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〔GAT-01〕ストライクダガー

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ストライクダガー

  • [MS]

データ

機体データ
型式番号GAT-01
兵器区分先行量産型モビルスーツ(戦時量産型)
所属地球連合軍
パイロット連合兵
製作データ
デザイナー大河原邦男
初出作品機動戦士ガンダムSEED
参考文献データコレクション ガンダムSEED下巻
GUNDAM WAR
Gジェネレーションポータブル ほか



 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高18.02m
本体重量Unknown
全備重量Unknown
重量55.31t
ジェネレータ出力Unknown
スラスタ推力Unknown

 武装

M703 ビームライフル(グレネードランチャー付)

ES01 ビームサーベル

75mm 対空自動バルカン砲塔システム・イーゲルシュテルン[1]

 概要

 GAT-01《ストライクダガー》は,地球連合軍(その中心は,大西洋連邦だが)の汎用量産型モビルスーツである。
 プラントとの開戦以降行われた様々な戦闘において,最も戦力差を見せつけられることとなった兵器が,ザフトの投入したモビルスーツ(以下MS)である。これまで連合が主力として用いてたモビルアーマー《メビウス》は,モビルスーツに対して,一説に依れば1対5とも言われるキルレシオの差があったともいわれており,連合側の対抗兵器開発は急務だったのである。
 Nジャマー環境下において,核反応を用いた機材,兵器が使用できなくなった地球連合は,鹵獲したジンを解析し,連合独自のMSの開発に踏み切った。それによって完成したのが,「G」と呼ばれる5機のGAT-XシリーズMSであった。
 幾多のトラブルにより,5機のうち4機までもがザフトに奪取されるという結果となったが,唯一起動したX105ストライクの活躍は,連合製MSの能力を示すには十分な能力を保持していることが実戦で示されたのだった[2]

 本機は,GAT-Xシリーズの開発開始とともにプランニングされた量産MS計画の一端を担う機体であり,GAT-Xシリーズで得られたノウハウを元に開発された機体として,連合の主力を担う機体になる…はずだった。
 だが実は,このGAT-01は,戦時下における機体数の不足と,戦力差の是正のため急遽大量生産された戦時量産の機体にすぎないのである[3]

 結果的に,フレーム構造こそいわゆる100番台の機体であり,系譜としては名称通り,X105ストライクの系譜に連なる機体である。
 しかしながら,ベースとなったGAT-X105の持つストライカーパックによる汎用性などがオミットされており,機体コンセプトから言えば,どちらかといえばGAT-X102に近い機体となっている。そのため,実際にはそのコンセプト通り,「デュエルダガー」の名称が与えられるはずであった。

 しかし,敵に奪われた機体の名称を付けるのは縁起が悪いという事で,唯一連合に残されたGである,ストライクの名称を冠する事となったのである。(なお,デュエルの名称を冠したダガーも後に建造されている。)

 機体としては,可もなく不可もなし,といったレベルの機体であるが,OS(と,ナチュラルとコーディネーターによる技能差)を除けば,ザフトのジン,オーブのM1と同等レベルの機体である。
 しかし,戦時量産の簡易型という位置づけのためか,完成度は高いとは言い難く,初期に大量に生産された後は,次々と改良型の開発が進められていくこととなった。

 純然たるX105の量産機として開発されたダガー(105ダガー/A1ダガー)は,ストライクダガーの本来の姿といわれ,X105で採用されていたストライカーパックシステムに対応しており,(戦時中はわずか23機の投入だが)エースパイロットに配備され大きな活躍を見せた。
 また,ブーステッドマン(あるいは戦闘コーディネーター)用にX105の改良後のOSと同等の能力を持つOSを備えた機体で,ザフトが奪取後に改良を加えたX102デュエルのコンセプトを参考に,連合独自のアサルトシュラウドシステム(フォルテストラ)を装備するロングダガー,そのナチュラル向け少数量産機デュエルダガー,X103バスターのコンセプトを参考に開発されたバスターダガーといった派生機が数多く誕生している。(設計の流用を行った機体も多く,それらの総数は未だ明らかにされていない。)
また,後継機としてダガーLが開発され,このダガーLからも数多くの派生機が誕生している。
 そういった意味でも,本機が連合系量産MSのすべてのひな形といっても過言ではなく,重要な位置づけであることは間違いないだろう。

 引用

GUNDAM WAR 戦いという名の対話 SEED U-S244

 連合初の量産MS。ストライクと同じフレームを使用しており,量産機としては高い戦闘力を持つ。

 備考

ストライクの位置づけ

 実は,ストライクのデータを直接経由した形で建造された機体ではない。
 この点でも「ストライクダガー」のネーミングが,ジンクス的なものから得られていることを示している。
 実際,パナマに配備された機体には,X105のデータは反映されておらず,実質的にアークエンジェルが行ったX105のジョシュア搬入は無駄であったことがわかる。
 この点ではオーブの反主流派が連合との取引でデータを手渡していたことが大きく影響している。

ダガーL

 ダガーLは,105ダガーの後継機というよりは,ストライクダガーのバージョンアップ機がストライカーシステムを採用した,という扱いである。
 これは,安価で急造品であったストライクダガーが一定の成果を挙げたことから,これをバージョンアップした方が,純然たるA1ダガーの量産よりも効果的であったためと思われる。

 関連項目

 編集者


[MS/MA・G]
[モビルスーツ・SEED]
[モビルスーツ・SEED2]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2016年07月10日 20時29分02秒

 ノート

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脚注

  • [1]後に口径が変更された。
  • [2]実際には,機体自体の完成度は高かったが,OSの問題が大きく,実用になる機体ではなかった。たまたま搭乗したコーディネーターのOS改良により実用レベルに達したということである。
  • [3]その点はパナマのマスドライバー攻防戦で明らかになったように,ジン1機に対して3機で当たり,優位に立てるというレベルである。また,この時点では電磁攻撃に対する防衛策がとられていなかったようで,グングニルの攻撃によりすべての機体が機能停止するという結果となった。