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〔GF13-017NJ〕シャイニングガンダム

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シャイニングガンダム

  • [MS]

データ

機体データ
型式番号GF13-017NJ
兵器区分ネオジャパン第13回ガンダムファイト出場機
所属ネオジャパン
パイロットドモン・カッシュ
製作データ
デザイナー大河原邦男
初出作品機動武闘伝Gガンダム
参考文献GUNDAM WAR
ガンダムコレクションコンプレックス
電撃ホビーマガジン2001/11付録 GGFILE
MS大全集2006 / 2003 / 98
Gジェネレーションポータブル ほか



 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高16.2m
本体重量6.8t
全備重量15.5t[1]
ジェネレータ出力Unknown
スラスタ推力Unknown
装甲材質ガンダリウム合金スーパーセラミック複合材・レアメタルハイブリッド(指の素材は不明)
黒歴史コード09-4109796

ガンダムファイトアビリティポイント(Nモード)(Bモード)(Sモード)
19.9119.9119.90
速さ18.8627.8646.77
攻撃力22.1833.0452.48
守備力18.3114.0219.90
索敵能力18.1711.0619.90
適応能力19.1114.1119.00
合計116.54120.00178.85

 武装

バルカン

 頭部に設置されたガトリング砲。
 ガンダムファイターの音声コマンドによって可動する。

ビームソード

マシンキャノン

 必殺技

シャイニング・フィンガー

 シャイニングガンダム必殺の光り輝く鉄拳。
 凄まじいエネルギーを放出し,相手ガンダムの装甲をぶちぬき,頭部を握り漬して止めを刺す。
 両手とも使用可能だが,通常は右手を使用する。

シャイニング・ソード

 左腰に装備された大・小二本のビームソード。
 巧みな剣技で相手を切り裂く。

シャイニング・フィンガー・ソード

 スーパーモード時にのみ使用できるシャイニングガンダム最大最強の技。
 シャイニング・フィンガーのエネルギーを注ぎこんだソードで敵を一刀両断する。

 概要

 GF13-017NJ《シャイニングガンダム》は,その登録番号が示すようにネオジャパンが第13回ガンダムファイト用に開発したモビルファイター(MF)である。前回大会で決勝ラウンドまで勝ち残った機体の設計をベースに新たに開発された機体で,コロニー格闘技の覇者であえるドモン・カッシュをガンダムファイターに迎えたことで,まさに一騎当千の大会優勝をも狙える機体となった。

MF「ガンダム」

 ガンダムファイトに用いられるモビルファイターは,その全てが「ガンダム」の名を冠する。これは,その装甲材に用いられているガンダリウム合金から命名されたとも言われているが,実際のところは不明である。一説によれば,ガンダムファイトという競技へと戦争から組み替える際に,伝説のモビルスーツの名を冠することを義務づけたとも言われている。
 このため,参加する機体のほぼ全てがほとんど同じような意匠を持った頭部デザインとなっているのが特徴的である。
 これにはもう一つの理由がある。これは,ガンダムファイトのレギュレーションによるところが大きい。ガンダムファイトにおいては,頭部の破壊は即失格に繋がるのである。(頭部さえ無事ならば何度でも復活参戦は可能である。)
 このため,最低限必要なシステムを頭部に集中させるだけではなく,「頭部である」と認識させることも重要な要素となっているのである。
 また,MF「ガンダム」の機体制御システムのほとんどは頭部に集約されているため,ほぼ共通のウィークポイントとなっている。このため,頭部の破壊=失格という状況に陥るのである。

 逆に言えば,頭部の意匠と機能は,その国の技術力を見せつけるための道具としても位置づけられている。更に言えば,その重要部位を見せつけながらも守り抜く高度な技術を持ったファイターの存在と合わせることで,国家の威信を示すこととなるのである。

 シャイニングガンダムの頭部ユニットはネオジャパンの伝統的・歴史的な武道や芸能にヒントを得たとされる意匠が施され,「侘」,「寂」を表現したとも言われている。そのため,本機の頭部構造は,意匠においても他国のMFと比較して大変デリケートな部類に入る。

開発コンセプト

 シャイニングガンダム最大の特徴は,ネオジャパンの代表機に受け継がれてきた格闘戦用の各種機能の搭載のみならず,これを搭乗するガンダムファイターに合わせて調整したことにある。特にドモン・カッシュの感情に合わせて戦闘モードを切替え,状況に応じて戦い方を変化させることが可能となっている点は,他国のモビルファイターとは大きく異なる部分であった。
 搭載された「感情エネルギーシステム」は,ドモンの感情に合わせ戦闘モードを切り替え,状況に応じた戦いを可能としている。また,このシステムは,単に「闘い方」といった違いのみならず,機体の各機能や形状までも変えてしまうもので,通常時の「ノーマルモード」から戦闘時の「バトルモード」,そしてさらに戦闘力を持つ「スーパーモード」へと姿を変えるという,他に類を見ない画期的なものとなっている。

運用

 シャイニングガンダムは,第13回ガンダムファイトの開始に合わせ地球へと降下している。しかし,他の国のガンダムがほとんどの場合,自らの国へと降下し,一端体制固めを行ったのに対して,いきなりネオイタリアへと降下するという,思い切った運用法となった。
 サバイバル・イレブン期間中は,特にファイトを行う必然性もなく,単に決勝ラウンド開始まで待機するだけでも問題はないのだが,ネオジャパンは積極的に打ってでる策を取ったのである。
 初戦となったネオイタリア代表「ネロスガンダム」に勝利した後,各国を転戦していくこととなる。

 だが,ネオ新宿シティーにおけるデビルガンダムとの邂逅以降は,サバイバル・イレブンを利用したデビルガンダムの捜索という形では無く,事実上デビルガンダムの追跡のための転戦という形になっていくのである。
 この戦いのさなか,自らの未熟を指摘されたドモンは,師匠との修行の地であったギアナ高地にこもり,自らの心を研ぎ澄ましていく。
 そして,ドモンが明鏡止水の境地に達したことで,ドモンは真のスーパーモードを発動することが可能となった。

 だが,これはドモンの力がシャイニングガンダムの能力を超えたことを意味しており,マスターガンダムとの死闘によってシャイニングガンダムは,自壊に近い形で破壊されてしまう。
 その戦闘データと闘いの「記憶」は決勝大会用ガンダムである,ゴッドガンダムに引き継がれ,シャイニングガンダムの使命は終わっている。

ノーマルモード

 シャイニングガンダムの運用形態のひとつで,一般的な形態。あるいは通常形態となるもの。装備されている武装は一通り運用することは可能であるが,ガンダムファイターであるドモンの感情の高ぶりも抑えられており,「一般的なモビルファイターとしての」能力を有するに留まるレベルである。
 とはいえ,ネオジャパンの高い技術力によって建造された機体は,他の国家の機体と比較しても高いレベルでまとまっていることは間違いない。

 なお,ノーマルモードそのものは,既存の機体(様々な説が存在するが,少なくとも第12回大会代表機の後継としての位置づけは確実である)の改装といったレベルでしかないとの説もあり,この点からもネオジャパンの技術力の高さが示されているといえるだろう。

バトルモード

 いわゆる戦闘形態ということになるのが,このバトルモードである。
 とはいえ,ドモンの格闘戦能力は極めて高いものがあるため,特に強力な相手でもない限りは,ノーマルモードで戦う場合の方が多い。
 このモードに変化すると,各攻撃に「気」による攻撃効果が付随するようになり,敵機に与えるダメージも増加していく。

 一般的なバトルモードと呼ばれる形態では,フェイスマスクが展開,肩部アーマーが放熱効果を高めるために展開,脚部アンクルガードが変形する,といった変化がみられる。しかしながら,全てが必ずしも変形する訳ではなく,ドモンの気の状態により変形する状況が異なる場合も多い。
 なお,バトルモードになると必殺技であるシャイニングフィンガーが使用できるようになる。

スーパーモード

 シャイニングガンダムの究極の形態となるのがこのスーパーモードである。
 機体に用意されている全てのリミッターが外れた状態になり,「気」の奔流が機体を取り巻くように視認できる状況となる。
 スーパーモードの発動には,ドモンの怒りの感情がトリガーとなっている。これによって発生した強力な「気」の流れを機体の制御と特殊力場の発生に用いており,さらに,胸部エネルギーマルチプライヤー発動に伴うAAG(アーティフィシャル・オーラ・ジェネレータ=人工気力発生装置)の駆動を制御し,東洋の気功のように「気」を錬る機能も持たされている。

 結果として,ドモンの怒りをきっかけに機体そのものが気を練っていくことになるため,加速度的にその能力が増大していくこととなる。
 このため,スーパーモードが発動すると,機体制御を行う頭部コンピューターユニットの負担は極めて深刻な物となり,強制冷却モードへと頭部形状を変形させても追いつかない状況となっている。
 また,機体そのものが「気」を制御し,増大化させるため機体そのものの負担も甚大なものとなっていく。スーパーモードを使い続けると言うことは,ガンダムファイターの疲弊という要因以上に,機体を加速度的に破壊してしまうという状況を作り出してしまうのである。
 ギアナ高地において,師であるマスターアジアとの闘いでは既にシャイニングガンダムは限界を迎えており,GFの能力のため半ば自壊に近い形で破損している。これは,それまでの機体に蓄積されてきた多大な負担が限界を超えたということに他ならない。

真のスーパーモード

 シャイニングガンダムでは,「怒り」という,いわば負の感情をスーパーモード発動のトリガーとしているため,純粋な戦いにおいてはそれが阻害要因となり,完全な力を発揮するには問題があった。
 いわゆる火事場の馬鹿力として発揮されるパワーは甚大ではあるが,一方で制御不能であるともいえる。スーパーモードによる能力強化は,まさに火事場の馬鹿力に等しい物なのである。
 ガンダムファイトはガンダムファイター同士が互いの拳と拳で語り合うというある種純粋な戦いである。そのため,怒りという感情による「パワーアップ」は一時的な強化ではあるが,真の強さとは言えず,一種のドーピングのようなものであると言っていいだろう。

 こうした感情まかせによる戦いは,機体そのものだけではなくガンダムファイターそのものをも疲弊させて行くのである。
 この問題点はネオドイツのガンダムファイター,シュバルツ・ブルーダーによって指摘された。当初こそ,これに反発したドモンであったが,いつしかその言葉に従い修行を繰り返した結果,ついに「明鏡止水の境地」に至ることとなる。
 まさに鏡のように澄み渡った境地に至ったドモンは,スーパーモードを怒りの感情を必要としない,真のスーパーモードとして自在に発動できるようになったのである。
 そして,ついにシャイニングガンダムはドモンというガンダムファイターの器に付いていけない機体になったのである。

 引用

GUNDAM WAR 覇王の紋章 G U-G1

 第13回ガンダムファイト用に開発された,ネオジャパン代表のMF。特殊な液体金属で拳を覆い,光り輝くその手で掴んだものを完全に粉砕する「シャイニングフィンガー」を必殺技とする。

 備考


 関連項目

 編集者


[MS/MA・G]
[モビルファイター]
[モビルファイター・硝煙の果て]


最終更新時間:2015年09月14日 23時18分49秒

 ノート

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脚注

  • [1]最大加重重量との表記も見られる。