- 追加された行はこのように表示されます。
- 削除された行は
このように表示されます。
>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔型式不明〕コアファイター（∀）]]
!!!コアファイター
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,型式不明
,兵器区分,
,兵器区分,小型航空機
,所属,ミリシャ
,パイロット,ロラン・セアック
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,デザイン：シド・ミード / 作画用クリーンナップ：重田篤司
,デザイナー,デザイン：シド・ミード{{br}}作画用クリーンナップ：重田篤司
,初出作品,∀ガンダム
,参考文献,GUNDAM WAR
,全高,UN
,頭頂高,UN
,本体重量,UN
,全備重量,UN
,ジェネレータ出力,UN
,スラスタ推力,UN
∀ガンダムのコアファイター。
∀ガンダムの腰部装甲とコクピットブロックが分離した小型戦闘機。恐るべき戦闘能力を持つターンXの攻撃の前に，機体を放棄せざるをえなかった為，緊急脱出に使用された。
!1/100 ∀ガンダム インストラクション
∀ガンダムのコクピットブロックは，緊急時には脱出カプセルとして機体から分離して戦線を離脱することが出来る。その場合，腰部前面の装甲がコクピットブロックと供に分離し，フライトパネルとして機能する。コクピットユニットおよびキャノピーは回転して飛翔位置に固定される。この形状における戦闘能力は未知数である。
!Gジェネレーションポータブル
∀ガンダムのコア・ファイター。
同機のコックピット・ブロックと左右の腰部アーマーが分離・変形した戦闘機である。
あくまで緊急時の脱出用装備であるため，航続距離は短く，耐久力も低い。
ただし運動性は良好であるため，ミサイルを装備して戦闘に用いられたこともあった。
!ガンプラターンエース 2007Summer（MG∀初回限定）
腰のコクピットは，分離変形してそのまま脱出用小型飛行艇となる。ターンXに捕らえられそうになったロランが，寸前で分離して脱出した。
//設定を踏襲し，キットでもフロントアーマーをスライド・回転させると翼となる。
!小説(福井版)描写抜粋
ノイズを走らせながらも，まだ機能しているパネルに〈CORE-FIGHTER EJECT〉の文字が点滅していた。〈ターンA〉のコクピットに装備された脱出機構が作動したのだろう。コクピット・ブロックの左右についた腰の装甲が翼の役を果たし，コアファイターと呼ばれる小型戦闘機を形成すると，Iフィールドを発生させつつ降下角度を修正する。ロランが手を下す必要もなく，自動制御で本体から離脱したコアファイターは，手足を失った〈ターンA〉が落下してゆくのを尻目に，機体を維持できる速度で地上への降下を開始した。
----------
南北のアメリア大陸を繋ぐ半島の突端，ポートベロ領の岩場地帯に着陸したコアファイターは，数日のうちに周囲の砂を引き寄せ，傷ついた機体を埋もれさせていった。
磁石に吸い寄せられる砂鉄のごとく，コアファイターを完全に被覆した砂は，一週間後には巨大な岩の塊を形成し，まわりに転がる岩と見分けがつかなくなった。サバイバル・キットの中にあった戦闘食の缶詰で飢えをしのぎつつ，ロランは見るとはなしにコアファイターの様子を窺っていたが，接合ブロックに溜まった砂が基盤の配列に似た幾何学模様を描き出し，金属的な光沢を放ち始めるのを見るに至って，観察の意欲を失った。
�牾�(コア)�瓩箸いμ樵阿�示す通り。周囲の砂に含まれるナノマシンに干渉し，アーキテクチャを書き換えたコアファイターは，自らを核にして再び〈ターンA〉の機体を構成してゆくのだろう。今は直径五メートルほどの岩の塊でしかないが，百年，あるいは千年後には巨大な岩山に成長し，岩の外殻の下に〈ターンAガンダム〉を復活させる。その時，それは巨大な人型の石像になって，千年後の人間たちから畏敬の目を向けられるのかもしれない。
ビシニティの住民に崇められたホワイトドールのように――。時の螺旋が一巡し，スタート地点に戻ったのだと理解したロランは，いっさいの興味をなくしてコアファイターから離れた。