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クレイ・バズーカ
- [武器]
データ
製作データ | |
---|---|
デザイナー | 永野護? |
初出作品 | 機動戦士Ζガンダム |
参考文献 | 電撃HobbyMagzine 06/07 |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
制式番号 | AE/ZIM.C-BAZ-531 |
兵器区分 | クレイバズーカ |
所属 | エゥーゴ |
運用MS | RMS-099 リックディアス MSN-00100 百式 MSK-008 ディジェ |
推奨ジェネレータ出力 | / |
口径 | 300mm |
総弾数 | 5(標準弾倉) |
出力 | / |
概要
AE/ZIM.C-BAZ-531クレイ・バズーカは,AE/ZIM社が開発したモビルスーツ用バズーカ砲である。U.C.0087年のグリプス戦役の際に,エゥーゴが運用していたモビルスーツ,RMS-099《リック・ディアス》やMSN-00100《百式》などでの運用が確認できる。
開発した,AE/ZIM社は,もともとジオン生え抜きのメーカーだったツィマット社が,一年戦争終結後に急速に業績が悪化したため,かつては敵であった地球連邦資本のアナハイム・エレクトロニクス社に支援を要請し,吸収合併されて誕生した会社である。このため,一年戦争当時に開発された,MS-09R《リック・ドム》などのいわゆるドム系で運用されたジャイアント・バズと呼ばれるバズーカ砲の運用実績があったことから,極めて高い完成度の武装となっている。
本機が運用されたU.C.0087年頃は,既にモビルスーツ用武装は,ビーム兵器が主流となっており,実体弾兵器は極めて少ない状況であった。このため,本機の開発においては,これらビーム兵器との差別化が求められており,特に本機の誕生当初は敵モビルスーツの鹵獲を目的としたHESH(ヘッシュ=high explosive squash head / 高性能粘着榴弾)が好んで多用されたことから,「クレイ・バズーカ」との名称がつけられたのである。(HESHはその特性上,命中時の状況があたかも粘土を標的に叩き付けたかのように見えるのである。)
無論,様々な弾頭を用いることは可能であり,用途に応じたマガジンも用意されてはいるが,カートリッジを多数保持したまま運用は困難であるため,通常は出撃に際して必要なカートリッジを装着したまま使い切る形となる。
なお,クレイ・バズーカは,あくまでもAE/ZIM社によるエゥーゴ系モビルスーツへの装備であったため,グリプス戦役後は姿を消していくこととなる。この点から言えば,従来型のハイパーバズーカの改良が進んだともいえるのだろう。
引用
備考
関連項目
編集者
最終更新時間:2015年07月13日 19時23分39秒
ノート
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脚注