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〔AEU-09〕AEUイナクト

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AEUイナクト / イナクト

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号AEU-09
兵器区分AEU量産可変型モビルスーツ
所属AEU
パイロットAEU兵
製作データ
デザイナー福地仁
初出作品機動戦士ガンダムOO
参考文献HobbyJapan 2007/11

 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高17.6m
本体重量66.8t
全備重量Unknown
ジェネレータ出力Unknown
スラスタ推力Unknown

※スペックは,イナクト(デモカラー機)のもの。

頭部

 額に光学カメラを備え,カメラアイにはセンサー素子がプリントされた頭部となっている。

ウエポンベイ

 脚部は空洞であり,ウエポンベイになっている。
 通常はミサイルなど長距離武装が収納される。長距離ミッションでは予備の燃料を搭載したり,多目的に使用することが可能である。

 武装

リニアライフル

 本機のメイン武装。
 銃の後部に装着したバッテリーにより電磁加速した実弾を撃ち出す。
 ビームライフルほどの威力はないものの,その破壊力はモビルスーツ戦において充分なものである。開発計画では本隊が受信した太陽光発電のパワーをそのまま銃へ供給することが予定されていたが,実現はしなかった。
 変形時は機首となるため,空力が考慮された形状となっている。

ソニックブレード(プラズマブレード)

 本機の格闘戦における主武装。超硬質カーボン製の剣。
 刃の部分は高周波振動しており,高い切断能力を持つ。また,刃の周囲からプラズマ波を伸縮させることでプラズマソードとしても使用可能である。
 出力を高めれば,ガンダムのビームサーベルと(一時的ながら)つばぜり合いをすることも可能。

ディフェンスロッド

 敵からの攻撃に対し,その着弾の角度を調整して跳弾を狙う盾。
 重い盾を装備できない飛行機体ならではの装備で,使用時には,腕の軸を中心に稼働する。仮に正面から攻撃を受けた場合には,ロッドが折れてしまうこともある。
 飛行形態では使用しないため,飛行形態のみのミッションでは通常は装備されない。
 プラズマフィールドを展開することも可能。

20mm機銃

 股関節に内蔵された円形パーツの左側に装備された実弾機銃。
 飛行時に敵ミサイルの迎撃に使用されたり,人型時の対人,対車輌など,大きな火力を必要としないときに使用される。
 威力がない代わりに連射が可能であり,その利用価値は高い。
 一方,対モビルスーツ戦闘では,牽制目的の使用がほとんどである。

 概要

 AEUが主力量産機であるヘリオンの後継機として開発した新型モビルスーツ。
 西暦2307年にロールアウトし,次代を担うMSとして期待されていたが,そのお披露目の日にガンダムに介入され,デモンストレーション機が破壊されるという不運な滑り出しとなった。
 しかし,その基本設計は,高い評価を得ていたユニオンのフラッグが参考となっており,フラッグ同様装備変換無しでの飛行形態/MS形態の変形が可能であるなど,完成度は高く,その後のAEU部隊は急速にイナクトへの機種転換が進むこととなった。

 最大の特徴は,太陽光発電システムによって生産された電力を軌道エレベーターからダイレクトに供給するシステムである。これにより,電力の供給範囲内であれば理論上無制限に近い活動時間を持つことができるとされている。この点は,燃料を機体装甲に取り込むことで稼働時間を延ばしたフラッグとは逆の発想であり,優れた設計であるといえるだろう。

飛行形態

 リニアライフルを機首に,腰部から上体を折り曲げて変形する。
 フラッグを参考にしただけあり,変形パターンもほぼ共通となっている。

 引用

Newtype 2007/11付録

 イナクトの量産タイプ。へリオンに変わり(編註:この場合「代わり」だと…),AEUの主力モビルスーツとして実戦配備が進められている。デモンストレーション機との違いは,頭部アンテナの枚数とカラーリング。武装や性能面では基本的に違いはない。

 備考


 関連項目

 編集者


[MS/MA・A]
[モビルスーツ・ガンダムOO]


最終更新時間:2012年06月03日 02時57分23秒

 ノート

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脚注