型式の申請記録などから明らかであり,また,3種もの型式が存在する本機の開発顛末は,軍事雑誌のゴシップ記事として数多く存在しており,MSの情報に詳しい者ならば,そのほとんどが知っているという有名な機体となってしまっている。


 引用


 備考


 関連項目


 編集者


[MS/MA・Ro]


最終更新時間:2010年12月04日 07時03分58秒

 ノート

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脚注