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〔FD-03〕グスタフ・カール(小説版)

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グスタフ・カール

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号FD-03
兵器区分治安部隊用量産型モビルスーツ
所属地球連邦軍
パイロット連邦兵
製作データ
デザイナー森木泰弘
初出作品機動戦士ガンダム〜閃光のハサウェイ
参考文献機動戦士ガンダム〜閃光のハサウェイ

 スペック

項目内容
全高22.0m
頭頂高Unknown
本体重量29.0t
全備重量60.0t
ジェネレータ出力Unknown
スラスタ推力Unknown
装甲材質ガンダリウム合金

※スペックは,ガンダムUC版「グスタフ・カール」から。

頭部メーンセンサー

 センサー半径はニューガンダムにも匹敵する性能のよさ。
 メーンカメラはジム,ジェガンと同タイプのゴーグル型を採用。

 武装

ビーム・ライフル

ビーム・サーベル

 両足に一本ずつビームサーベルをマウントしている。

バルカン砲

グレネードランチャー

フレキシブル・シールド

 左肩にマウントされたシールドは前後左右に動き,敵の攻撃から身を守る。

 概要

 RGMシリーズの直系機として開発が進められた機体で,同時期に開発が進められていたRGM-96Xジェスタとは別系統に進化した機体。
 第2次ネオ・ジオン戦争以降,再編が進められた連邦軍の量産機の中核を占めるRGM-89ジェガンに対して,これを補完する形で開発が進められた機体であると考えられ,RGM系列機ではあるが,かつてのRGM機同様「ガンダムタイプの量産型」としての側面を強く持った機体でもある。(一説には,RX-93系の技術を利用して開発された機体とも言われる[1]。)
 性能は量産機としてはきわめて高い部類になるが,本機が配備されたU.C.0100年代は,大型化したMSの恐竜的進化の到達点でもあり,ガンダムタイプや特殊兵装を備えたカスタムタイプMSなどと比較すると力不足は否めないものとなっている。
 重力化における汎用性を突き詰めた機体であるが,一部のガンダムタイプのような飛行性能(あるいはそれに準ずるもの)は持たず,従来通りのサブ・フライト・システムとの連携を前提とした設計である。また,生産設備もRGM-89系を流用できるため,比較的生産性も高いと考えられる。

 武装はこの当時の連邦軍のものをほぼ全て利用可能で,この点でもきわめて汎用性が高いということができるだろうう。

 引用


小説版記述

 連邦軍キンバレー隊の主力モビルスーツ,グフタフ・カールは,かつての量産機ジム,ジェガンなどの設計思想の延長上に位置する汎用型である。基本スペックは,ガンダムタイプにも通じる高さを誇っている。だが,大気圏内では従来のモビルスーツと同様,サポートメカを使用しないと自力飛行は不可能である。

 備考

デザインの変遷

 グスタフ・カールを含む「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」を初出とするモビルスーツは,初めてゲームに登場することとなった「SDガンダムGジェネレーションF」において,全てデザインがリライトされている。
 Ξガンダムおよびペーネロペーは,オリジナルデザインを行った森木泰弘氏によるリライトのため,ディテールの差異など細かい部分(ただし,その数はかなりのものである)の改変のみであるといっても間違いではないが,藤田一己氏によってリライトされたグスタフ・カールとメッサーは,その趣を大きく変えることとなった。
 公国軍系のイメージを残すメッサーはともかく,グスタフ・カールは,機体のイメージすら一新され,小説版の「ガンダムタイプの量産型」というイメージから,「連邦軍の開発したジム系重MS」といったイメージに変化している。(加えて,ガンダムUC版ではカラーリングがより暗く設定されており,ジェスタと印象が近い。)

開発経緯の補足

 グスタフ・カールは,閃光のハサウェイ劇中においては,既に配備済みの機体として登場しており,どのような経緯で開発されたものであるかについては触れられずに終わっている。しかし,その後のゲームやGUNDAM WARのカードなどで,開発の経緯(らしきもの)が触れられるようになっており,現在の考え方はほぼそれらを統合したものである。

 GジェネレーションF以降では,書籍「MSグラフィカ(サンライズ監修)」の分冊の一つ「Ζガンダム編」に登場しており,「GUNDAM EVOLVE../9」と「閃光のハサウェイ」の間を埋めるような設定になっている。(この時点での時代設定は,U.C.0097年で,実はガンダムUCよりも後となる。)
 この「MSグラフィカΖガンダム編」に登場した機体は,反地球連邦組織「EARM」によって奪取された機体という設定であったが,この時点で新鋭機であるグスタフ・カールが単なるテロ組織によって運用される,という状況は考えにくく,場合によってはこの組織に手を貸した人物(または組織)が存在するということになる。
 なお,この資料では,「グスタフ・カールには軽装型と重装型が存在した」という解釈がなされており,その考え方を元にすると,軽装型が小説版のグスタフ・カール,重装型がGジェネレーション版デザインと解釈することもできる[2]

型式番号

 グスタフ・カールの型式番号のFD-03について,どのような理由から登録されたものであるかについては,一切説明された資料が存在しない。現在解説で見られるRGM直系の機体であるとするならば,RGMナンバーである方がスマートではあるので,何らかの原因によって傍流に押しやられた開発計画であったと推定される。(それでも当時の連邦政府の重要拠点であるアデレード近傍の基地に配置されていたこと考えると,量産機としては高い性能を見込まれた部分があるのであろう。)

 関連項目


 編集者


[MS/MA・F]
[モビルスーツ・ハサウェイ]


最終更新時間:2014年07月31日 19時17分26秒

 ノート

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脚注

  • [1]小説版の記述にもあるが,センサー系に関してはνガンダムにも匹敵する性能だとされている。また,小説版のデザインはνガンダム系に近いバランスの機体であり,ガンダム系技術のスピンアウト機と言われても納得できるものではあった。
  • [2]Gジェネ版と小説版の機体デザインの相違についての考察は,「新説/珍説ブチ上げまShow」を参照のこと。