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〔型式不明〕Gアーマー(リアルタイプカラー)

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Gアーマー(リアルタイプカラー)

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号型式不明
(G-P.A.R.T.S.)
兵器区分モビルスーツ支援戦闘機
所属地球連邦軍
パイロットセイラ・マス
スレッガー・ロウ
製作データ
デザイナー大河原邦男
初出作品機動戦士ガンダム
参考文献ガンダム占い0079〜0080
GUNDAM WAR
MS大全集 ほか

 スペック

項目内容
全高Unknown
全長28m
頭頂高-
本体重量Unknown
全備重量Unknown
重さ120t
ジェネレータ出力Unknown
スラスタ推力Unknown
速度マッハ3.5

 武装

ビームキャノン

ミサイルランチャー

 概要

 《Gアーマー》は,RX-78《ガンダム》のサポートデバイスである「Gパーツ」とガンダムによって構成された運用形態のひとつで,ガンダム本体をGパーツで包み込むという形態のことである。
 ガンダムの長距離輸送を主眼とした形態で,その名称については「ガンダムのモビルアーマー形態」としての意味がある,という説もあれば,Gパーツによってガンダムを防御するための装甲(アーマー)である,という説もあり,定説を見ない。

 分離(ボルトアウト)は全てコンピューター操作により約15秒で完了するが,時速600キロ以下でこの操作を行うと失速してしまうという問題を抱えているものの,それ以上のスピードを維持していれば戦闘中でも自由にボルトアウトが可能である。

Gパーツ

 Gアーマーを構成する各パーツ(特にGファイターを分割したA/B両パーツ)のことを指して,Gパーツと呼称することが多いが,かつてはGパーツという呼称以外にもGメカと呼称されることもあった。近年はGパーツと呼ばれることの方が多いが,Gメカといった場合,それぞれの用語の意味が明確化するため,これを頑なに使用する場合も散見される。
 Gメカとは,「GUNDAM support MECHANISM[1]」から来ている用語で,ガンダムのサポートシステム全体を表すものである。(従って,この場合には,実際にはGパーツだけを意味するとは限らない。)

 一方,Gパーツとは「G-Practical Advanced Research for Tactical System」の略で,「G-P.A.R.T.S.」と表記され,ガンダムを中核とした戦術システムの開発研究における各種試験パーツを意味すると言われる[2]。ここでは,GファイターのAパーツを「Armament-Parts」,Bパーツを「Booster-Parts」と位置づけており,それぞれのパーツの用途にまで踏み込んでいる。(ちなみに,この場合には「Gメカ」とは,「G-Multiple Expansion of Changeable Armaments=多目的拡張可変武装群」と位置づけられる。)

 Gパーツの型式については不明であるが,この「G-P.A.R.T.S.」を型式代わりに使っている事例も存在する[3]ため,実際のところは運用における型式が存在しない可能性もある。

各パーツの特徴

 Aパーツは,Gパーツのコントロール系を担うとともに武装のほとんどを集約したパーツである。
 上部に2門のビームキャノン,機首にミサイル発射口2門が設置されており,これだけでも単体のモビルスーツの攻撃力に匹敵するものとなっている。
 Aパーツはその機体構造上,ガンダムの頭部が挿入される部位となるため,内部構造にかなりの余裕がある。逆に言えば,残りの部位にGパーツとしての機能を集約しているため,極めて高密度に各種機能が実装されているということになる。特にビームキャノンは,一説にはガンダムの3倍(約45〜50発)の連続射撃が可能と言われており,このためのエネルギーキャパシタの実装についても熟慮されたものとなっている。

 Bパーツは,Gパーツの推力系を担うパーツである。Aパーツの単独飛行は重力下では困難であり,サブスラスタを用いた空中換装時の機体位置修正程度である。
 一方でBパーツは,Gパーツのみならずガンダムまで含めた重量を超音速で飛行させるために極めて強力なスラスターを有しているのが特徴となっている。(なお,Gアーマー時の最高速度がマッハ3.5と言われるが,これが大気圏内かどうかについては明言されていない。)
 Bパーツにはウェポンベイが設置されており,ミサイル発射管を設置したり,爆弾を設置すると言った運用も可能である。(なお,ガンダムドッキング時の運用については限定的と考えられ,この場合,ウェポンラックとなるのはガンダムの両足の隙間に位置するものと考えられる。
 Bパーツの主スラスターは機体後部の4発であるが,そのプロペラントは限られており,熱核ジェット運用でない場合,航続距離は限定的となってしまう。
 一方,サイドに設置された主翼はサブエンジンブロックごと回転可能で,前後双方で機能するように考慮されている。(Gファイター形態で,ガンダムのサブ・フライト・システムとして運用する場合,Gアーマー時と同じように,半回転して垂直尾翼が下向きになっっている。)

 なお,Gパーツは,これらA/Bパーツによって構成されるが,下部無限軌道については,基本的にAパーツに装着されるものの,Bパーツに装着することも可能である。

運用バリエーション

 Gパーツは,先述した様にガンダム本体を含めたひとつのシステムとして機能しており,それらの組み合わせで様々な形態を取ることができる。すなわち,GパーツA,GパーツB,ガンダムAパーツ,コア・ブロック,ガンダムBパーツの5つのパーツの組み合わせで,多彩な運用が可能なのである。
 これは,試作機として建造されたRXシリーズそのものが比較的柔軟な構造(コア・ブロックの換装が可能であったこと)であったことと,Gパーツそのものが様々な状況を想定した柔軟な運用が可能であったことから行うことができるようになったもので,いくつかの運用形態は,実際に現場が提示したものであり,開発時に想定されていなかったものである。

形態GパーツAガンダム
Aパーツ
コアブロックガンダム
Bパーツ
GパーツB
Gアーマー
Gファイター
Gブル
Gブルイージー
Gスカイ
Gスカイイージー
ガンダムスカイ
 ご覧の通り,想定されるほぼ全ての運用が実施されており,それぞれの長短がホワイトベース隊による運用で確認されている。
 結果として,Gパーツの有用性に対する評価は一定のものが得られており,特にGパーツそのもののフレキシビリティーは,後にバリエーション機を複数生み出すに至っている。

特徴と運用について(Gアーマー)

 Gアーマーの運用については,基本的に現場による様々な提案をそのまま実施していたという側面が強い。
 これは,Gパーツそのものを運用可能な環境が限られており,ジャブローを始めとする開発拠点で行われた試験のほとんどがシミュレーションによるものであったことも影響している。
 そもそも「ガンダム」を運用している部隊そのものが少なく,特にGパーツとの連携運用を前提としたRX-78タイプを運用している部隊は事実上ホワイトベース隊に限られていたという事情があり,実質的な運用はホワイトベース隊のアイデアに任されていたともいえる状況であった。

 例えば,Gアーマー時の運用においては,ガンダムの左右腕部が剥き出しになってしまうため,側面からの攻撃を受けた場合,接合部から大きなダメージを受けてしまう可能性があり,ガンダムの腕部にジョイントを設けることでシールドによる防御を実施することとなったが,ボルトアウト時に片方(右腕部)のシールドが事実上の使い捨てとなってしまう問題が生じていたが,これを解決したのは,ガンダムのパイロットであるアムロ・レイ少尉のシールドを2枚重ねにするという提言であった。(このジョイントは直ちに製作されている。)
 他にも,機能としては用意されていたものの実際の運用は想定されていなかった空中換装を実現するなど,ホワイトベース隊の運用によって様々な運用ノウハウが構築されていったのである。

 本機は,連邦宇軍のシミュレーターを使ったデータ分析などを行う戦術戦闘研究隊の施設で行われたシミュレーターによる試験に用いられたカラーリングパターンである。実機の建造については確認されていない。

 引用


 備考

 リアルタイプガンダムは,かつて描かれたポスターの敗色をベースにMSV-Rにおいて新規設定として書き下ろされた。
 また,リアルタイプGファイターもガンダムともにMG版のディテールをベースに新規書き下ろしとなった。

 関連項目

 編集者


[MS/MA・不明]
[モビルスーツ・MSV-R]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2016年11月12日 23時52分58秒

 ノート

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脚注

  • [1]モビルスーツバリエーション3 連邦軍編
  • [2]MG Gファイター インストラクション
  • [3]ビルドファイターズトライのGボンバーであるため,一応は例外的措置である(^^;