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ギラ・ズール(隊長機)
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | AMS-129 |
兵器区分 | ネオ・ジオン軍量産型モビルスーツ |
所属 | ネオ・ジオン軍残党「袖付き」 |
パイロット | 「袖付き」パイロット |
製作データ | |
デザイナー | カトキハジメ |
初出作品 | 機動戦士ガンダムUC |
参考文献 | 1/144HGUC ギラ・ズール インストラクション他 |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 20.0m |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | 21.8t |
全備重量 | 55.2t |
ジェネレータ出力 | 2470kW |
スラスタ推力 | Unknown |
スラスタ総推力 | 62100kg |
センサー有効半径 | 18200m |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 |
※スペックは一般機のもの
武装
ビーム・マシンガン(グレネード弾装備可)
銃口からペレット上のビームをマシンガンのように連射する。銃床下に,単独でも榴弾を射出可能なグレネード・ランチャー・ユニットを取り付ける事が可能。
手榴弾(ハンド・グレネード)
MSの腕を使って投擲する手榴弾。原始的ではあるが,あらゆる局面で一定の効果が期待できる標準的な武装。時限,磁気,接触,熱感知など複数のモードで反応する信管も装備できる。
ロケット推進擲弾(シュツルム・ファウスト)
一年戦争の頃から運用されていた使い捨ての簡易型ロケットランチャー。
本来はコストパフォーマンスが高い携帯用の武装として普及したが,「袖付き」では命中精度向上のため,グリップやサイトを増設している。
ビーム・アックス(ビーム・ホーク)
近接戦闘用の斬撃,刺突ビーム兵装。
ビーム・エミッターを二基内蔵しており,斬撃用の鉞状のビーム刃のほか,貫通力の強いピック状のビームを形成でき,状況によって使い分けることができる。
シールド
概要
ネオ・ジオン軍残党「袖付き」が運用した量産型モビルスーツ。
元々は,AMS-119ギラ・ドーガの後継機として開発が進められていたが,U.C.0093年の第2次ネオ・ジオン戦争時には間に合わなかった機体である。
開発は,アナハイム・エレクトロニクスのグラナダ支社で,ギラ・ドーガ同様に旧ジオン系技術者によるものであった。
外見はオーソドックスなジオン系の機体であり,まさにギラ・ドーガの発展型といった姿であるが,逆に言えば,ギラ・ドーガの発展型という範疇を超える機体ではないということでもある。
本来,ネオ・ジオン軍の主力として開発が進められていた機体であるが,ネオ・ジオンの崩壊によって開発計画が打ち切られるはずの機体であったギラ・ズールを,袖付きは蜂起に際して「象徴」として欲していたという理由から,開発を継続させたのである。
このため,資金規模や組織規模の面で,完全な新規設計機を依頼することが困難であったため,ギラ・ドーガのバージョンアップとしてのギラ・ズールが誕生したのである。
このため,ギラ・ズールの設計には様々な古い部分が存在している。その一例が「アーム・レイカー」と呼ばれる操縦システムである。
これは,MSの開発において重要な位置づけをしめるOSをギラ・ドーガのものを流用していることに端を発している。アーム・レイカーは微細な操作を行うことが可能であるが,その反面,戦闘時の衝撃などで手が離れやすく,連邦軍のMSは,僅かな期間のみで採用を取りやめたものである。これを変更しなかったのは,武器関係の操作などマニピュレーター周りのOS部分が,新規建造時にネックになったためと考えられる。
また,機体各部のパーツ類もギラ・ドーガと共用のものが多く,こうした部分からもコストカットが行われたことがわかる。
しかしながら,元々高い評価を得ていたギラ・ドーガのアッパーバージョンだけあって,ギラ・ズールの完成度は非常に高いものとなっている。
ギラ・ズールの部隊長機として用意された機体は,従来のジオン系MSの慣例に則り,頭部にブレードアンテナが装備されている。
引用
備考
関連項目
編集者
[MS/MA・A]
[モビルスーツ・ユニコーン]
最終更新時間:2012年11月03日 20時30分46秒
ノート
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脚注