〔GB-9700〕ガンダム・ベルフェゴール

ガンダム・ベルフェゴール

• [MS]

 データ

 スペック

 武装

ビーム・サーベル

対ビット用連装ヒート・ワイヤー

クロー・アーム（ストライク・アーム） x2

アトミックシザース（腕）

ソニック・スマッシュ砲

　胸部と腹部に装備されている強力なビーム兵器。

バスターソード

　大型の実態剣^[2]。

 概要

　本機，GB-9700《ガンダム・ベルフェゴール》は，第7次宇宙戦争末期に地球連邦軍によって開発されたニュータイプ対応試作型モビルスーツである。
　第7次宇宙戦争においては，連邦，宇宙革命軍問わず，その戦力としての「ニュータイプ」の存在は極めて大きなものがあり，特にいわゆるオールドタイプとされる一般兵に対する心理的抑圧効果は多大なものがあった。
　このため，敵軍（すなわち革命軍）のニュータイプを倒すために開発されたカウンター・ニュータイプ兵器として開発されたニュータイプ専用機が本機なのである。通常のニュータイプ専用機が大規模な戦果を狙っているのに対して，本機は敵のニュータイプ機そのものを狙い撃ちすることで，敵軍に対する心理的優位性と，自軍の一般兵に対する抑圧の解放を目指しており，敵のニュータイプを倒すために生産性やコストを度外視した高性能機として設計が進められている。

　搭載されたフラッシュシステムは他のニュータイプ対応機がビットモビルスーツの制御を中心に設計されているのに対し，本機は機体の制御そのものに用いられており，これによって極めて高速機動・高速運動も可能となっている。だが，完成した機体は，高い戦闘能力を獲得したものの，搭乗者に多大な負担を負わせることとなった。高速機動時や機体制御に関するリミッターの類いは無く，これらの負担に対する対処も十分には行われなかったのである。
　これは強大な力を持つニュータイプパイロットをいわば使い捨てのパーツとして運用することを前提としたものなのである。ファースト・ニュータイプがD.O.M.E.へと分解保存されたように，連邦軍上層部にとって例え味方であっても力あるニュータイプは排除の対象であったのである。
　正式な記録は残っていないものの，完成後，本機は大戦末期に実戦投入され革命軍の地球侵攻作戦を何度も阻止したと伝えられている。しかし，これを運用したパイロットに関する情報は残っていない。
　唯一，記録として確認できるのはA.W.0024年の本機の稼働時のものである。

　なお，戦後に政府再建委員会が本機をベースにNRX-0013《ガンダムヴァサーゴ》，NRX-0015《ガンダムアシュタロン》を開発しており，その系譜は戦後も残ったようである。

 引用

機動新世紀ガンダムX -UNDER the MOONLIGHT- 公式ページ

　旧連邦軍が開発した対NT用MSでその性能は未知数であり謎は多い。 NT研究所跡でNシステムにより起動する。

 備考

　元々はSDガンダムGジェネレーションシリーズ（初出はGジェネF）のオリジナルユニットであるが，ガンダムエースで連載された「UTM」において作中に登場，Gジェネにおけるはっきりとした立ち位置の不明な機体から，明確に原作の立ち位置に近い機体へと変化している。（無論，UTMが公式であるとは言い切れないため，純然たる公式の機体とは言いがたいのだが，Gジェネレーション登場の機体よりは，公式に近づいたとしていいのではないだろうか。）

 関連項目

• MS-LEXICON-Wiki/ガンダム・ベルフェゴール

 編集者

• あさぎり

[MS/MA・G]
[モビルスーツ・X-UTM]
[モビルスーツ・Gジェネレーション]

最終更新時間：2016年04月16日 20時38分02秒

 ノート

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