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ゼータプラス・ペネトレーター(モックアップ)
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | AECD-model744-P |
兵器区分 | 対MS格闘戦仕様可変モビルスーツ |
所属 | アナハイム・エレクトロニクス |
パイロット | 無し |
製作データ | |
デザイナー | 模型作例(製作:射尾卓弥) |
初出作品 | ModelGraphix 2002/03 |
参考文献 | ModelGraphix 2002/03 |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | Unknown |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | Unknown |
全備重量 | Unknown |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
武装
大腿部ビーム・カノン
ビーム・バスタードソード
ロング・ビーム・ライフル
ビーム・キャノン
概要
U.C.0090年,第1次ネオ・ジオン戦争後の軍需削減の流れのさなか,アナハイム・エレクトロニクス社のキャリフォルニア事業部(AECD/Anaheim Electronics California Department)が事業部の生き残りをかけて独自に計画した新しいモビルスーツの運用形態としてのストライクパッケージ(多機種の戦闘航空機による一個戦隊)が,『Ζプラス戦爆連合〜WAVE RIDER FLEAT(以下,WAVE RIDER FLEAT)』である。
このプランでは,Ζプラスの既存機の機体設計を流用したバリエーション機を4又は5機種開発し,これらによって構成される一個戦隊をひとつのパッケージとして運用するというものであった。このプランでは,モビルスーツの最大の欠点である展開能力の低さを可変モビルスーツ(TMS)の可変能力で補うことを前提としただけでは無く,各種戦闘に対応した「航空機としてのTMS」を複数種開発することで,各種状況に対応した一つの部隊として売り込むことを目的としたAECDの販売戦略となっていた。
WAVE RIDER FLEATでは,それぞれの機体に明確な役割分担が存在している。
まず,大出力ビーム兵器を装備した砲兵仕様機が戦端を切り開く。遠距離からの大火力砲撃によって対空・対地攻撃を行い,敵戦力に対して先制ダメージを与えるのである。
ミッションによっては,これに続いて爆撃仕様機が同伴し,地上戦力に対する対地攻撃を集中的に行う。この対地攻撃が終了すると,砲撃仕様機や爆撃仕様機の支援を行っていた制空戦闘仕様機が本格的な空中戦闘に突入するのである。一方,残存した地上車両やモビルスーツに対しては,対モビルスーツ格闘戦仕様機がモビルスーツモードで対応を行うこととなる。この格闘戦仕様機は,場合によっては敵拠点への侵攻も行うこととなる。
そして,これらの機体を統括する空中指揮機は,指揮管制のみならず,電子支援もおこなうこととなる。
つまり,WAVE RIDER FLEATとは,これらをひとつのパッケージと考えた際の名称なのである。(プラン上の最大想定では,砲兵仕様4機,爆撃仕様4機,制空仕様3機,白兵仕様3機,空中指揮機1機という構成になっている。)
本機,「ゼータプラス・ペネトレーター」は,WAVE RIDER FLEATにおける対モビルスーツ格闘戦仕様機としてプランニングされた機体である。
ペネトレーター仕様が作戦領域での敵モビルスーツを直接排除することを主眼としたのには,他の機体がいずれも航空機としての能力の特化や,比較的長距離からの砲撃戦を前提とした機体であるため,既にモビルスーツが戦場の中心的役割を果たすことが当たり前となったこの時代において,肝心のモビルスーツに対する対応能力に低いものとなってしまっているという問題点を抱えていたことにある。このため,ペネトレーター仕様では,従来型の可変モビルスーツの発想をそのまま推し進め,ウェイブライダー形態への変形は展開能力の確保にとどめ対モビルスーツ戦闘能力の強化を行ったのである。この開発コンセプトは,「ゼータプラスタイプ」の機体としてはある意味異色であるが,WAVE RIDER FLEATという一つのパッケージで見た場合,極めて重要な機体だということが言えるのである。
従来ゼータプラス系列ではあまり考慮されていなかった対モビルスーツ戦闘能力の向上のために,内部構造の強化,センサーカメラ類の性能アップ,関節駆動機構の出力向上のなどのモビルスーツ形態での運用を考慮した装甲強度や剛性のバランスが再調整されているのがペネトレーター仕様の最大の特徴である。(ただし,外観的な相違点はそれほど大きくはない。)
しかしながら,この機体は従来機からの改装点が細かいながらも多岐にわたることとなってしまい,新造機が前提とされており,AECDのデモンストレーション時も部分改装によるデモンストレーション機の展示は行われず,基礎設計段階の図面を元にしたモックアップ(機体番号は,従来機の体裁を踏襲したNo.666が当てられていた)が展示されるにとどまっている。このため,実際に実機が完成した場合の装備については,未だ不明な部分も多く,モックアップに設置されていた武装のすべてが踏襲されるかどうかも疑わしい状況であった。
また,一説には,人工知能技術を応用したコントロールシステムが装備されるとも言われるが,詳細はごく一部のカスタマーを除いて公表されていない。
引用
ModelGraphix 2002/03(抜粋)
進出先での敵MSを直接排除することを主眼においた,対MS格闘戦仕様機がΖplus Penetraterである。制空仕様が航空機としての能力を優先させ,また砲兵仕様がその重武装ゆえにバランスを崩しており,ともに対MS戦能力が犠牲になっているのをカバーするため,MSとしての能力に特化しての各部のチューニングを進めた機体となっている,Ζプラスとしても異色の機体となっている。
備考
厳密には「型式番号」ではなく,AECD内での登録コードである。
関連項目
編集者
[MS/MA・A]
[モビルスーツ・MG誌]
最終更新時間:2014年10月05日 16時11分16秒
ノート
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脚注