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〔FA-93HWS〕νガンダム・ヘビーウエポンシステム装備型

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νガンダム・ヘビーウエポンシステム装備型

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号FA-93HWS / RX-93[1]
兵器区分汎用増加装甲装備型試作モビルスーツ(NT専用機)
所属地球連邦軍
パイロットアムロ・レイ(予定)
製作データ
デザイナー原案:伊東守(FA-93S)
デザイン:出渕裕
初出作品CCA-MSV
参考文献ガンダムコレクションDX5 ほか

 スペック

項目内容
全高23.0 m(フィン・ファンネル含まず)
頭頂高22.0 m
本体重量27.9t
本体重量32.6t[2]
全備重量87.0t[3]
ジェネレータ出力2980kw
スラスタ推力18300kg x4,12300kg x2
センサ有効半径21300m
装甲材質ガンダリウム合金
黒歴史コード10-9431447

 武装

60mmバルカン

ビーム・ライフル

 νガンダムが通常使用するビーム・ライフル。
 バーストセレクターにより単射,連射の切り替えが可能で,連射時には,ビームを圧縮して間欠的に射出することができ,マシンガン的な仕様も可能である。
 最大出力では,同時期の戦艦クラスの主砲に匹敵する威力を持つ。
 メガ粒子砲の銃身の上にグレネード・ランチャーを装備する。

ミサイル・ランチャー

 本体頭部左右に設置されているユニット。
 内蔵されているミサイルは,グリプス戦役期以降,標準的に用いられるようになったもので,装弾数は少ないものの運用上取扱いしやすいものとなっている。また,多様な弾頭の取扱いも可能であることから,このユニットはマルチ・ディスペンサーとしても利用可能である。当初から多機能型ユニットとして開発されたもので[4],当初構想では,さらに多機能化が想定されており,サイコミュ・グレネードの搭載も検討されていたとされる。

大型ビーム・サーベル

 両端からビームが発生する。
 増幅装置やエミッターに独自の設計が施され,ビームの形状や形成にバイアスやアレンジをかけることができる。

ビーム・サーベル

 左腕に格納されている予備のビームサーベル。左腕部のシールド取付け用ラック内に収納されている。メインのサーベルに較べると,やや出力は低い。
 背部ビームサーベルと異なり,標準的な規格品である。

ハイパー・メガ・ライフル(メガ・ハンド・キャノン)

 H.M.ライフルはマシンガンとしても超長距離狙撃にも対応,サイコミュ援用説あり。

ハイパー・バズーカ

連邦軍の標準的なMS用兵装の同等品をνガンダムに合わせて仕様変更したもの。
射程や弾頭の破壊力なども改善されている。口径は280mm。
バズーカ弾の弾数は5発。グレネイド弾より威力,射撃度は高い。砲身上部にバックパックとのジョイントがある。

フィン・ファンネル

 ガンダムタイプ初のオールレンジ兵器であり,MSが単体で携行できる武装としても屈指の威力を持つ。開放型のメガ粒子加速帯と小型のジェネレータを内蔵し,いわばそれ自体がMSのサイズに匹敵する様なメガ粒子砲そのものである。
 ビーム発生フィールドが広く,ネオ・ジオンのファンネルに較べ,かなり強力なビームの発射が可能である。
 また,3基以上のファンネルを配備し,お互いにフィールドを展開することで,ビーム・バリアとなり,4基以上配置することで,全方位からの攻撃に対しての防御兵装としても利用可能である。

ハイ・メガ・シールド(ウィング・シールド)

 本体長に匹敵する巨大なシールド。
 武装プラットホームを兼ねており,巨大な対艦ロケット・ランチャー(時期によっては大口径メガ粒子砲)が設置されている。
 ベースのシールドが内蔵している小型ジェネレータと大容量のコンデンサシステムを装備している。

シールド

 νガンダムが通常使用するシールド。
 時期によってその運用に差があり,ハイ・メガ・シールド裏面に装着可能とされている場合もある。この場合,ハイ・メガ・シールドが損壊した場合などに取り外して用いると考えられる。
 なお,通常設置されているビーム・キャノンや小型ミサイルが設置されているかどうかは不明。

対艦ロケット・ランチャー

 ハイ・メガ・シールド(ウィング・シールド)に設置された武装。
 資料によっては,大口径メガ粒子砲となっており,時期によって設置兵装が異なる可能性がある。

大口径メガ粒子砲

 ハイ・メガ・シールド(ウィング・シールド)に設置された武装。
 シールド内のコンデンサに蓄えられたエネルギーを放出するタイプの武装で,その威力は一説にはハイメガキャノンなみとも言われる。(無論,放出後はチャージに時間が掛かるため,連射は不可能である。)
 資料によっては,対艦ロケット・ランチャーとなっており,時期によって設置兵装が異なる可能性がある。

 概要

 FA-93HWS《νガンダム・ヘビーウエポンシステム装備型》は,地球連邦軍の外郭機動艦隊ロンド・ベルに配備されたRX-93《νガンダム》の強化プランとして提示された機体である。型式番号として従来の連邦系モビルスーツ同様の「FA」ナンバーが与えられているものの,実際には従来型の「フルアーマー」とは異なり,機能強化型装備といったほうが的確な機体となっている。
 実際,本機に装着されている外装(増加装甲)はそのほとんどが装甲強化のための「追加装甲」ではなく,稼動時間を延ばすためのプロペラントや,機動性強化のための追加スラスタ,そして強化用武装といったものであり,防御力を強化することを念頭に置いた「フルアーマー」とは異なっていることが分かるだろう。特に,脚部装甲は,そのほとんどがプロペラントであり,非常時にはすぐに切り離すため装甲としての意味合いは薄いのである。

 また,装甲強化や機動性強化のみならず,武装も大幅に強化されている。
 この点でも独自の思想が反映されており,従来型のいわゆる「フルアーマー」が本体に直接武装追加を施しているのに対して,νガンダムHWSでは,通常のνガンダムの兵装を強化する形をとっており,主武装にはハイパー・メガ・ランチャーに匹敵する威力を持つハイパー・メガ・ライフルが採用されている。また,シールドも機動性強化などの機能が持たされているほか,火力強化のために武装が設置されている。

開発経緯

 νガンダムHWSは,U.C.0093年に勃発した第2次ネオ・ジオン戦争に投入されたνガンダムの機能強化仕様として開発が進められた機体である。
 元々,νガンダムはアムロ・レイ大尉が自ら来るべきシャア・アズナブルとの決戦に向けて設計した機体であるが,いわゆる「シャアの反乱」において,ネオ・ジオン軍の投入したニュータイプ専用モビルスーツに対抗するにはRGZ-91《リ・ガズィ》では困難であったことから,前倒しして実戦投入されている。
 νガンダムの開発プランには,種々のアイデアがあったとも言われているが,いずれにせよ完成体として実戦投入された機体は,まだまだ発展の余地があったことは疑いない事実である。

 本機は,アナハイム・エレクトロニクスの技術陣から提案されたプランと言われているもので,従来のガンダムタイプモビルスーツに用意された「フルアーマープラン」の発展型として立案されている。
 アナハイム側が提示したのは,第2次ネオ・ジオン戦争が長期化した際に,急遽投入したνガンダムが,急速に旧式化してしまうことに対する機能強化案というものであり,いわゆるフルアーマータイプのプランとは異なり,νガンダムそのもののバージョンアップも想定されていたと思しき部分が,プランのあちらこちらに見受けられるのである。

 プランでは,基本的にベース機であるνガンダムには手を加えず,ガンダムタイプ初のフルスペック・ニュータイプ専用機である特性を最大限に利用するという方向性が提示されており,実際,増加装甲によるνガンダム本体の機能低下については最小限に抑えられている。
 反面,攻撃力は過剰なまでに向上しており,こうした攻撃力に過剰にまで依存する方向性は,グリプス戦役期から第1次ネオ・ジオン戦争当時のモビルスーツの恐竜的進化の影響が残っているともいうことができるだろう。

 一方,ベース機であるνガンダムも「基本的に」手を加えないとされていながらも,実際には完成体としてのバージョンアップが想定されていたと思われる。
 例えば,本機を運用する際に,各種フィードバック機構が設置されており,これらはサイコ・フレームとの連動が前提だったと言われている。同様に各部パーツの運用において,加重モーメントの増加は避けられず,これらに対する反応とまた追従性の向上を意図したものと思われる部分に,駆動系への改良サイコフレームの採用が挙げられる。しかし,νガンダムのサイコフレームは,コクピットフレーム周辺部のみの利用に留まっていたことから,これはあくまでもνガンダム本体の改修プランであったとも考えられる。

 本機は資料によってスペック等が異なっていることが多い。これは,資料そのものが限られているという状況以外にも,本機の開発そのものに複数の思惑が混じり合っており,「それぞれが想定した完成状態」が提示されていただけである可能性もあるのである。(例えば,装備品の違いといったちょっとしたものから,Iフィールド・ジェネレーターの搭載とIフィールドバリアの装備,内装のフル・サイコフレーム化といった大幅な変更まで,多くのプランが見受けられるのである。)
 結果として,本機の開発そのものは迷走していたといっても間違いではないだろう。
 そして,シャアの反乱が早期決着したこともあり,プランそのものも立ち消えとなってしまっている。

 蛇足ながら,近年「νガンダムの完成体」と噂される機体の開発プランにも本機同様のHWSの存在が確認されている[5]。これは,HWSプランそのものが様々な形でνガンダムの開発計画に付随し持ち上がっていたことを示す例だということができよう。

 引用

GUNDAM WAR ベースドブースター3 地球連邦軍 U-220

 νガンダムにヘビー・ウエポン・システムを導入した機体。主武装としてハイパーメガライフルを装備する。また武装や装甲による重量増加に伴い,大推力のブースターユニットを装備している。

 備考

 初出はB-CLUB増刊MS大全集の折り込みピンナップ(FA-93S)で,これがアレンジされ,後にCCA-MSVに分類されるようになった。
 HWSとしての初出は,B-CLUB 027号。元々,明確な設定がないMSであったため,スペックの変化が著しいのが特徴となっている。

データの変遷について[6]

 HWSのデータについては,掲載資料によって大きく異なっている。
 ここでは大まかな変遷について記述する。

MS大全集(Bクラブスペシャル)

 イメージ・ソースとなった?FA-93S「フルアーマー・νガンダム」掲載

B-CLUB 27号(HWSとして初出)

 A.E.提出プランと定義。
 頭部左右のユニットは,ミノフスキー粒子除去用パウダー噴出器と設定される。
 主兵装:メガ・ハンド・キャノン,
 ウィング・シールド(対艦ロケット・ランチャー×2)
 駆動系に改良サイコ・フレーム採用とされる。

B-CLUB 29号

 小林とおる氏による作例掲載(背面初公開,小林氏デザイン)
 νガンダム本体のサイコ・フレームも改良されてることに。
 (これは,27号の解釈の再定義の可能性も。)

EB&MS大全集(Ver.3)

 FA-93HWSの型式番号が冠される。
 ハイパー・メガ・ライフルの表記登場。

G.F.F.#0009

 ミノフスキー粒子除去用パウダー噴出器がマルチ・ディスペンサーに変更。

HGUC

 設定が大幅に刷新される。
 H.M.ライフルはマシンガンとしても超長距離狙撃にも対応,サイコミュ援用説あり。
 M.ディスペンサーはミサイル・ランチャーに,弾頭はΖΖ等の標準的な規格(AMA-13S)を採用。ただし,構想段階ではサイコミュ・グレネード搭載が検討されていた(後のファンネル・ミサイル実用化につながる技術)とされる。
 ウィング・シールドはハイ・メガ・シールドに変更され,設置されていた対艦ロケット・ランチャーも大口径メガ粒子砲に変更されている。
 各部制御はサイコ・フレームとリンク。
 兵装のサイコミュ・アレンジ,I.フィールド搭載,内装のフル・サイコ・フレーム化(RX-0につながる技術か?)も検討されていた。

設定について(サイコフレーム補足[7])

 元々νガンダムのサイコフレームは,コクピットブロック周辺に採用されているという設定であり,これが逆襲のシャア劇中でのチェーンの行動(アムロにサイコフレームを届ける)に繋がっている。

 HWSでは,初出時に「駆動部に改良サイコフレーム」を採用していることから,νガンダム本体の改装も行われていることが想定されており,この点がνガンダム本体の位置づけを微妙なものとしている。
 すなわち,RX-93という機体でありながらも,実質的にはアムロ機ではない(あるいはアムロ機の完成体)可能性が示唆されているのである。
 実際,初案ではアナハイム・エレクトロニクス側からの提案であり,アムロが提案した設計プランを独自に改良したことが伺え,これが後のフル・サイコフレームバージョンへと繋がったとも考えられる。(あえていうならば,マスターグレードのνガンダムVer.kaが相当するだろうか。)

 関連項目


 編集者


[MS/MA・F]
[モビルスーツ・CCA-MSV]


最終更新時間:2015年05月10日 08時06分12秒

 ノート

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脚注

  • [1]GUNDAM WAR NEX-A 00/U BL010P
  • [2]EB/MS大全集/HGUC/ガンダムコレクションDX5
  • [3]B-CLUB 0027
  • [4]初出の「ミノフスキー粒子除去用パウダー噴出器」であるが,当時からミノフスキー粒子の設定が変化しており,現在のような素粒子的位置づけである場合に「パウダー」(これがなにを意味するのかが不明である)でこれを除去できるのか,という点に疑問があるため,ここでは無視している。
  • [5]これは,Hi-νガンダムHWSのこと。
  • [6]ギムGさん。あさぎりによる一部修正。
  • [7]あさぎり