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ダブル・ビーム・ライフル
- [武器]
データ
製作データ | |
---|---|
デザイナー | 明貴美加 |
初出作品 | 機動戦士ガンダムΖΖ |
参考文献 | 1/100MG ΖΖガンダム インストラクション ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
制式番号 | 型式不明 |
兵器区分 | ビーム・ライフル |
所属 | エゥーゴ |
運用MS | MSZ-010 ΖΖガンダム |
推奨ジェネレータ出力 | Unknown |
口径 | Unknown |
総弾数 | Unknown |
出力 | 21.2MW(10.6MW×2) |
概要
エゥーゴの攻撃型可変モビルスーツMSZ-010《ΖΖガンダム》の専用ビーム・ライフルとして開発されたもの。その名の通り,砲身が2本あるのが特徴となっている。
専用武装ではあるが,厳密に言えばMSZ-006《Ζガンダム》のシールドのような可変用サブユニットに相当するパーツであり,ΖΖガンダムの分離・変形システムにおてAパーツの機首を構成するユニットとなっている。このため,ビーム・ライフル形態の後端部にAパーツ用のコクピットユニットが設置されている。(ただし,Aパーツそのものはドッキングしたコア・ファイターによるコントロールも可能であり,必ずしもダブル・ビーム・ライフルをコクピットとして運用する必要はない。また,可変機構そのものにも影響を与えるものではない。)
元来,ΖΖガンダムは,2機の戦闘機を合体変形させることで強力な機体として運用するコンセプトで開発を進められていたが,諸事情から出力系に問題があり,最終的に機体を3分割し,さらにダブル・ビーム・ライフルを採用,ここにもジェネレータを搭載することで,極めて高出力のモビルスーツとして誕生したといういきさつがある。
このため,ダブル・ビーム・ライフルは,本体に内蔵されている独自のジェネレータの出力を直接攻撃用途に回すことができる上に,本体からのエネルギー供給も可能であるため,高い攻撃力を有しているだけではなく,Eパック等による制限を受けないことから連射も可能となっている。このため,ビーム・ライフルと命名されてはいるが,実質的に手持ち式の高出力メガ粒子砲と言うことができる。
単独でハイパーメガランチャーに匹敵する威力を持つ武装でありながら,通常型のビーム・ライフルとそれほどサイズが変わらないこともあり取り回しが容易いことや,本体にジェネレータを持つため,出力のマニュアル調整が可能(ビームの収束率の調整も可能とされる)と利点が多いものとなっている。
無論,こうした長所だけでは無く,その強力な出力のために砲身の寿命が短いという欠点も抱えている。出力にもよるが,最大200発程度で砲身を交換する必要があるだけではなく,高出力で連射した場合,砲身寿命を待たずして砲身そのものが融解してしまうような危険性もかかえているのが実情である。
また,Aパーツのコクピットとして運用した場合,モビルスーツ形態時にはコクピット内パイロットは,攻撃の際に振り回されることとなり,高いGと急激な方向転換,さらにはダブル・ビーム・ライフルそのものの耐久性の問題などから,命の危険にさらされる可能性が高くなってしまう。(このため,一説によるとセンサユニットを搭載した無人機仕様のライフルも存在するらしい。)
威力に関しては,第1次ネオ・ジオン戦争において実際に証明されており,1射で複数の敵機を撃墜した,かすめただけで装甲を溶解させた,大気中で敵機のビームが到達するよりも遙かに遠距離から攻撃可能だった,といった様々な(驚異的な)記録が残されている。
本武装は,いわばΖΖガンダムというモビルスーツの存在があってこそ成り立つ兵器である。このため,後継となる武装そのものは存在しないが,こうした高出力兵器が登場したことで,モビルスーツそのものが搭載する兵器の高出力化が加速度的に進むこととなった。
引用
備考
関連項目
編集者
最終更新時間:2016年10月15日 04時22分35秒
ノート
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脚注