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〔GAT-X105E〕ストライクノワール

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ストライクノワール

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号GAT-X105E
兵器区分ストライカーパックシステム搭載型モビルスーツ
所属地球連合軍(ファントムペイン)
パイロットスウェン・カル・バヤン
製作データ
デザイナー大河原邦男
初出作品機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-
参考文献Newtype 06/04
電撃HobbyMagzine 06/05
GUNDAM FACT FILE ほか

 スペック

項目内容
全高17.72m(頭部アンテナまで)
頭頂高Unknown
本体重量Unknown
全備重量Unknown
重量90.51t(含むノワールストライカー)
ジェネレータ出力Unknown
スラスタ推力Unknown
装甲材質VPS装甲
製造アクタイオン・インダストリー

頭部

 X105Eの頭部には,クライアントであるファントムペインの仕様要求に基づき,近接戦闘行動に特化した構造変更が加えられている。
 外見上,もっとも目を引く相違点はフェイスプレート中央の冷却スリットの位置変更である。従来はフェイスガード中央部に設けられていた二連スリットが,X105Eでは左右に振り分けられている。
 これは,頭部機関砲イーゲルシュテルンが改良されたことによる給弾経路の変更と,新たに搭載された強化型統合センサーシステムのレイアウト変更によって,熱処理ダクトの取り回し配置を再設計する必要が生じたためである。

腕部

 X105Eの腕部マニピュレーターには,アンカーランチャーが新設されたため外からは見ることのできない大きな設計変更が加えられている。
 アンカーはリールに巻き取られたワイヤーに接続され,特殊高分子ポリマー溶液のタンクに包まれた状態でマニピュレーターの肘部より先,下腕内部に収納されている。
 この複雑なランチャーの機構を内装するためには,従来の内部機構のレイアウトを見直し,コンパクトに再設計することが必要となる。もともと,X105シリーズの腕部の性能の高さには定評があったが,それは機構の複雑さ,整備性の悪さなどのデメリットと引き換えに得られたものである。設計陣の奮闘により,X105Eの腕は求められた水準に達することができた。しかし,それは同時にコストのかかるパーツという評価を決定的なものにもしたのである。

 武装

M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器×2

EQS1358 アンカーランチャー×6

 両腕,両脚部に内装されたている。
 対象物にアンカーを貫入,またはワイヤーを絡ませて破壊,牽引するなど多彩な運用が可能である。単分子繊維の芯線を高機能性高分子ポリマー層でコーティングしたワイヤーは,1G環境下で総重量100t前後の敵モビルスーツを捉え,振り回しても切断されないほど高い強度を持っている。

M8F-SB1 ビームライフルショーティー×2

 機動性と瞬発力を求められる近接戦闘では,フルサイズのビームライフルは必ずしも最良の火器ではないため,近接戦闘に特化したX105Eの運用思想にあわせ,フルサイズのビームライフルを短縮化したモデルが用意された。

57mm高エネルギービームライフル(175mmグレネードランチャー装備)

 57mm高エネルギービームライフルはGAT-X102デュエルの専用装備として開発されたもので,連合軍の指向性エネルギー兵器としてはもっとも古い世代のモデルだが,ザフトのパイロット,イザーク・ジュールの搭乗によって度重なる激戦をくぐり抜けてきた実績は,連合・ザフト双方から高い評価を獲得している。
 そのためか,本機は試作兵器でありながら量産モデルに匹敵する異例の生産数を記録し,105Eをはじめとする多数のモビルスーツで使用されている。

AQM/E-X109S ノワールストライカー

  • MAU-M3E4 2連装リニアガン×2
  • MRQ フラガッハ3ビームブレイド×2
  • EQS1358T アンカーランチャー

 詳細は,「ノワールストライカーパック
を参照のこと。

 概要

 GAT-X105E《ストライクE》は,C.E.71年のいわゆるヤキン・ドゥーエ戦役の後にアクタイオン・インダストリーを中心に実施された「アクタイオン・プロジェクト」によって,再建造された第1期GAT-Xシリーズの改装機である。
 機体名の「E」は,進化型であるとの意味からストライクEnhanced(ストライクエンハンスド)と名づけられたもので,通常は単に「ストライクE」と呼称されることが多い。

 地球連合に於いては,ザフトに奪われた4機のGAT-Xシリーズ機を含め,第1期GAT-Xシリーズの再評価の必要性から,これらを再生産している。

 特に前大戦において,大きな戦果を挙げたGAT-X105《ストライク》は,様々な技術検証のみならず,次世代機開発のためのテストベースにも用いられている。その点で言えば,アークエンジェルにおいて運用されたストライクとは装備的にも,また,機体構造的にも異なった機体であると言えるのである。

 生産された初号機[1]は,ストライカーパックのひとつである統合兵装ストライカーパック(I.W.S.P.)を装備した状態で運用試験が行われ,ここで得られたデータを反映させた形で建造されたAQM/E-X09S「ノワールストライカー」を装備し,通常は《ストライクノワール》として運用されることとなった。
 しかし,その本体は改修されたストライクそのものであり,ノワールストライカー以外のストライカーパックの運用も可能なのである。すなわち,「ノワールストライカーを装備している」からこそのストライクノワールの呼称であり,通常「ノワールストライカー以外を装備することを前提としていない」ためにストライクノワールという呼称が常態化してしまっているのである。

 ストライクノワールは,I.W.S.P.の運用データを元に建造された機体ではあるが,基本的には近接戦闘を前提とした機体であり,本来のI.W.S.P.の運用思想とは異なるものである。
 このため,I.W.S.P.の主兵装のひとつであったガトリングシールドなどはオミットされており,取り回しのしやすい装備が中心となっている。

 引用

GUNDAM WAR 不敗の流派 SEED U-S140

 ファントムペインに配備された機体。新型のノワールストライカーを装備。長射程レールガンと大型ソードによって,全ての距離での戦闘に対応できる。スウェン・カル・バヤンが搭乗。

 備考

ストライクノワールとストライクEにおける設定の変化について

 元々,アクタイオン・プロジェクトの設定は,各機体の再生の後,得られたデータを元に改修し,新たな姿になった機体という設定であったが,各種派生作品の登場によって設定が変化している。
 ストライクノワールは,こうした設定変更の影響を直接受けた機体である。
 元来I.W.S.P.を装備したストライク(の改装機)を得られた実戦データからI.W.S.P.の欠点を修正する形で再設計した新型の専用ストライカーを装備した機体こそがストライクノワールという扱いであった。つまり,基本的にはノワールストライカーを取り外すことは想定しておらず,機体名も新型ストライカーを装備した際のVPS装甲の調整によって機体色が「黒(ノワール)」になったことからの命名であった。(従って,ストライクEもノワールストライカーも1機のみという扱いだった。)

 しかし,作品展開が広がると専用ストライカーであったはずのノワールストライカーを装備する機体が複数登場し,さらにベースとなるアクタイオン社による再生ストライクも複数が登場したことから,設定そのものが変更されることとなった。
 現在では,「ストライクE」に「ノワールストライカーを装備」した状態が「ストライクノワール」であり,VPS装甲であるストライクEは,黒色の機体色に変貌するという設定となっている。

機体名について

 ストライク系のストライカーパック装備時の機体名は,基本的に「ストライカー名+ストライク」という名称となるが,I.W.S.P.装備時は,逆になる場合がある。
 ストライクノワールについては,ストライクルージュ同様,当初は機体カラーからの命名であったものが,ストライカーパック由来のものへと設定が変化したため,I.W.S.P.同様のネーミングパターンであるということができる。(なお,他のストライカーパック装備時に,「機体の型式」+「ストライカーパックの型式」と表記されることが多いが,ノワールの場合,そうした表記は見られない。)
 また,正式名称は,「ストライクノワール」であり,「ストライクノワールガンダム」というのは商標上の名称に過ぎない。

 関連項目

 編集者


[MS/MA・G]
[モビルスーツ・STARGAZER]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2017年02月16日 22時10分43秒

 ノート

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脚注

  • [1]備考のストライクEの設定変更の顛末は,スエン機を初号機として無難な扱いにしている。